眩惑的な場面転換や時間と空間の大胆な連続性解釈は
初見の方は面食らうかもしれません。
その辺は幻想篇が上手いこと準備体操になってる気がするんですよね、この三部作。
そういう意味でも単体ではなくぜひ三作揃えてお楽しみいただきたいところです。
エピソード単体の完成度だけでなく、お話同士が絡み合って
壮大なムゲンの八畳お座敷に収束していくクライマックスの流れには打ちのめされました。
圧巻の構成とコマ割りとストーリーテリングの極まった幻想奇譚は
正に逢魔のごとき読書体験!
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夢幻紳士 逢魔篇 単行本 – 2006/4/15
高橋 葉介
(著)
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- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/4/15
- ISBN-104152087161
- ISBN-13978-4152087164
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/4/15)
- 発売日 : 2006/4/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 190ページ
- ISBN-10 : 4152087161
- ISBN-13 : 978-4152087164
- Amazon 売れ筋ランキング: - 280,269位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態が心配でしたが、表紙の角のわずかな
ひしゃげている部分以外は思っていたより
綺麗な新品が届きました。
ひしゃげている部分以外は思っていたより
綺麗な新品が届きました。
2011年12月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の始まりから締めまで最高にすっきりまとめられています。
飲み屋の一室で夢幻くんが影を飛ばしたりしながら 好き放題。
「首かじり」は女性読者サービスか?と錯覚するほど色気を出してます。
というかこの本全体がどこか淫靡な雰囲気で満ちていますよ。
手の目の登場もなかなかよいですね。
「もののけ草子」で高橋さんに入った私(ファン歴浅め)としては、2人のやりとりが嬉しかったです。
手の目がやっぱり若旦那に夢中な理由も肯けます。
殆どの話では夢幻くんがオチをうまく締めくくっているんですが、
「件」のように、オンナにしてやられた(オチをもってかれた)感のあるお話もいいですね。
しかしながら全体的に夢幻くんが楽しそうでいい本です。
幻想篇や迷宮篇ではちょっと余裕がないというか、危機すれすれっぽい印象があるので。
それに「僕」にぞっこんというか、「僕」がうらやましいというか。
やっぱり夢幻くんはニヤけながら余裕しゃくしゃくで妖怪潰しをしていてほしいです。
でも、もちろん他2作もすごく好きではあります。
これを手に入れたのがちょうど 真倉さん岡野さんの「いずな」を読んでいる時だったので
「毛羽毛現」の描写の違いが面白かったですね。
妖怪というカテゴリーで括ればかぶるのも自然かな?
飲み屋の一室で夢幻くんが影を飛ばしたりしながら 好き放題。
「首かじり」は女性読者サービスか?と錯覚するほど色気を出してます。
というかこの本全体がどこか淫靡な雰囲気で満ちていますよ。
手の目の登場もなかなかよいですね。
「もののけ草子」で高橋さんに入った私(ファン歴浅め)としては、2人のやりとりが嬉しかったです。
手の目がやっぱり若旦那に夢中な理由も肯けます。
殆どの話では夢幻くんがオチをうまく締めくくっているんですが、
「件」のように、オンナにしてやられた(オチをもってかれた)感のあるお話もいいですね。
しかしながら全体的に夢幻くんが楽しそうでいい本です。
幻想篇や迷宮篇ではちょっと余裕がないというか、危機すれすれっぽい印象があるので。
それに「僕」にぞっこんというか、「僕」がうらやましいというか。
やっぱり夢幻くんはニヤけながら余裕しゃくしゃくで妖怪潰しをしていてほしいです。
でも、もちろん他2作もすごく好きではあります。
これを手に入れたのがちょうど 真倉さん岡野さんの「いずな」を読んでいる時だったので
「毛羽毛現」の描写の違いが面白かったですね。
妖怪というカテゴリーで括ればかぶるのも自然かな?
2017年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この巻で手の目が登場していた。
12編で最初のコマで夢幻紳士が名乗っている所から始まって、
何故名乗っているか、誰に向かって名乗っているかがキモだった。
こちらでは手の目は成長して娘を産んでいるんだね。
しかし料亭から動かないで妖の方が寄ってくるので繰り返しになってる。
次は、迷宮篇だな。
12編で最初のコマで夢幻紳士が名乗っている所から始まって、
何故名乗っているか、誰に向かって名乗っているかがキモだった。
こちらでは手の目は成長して娘を産んでいるんだね。
しかし料亭から動かないで妖の方が寄ってくるので繰り返しになってる。
次は、迷宮篇だな。
2006年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今度の魔実也青年は再びニヒルな不良っぽさを漂わせていて、妖物達に対する人の悪さには
懐かしいものがあります。幻想篇での紳士すぎる魔実也青年が物足りないという向きにも
バッチリではないでしょうか。
親切な魔実也様もイジワルな魔実也様も大好きな私としては、両方読めてとても幸せです。
1ページ目から意表を突かれて、その後はドキドキハラハラうっとりの連続攻撃。
2話目の冒頭では「えっ、また…!?」と驚くと同時に、因果な展開にニヤけずに
いられません。よくもこう心憎いワザを繰り出せるものです、毎度毎度。
ただ「百鬼夜行」は蛇足な感じで、せっかくの幻想篇の深い余韻を損ねてしまう
気がします。幻想篇があまりにも完璧な終わり方だっただけに、個人的にはあれで
終わって欲しかった。
でもその後の「冥途」で、やっぱり子供には優しいんだよな…とほのぼのできるのは
嬉しいし、「手の目」のクソ親父が改心していたことも救いです。
初めて読む方にも結構とっつきやすく(?)かつ充分に妖しくて、夢幻紳士シリーズの
魅力を満喫できる1冊だと思いますが、やはり幻想篇の後で読むのがお薦めかと。
…料亭に居座りっ放しでここまでやるとは、ますます脱帽です(笑)
懐かしいものがあります。幻想篇での紳士すぎる魔実也青年が物足りないという向きにも
バッチリではないでしょうか。
親切な魔実也様もイジワルな魔実也様も大好きな私としては、両方読めてとても幸せです。
1ページ目から意表を突かれて、その後はドキドキハラハラうっとりの連続攻撃。
2話目の冒頭では「えっ、また…!?」と驚くと同時に、因果な展開にニヤけずに
いられません。よくもこう心憎いワザを繰り出せるものです、毎度毎度。
ただ「百鬼夜行」は蛇足な感じで、せっかくの幻想篇の深い余韻を損ねてしまう
気がします。幻想篇があまりにも完璧な終わり方だっただけに、個人的にはあれで
終わって欲しかった。
でもその後の「冥途」で、やっぱり子供には優しいんだよな…とほのぼのできるのは
嬉しいし、「手の目」のクソ親父が改心していたことも救いです。
初めて読む方にも結構とっつきやすく(?)かつ充分に妖しくて、夢幻紳士シリーズの
魅力を満喫できる1冊だと思いますが、やはり幻想篇の後で読むのがお薦めかと。
…料亭に居座りっ放しでここまでやるとは、ますます脱帽です(笑)
2006年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハヤカワミステリマガジンの夢幻紳士第二段です。
この一冊でも十二分に楽しめますが、前作である幻想篇からの続きです。
是非幻想篇を読んでからお楽しみ下さい。
内容は素晴らしいです。
1話目の表紙を捲った次の瞬間には「あれ、もしかしてこれって??」とニヤリとし、2話目の一コマ目で「ををっ!」と思い、あとはずいずいと夢幻紳士(高橋先生)のペースに巻き込まれ、最終話で「こうきたか!」となりました。
そして何よりもロクデナシの夢幻紳士が最高です。
前作の理想的な夢幻氏も魅力的ですが、矢張りこうではなくては。
久し振りに本領発揮な所為か、ロクデナシ度二割り増しです(私の主観ですが)。
ちなみに夢幻氏、禁煙中だそうです(笑)。
この一冊でも十二分に楽しめますが、前作である幻想篇からの続きです。
是非幻想篇を読んでからお楽しみ下さい。
内容は素晴らしいです。
1話目の表紙を捲った次の瞬間には「あれ、もしかしてこれって??」とニヤリとし、2話目の一コマ目で「ををっ!」と思い、あとはずいずいと夢幻紳士(高橋先生)のペースに巻き込まれ、最終話で「こうきたか!」となりました。
そして何よりもロクデナシの夢幻紳士が最高です。
前作の理想的な夢幻氏も魅力的ですが、矢張りこうではなくては。
久し振りに本領発揮な所為か、ロクデナシ度二割り増しです(私の主観ですが)。
ちなみに夢幻氏、禁煙中だそうです(笑)。
2006年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
という「夢幻外伝」の台詞が思い浮かぶ。 矢張り“夢幻魔実也”という男、こうでなくちゃいけない。時には残酷、だが女性には広大無辺に優しい。同じ男から見てもいい男。それにあんたはやっぱ昼間から飲んだくれてなきゃ!“手の目”のキャラクタも非常に魅力的で云うこと無し。 それにしても夢幻くん、禁煙かァ。愛煙家の僕としては同士を失ってチト悲しいなァ。迷宮編では続いてるのか、禁煙?
2006年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高橋葉介は天才だ。
そう実感せざるを得ない。
話そのもの、キャラクターそのものの魅力は言うまでもなく、その計算された構成、散りばめられたミステリーに、年甲斐もなくドキドキさせられる。
良い意味で期待を裏切ってくれる傑作だ。
とにもかくにも、夢幻魔実也はなぜ、あれほど格好良いのだろうか。
そう実感せざるを得ない。
話そのもの、キャラクターそのものの魅力は言うまでもなく、その計算された構成、散りばめられたミステリーに、年甲斐もなくドキドキさせられる。
良い意味で期待を裏切ってくれる傑作だ。
とにもかくにも、夢幻魔実也はなぜ、あれほど格好良いのだろうか。