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アトモスフィア 2 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) 単行本 – 2006/4/1
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- 本の長さ199ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/4/1
- ISBN-10415208720X
- ISBN-13978-4152087201
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/4/1)
- 発売日 : 2006/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 199ページ
- ISBN-10 : 415208720X
- ISBN-13 : 978-4152087201
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,249,066位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 442,120位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
マンガ家。2004年に『凹村戦争』でデビュー。代表作に『ディエンビエンフー』『世界の終わりの魔法使い』『すべてがちょっとずつ優しい世界』など。
2020年、令和元年度文化庁メディアクリエイター育成支援を受けて個人電子出版レーベル「島島」を設立。「豊かな発想で未来を実装」をテーマに、CCライセンスや「影の魔法のライセンス」を電子書籍に実装するなど、独自の発想で自作の電子リリースをせっせと行う。
キャラクターデザイナー、イラストレーターとしても幅広く活動し、読売テレビ開局60周年キャラクター「シノビー&ニン丸」、ベルナール・ビュフェ美術館45周年キャラクター「ビュフェくん」、ベストセラー小説『陽だまりの彼女』などを担当。
キャラクターデザイン、映像化やグッズ化、連載のお問い合わせは「島島」フォームまで。https://daisukenishijima.jimdofree.com/
直営ショップ「島島DLストア」もご活用ください。
https://simasimashop.booth.pm/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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世の中のままならないこと、不条理なことに対して、普通人は挑戦したり、泣き寝入りしたりして、あがいているうちに他の現実が頭の中を占めてきて、ごっちゃになってしまったり、流れて行ったり・・・、こういうのを受け入れるというのかわかりませんが、これが現実との付き合い方の多くのパターンだと思います。
主人公は「赦してやる」ことによって、現実を保留していますが、だんだんと不条理さを増す現実を「赦す」たびに、内圧が高まっていき、最後に最大のナンセンス(不条理な世界を作り出したのが自分自身の世界をうわついたものととらえる態度)にぶつかってとうとうぶちぎれます。
そのあとの表現がみごとで、主人公の現実に対する新しいスタンスが「受け入れて死ぬ」のでも「受け入れて生きる」のでもない、新しい挑戦とも逃避ともとれるような形をしめしていて久しぶりに価値観が宙に浮くようなふわふわした気分を味あわせてくれました。
僕はレビューを先に見てしまって本書を読んだのですが、この本を読むならそのくらいが受け入れやすくてよいかもしれません。(何も知らずに読むと中盤はだれちゃうかも)でも、現代人の現実との付き合い方を非常に面白い形で抽象化しているところがあって、現実や、自分自身を見つめる上でもよい本だと思います。一読の価値あり!
あと一巻に比べて絵が少ないです。
まあ全体的にみたら最後のオチ以外は面白いのでこの評価で。
ヒロインの、きわめて独善的・自己愛的で鼻持ちならない独白。たぶんそのせいで、いかにも「ちょっとサブカル系のアート方面っぽいところを狙ってみました」か、あるいは「ボクってこんなに病んでるよ。ちょっとかっこいいでしょ」か、その辺のかなりイタイ作品だと、そう思いながら読んでいました。シミュラークルとシミュラクラの話なんて今さらほとんど語り尽くされたテーマだし。エスカレーション型のSFとしても陳腐で先の見える展開だし。途中まではそう思わされていて、センスの鋭さには感心したけれど、読み応えのある作品には思えなかったのです。
途中まではね。
ところが、オチで完全にやられましたね。こんなふうに世界を異化することができるとは! 衝撃的でしたよ。最初に出てきたさりげない描写に、ここでつながるんですね。そしてようやく現れるヒロインの真の叫びに、世界と読者はこのような形で救われる。ヒロインはこの世界を攻略しクリアし、そこを飛び出すでしょう。そのあと、救われた世界をどのように「回転」させていくか、それはぼくらに委ねられます。
他の作品も読んでみたいと思わせます。傑作。
あんなにかわいい絵は他にはない!と思ってみたり。
おちに思わず、ちょつと、ちょっとちょっととつっこみをいれてみたり(>_<)
帯の折り返しにテンションあがったり。
楽しかった・・・り。