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ジャングルの子: 幻のファユ族と育った日々 単行本 – 2006/5/1
- 本の長さ389ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/5/1
- ISBN-104152087250
- ISBN-13978-4152087256
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/5/1)
- 発売日 : 2006/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 389ページ
- ISBN-10 : 4152087250
- ISBN-13 : 978-4152087256
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,511,897位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,980位ドイツ文学研究
- - 104,335位歴史・地理 (本)
- - 191,059位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年10月9日に日本でレビュー済み
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言語学者兼キリスト教の宣教師であった父親の仕事の関係で、インドネシアの西パプアで子ども時代を過ごすことになった著者。その体験は貴重だが、記述のそこここに「嘘」が入っていると私は判断した。同じように言語学者兼伝道師としてピダハンと出会ったエベレットがピダハンに惚れこみ、信仰を捨てたのとは対照的に、本書は、キリスト教の愛が、戦争に明け暮れて絶滅寸前になっていたファユ族に平和をもたらすという基調で書かれている。しかし、著者がなつかしむ本当の生き方はキリスト教のない世界にのみ存在していたという事実は隠されている。子どもたちが遊びを知らず、別のファユ支族の襲撃を恐れて常に木にもたれていたという記述にしても嘘だろう。もし事実ならフアユの子どもたちが、著者らよりもずっと足が早くなるような体験はなかっただろうから。ファユ族の死者との接し方や、お互いに十分離れてから弓を射合う戦争の様子など貴重な記述はあるが、全編を通してみると、キリスト教が良いという嘘または一方的な主観が多く、低評価にならざるを得ない本だった。
2006年7月6日に日本でレビュー済み
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Sabineは5才の時に西パプアのジャングルに両親に連れて来られ,まる10年を極く最近まで隠れていた Fayu 族と過ごす.これが fantastic な経験で,ターザン流大ぶらんこで遊び,鰐の尻尾が最上のご馳走だったりする.ところがいきなりスイスの寄宿学校で文明に慣れ,学業を終える,と言う段になって,カルチャーショックと identity crisis (自分はドイツ人なのか Fayu 人なのか)に見舞われる.精神的安定を求めてわが子を欲しがるのは,まさに Zelandonii族と暮らすことになった Ayla (Jean Auel: Earth's Children, 特にその5 Shelter of Stones, 2002)とそっくりで,印象深い.Ayla と同じで,育った所を心の故郷としながら何とか今住む所で生活することに我慢しているらしいが,このあたりは子供たちの眼もあるためか詳しくは書かれていない.珍しくドイツ語からの翻訳で,よい出来栄え.
2006年9月11日に日本でレビュー済み
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1978年まで石器時代同然の暮しをしていた部族がいるなんて信じられますか?彼らが初めて出会った白人が、著者ザビーネの父・クラウスウでした。クラウスウが初めてファユ族の居住地を訪れる場面は、まさに一触即発、インディジョーンズばりの冒険譚。ファユの人々の風習やザビーネ一家のジャングルでの生活の描写だけでも惹きつけられます。キューグラー夫妻の暮らし、おこないを目の当たりにすることによって、復讐、強奪、戦争の掟を守ることしか知らなかったファユ族が許すこと、盗まなず戦わないことを学んでいく様は感動的です。 最終章では文明社会にもどって苦闘する作者の姿が簡潔に告白されます。 ザビーネは1972年生まれでまだ34歳。この驚くべき物語は、ごく最近の話なのです。私はこの本を親しい友人へのクリスマスプレゼントにすると決めています。
2006年10月21日に日本でレビュー済み
タイトルを見て、子供の頃に読んだ「ジャングルブック」を思い出し、手にとって見たのだが…がっかりさせられた。
ジャングルでの暮らしぶりや原住民との交流がこの本の売りの一つだが、言葉による説明が9割以上を占め、描写らしい描写がほとんどない。残念。文学とは本来このようなものではなかったはずだが。
強奪や殺戮に対して復讐することしか知らなかった原住民が「許すことを学ぶ」部分を最も感動的に書くべき。だのに、ヨーロッパに戻ってからの痴話を並べて、「自分の居場所はどこ?」とは、あきれて言葉も出てこない。
1ページ丸々使って自分の顔面ドアップの写真を臆面もなくカラーで載せている、そういう本です。
訳者の一人である松永さんは、難しい言葉を使わずにそつなく訳す人だと、以前から注目していたが、訳す本をもう少し選んでもらいたい。
ジャングルでの暮らしぶりや原住民との交流がこの本の売りの一つだが、言葉による説明が9割以上を占め、描写らしい描写がほとんどない。残念。文学とは本来このようなものではなかったはずだが。
強奪や殺戮に対して復讐することしか知らなかった原住民が「許すことを学ぶ」部分を最も感動的に書くべき。だのに、ヨーロッパに戻ってからの痴話を並べて、「自分の居場所はどこ?」とは、あきれて言葉も出てこない。
1ページ丸々使って自分の顔面ドアップの写真を臆面もなくカラーで載せている、そういう本です。
訳者の一人である松永さんは、難しい言葉を使わずにそつなく訳す人だと、以前から注目していたが、訳す本をもう少し選んでもらいたい。