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リングワールドの子供たち (海外SFノヴェルズ ノウンスペース・シリーズ) 単行本 – 2006/5/1
- 本の長さ342ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/5/1
- ISBN-104152087285
- ISBN-13978-4152087287
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/5/1)
- 発売日 : 2006/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 342ページ
- ISBN-10 : 4152087285
- ISBN-13 : 978-4152087287
- Amazon 売れ筋ランキング: - 680,876位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年6月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
長いリングワールドシリーズがようやく完結。満足です。
2013年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
リングワールドシリーズはこれが4冊目だ。「リングワールド」、「リングワールドふたたび」、「リングワールドの玉座」、そして本書「リングワールドの子供たち」だ。最初の3冊は発行されてそれほど間をおかずに読んだのだが、本書は発行されているのに気がつかず、「リングワールドの玉座」からは14年ぐらいたってから読んだことになる。しかし、前3作と同じように面白く読み終えた。最後のどんでん返しはちょっとばかばかしいほど荒唐無稽だが、リングワールドそのものが元々荒唐無稽な設定なので良しとしよう。
このシリーズは大好きで、リングワールドの巨大さもさることながら、人の一生も200年以上。活性化ブースターという若返りのアイデアも最初の「リングワールド」が書かれた時代ではナノテクだった。今新しく書くならIPS細胞だろうか。本書の前書きでも述べられているが空想であっても、読者は科学的な蘊蓄や検証を加えて実際にこんな物があったらどうなるのかという想像を駆り立てる。そういうところがやっぱり面白い。是非、シリーズを通して読むことをおすすめする。これが、映画化されるといいなと思っている。
このシリーズは大好きで、リングワールドの巨大さもさることながら、人の一生も200年以上。活性化ブースターという若返りのアイデアも最初の「リングワールド」が書かれた時代ではナノテクだった。今新しく書くならIPS細胞だろうか。本書の前書きでも述べられているが空想であっても、読者は科学的な蘊蓄や検証を加えて実際にこんな物があったらどうなるのかという想像を駆り立てる。そういうところがやっぱり面白い。是非、シリーズを通して読むことをおすすめする。これが、映画化されるといいなと思っている。
2020年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ラリイ・ニーヴンの《ノウンスペース》シリーズ、その中でも人気が高い巨大人工天体リングワールドを舞台にした物語の完結篇だ。
前作『リングワールドの玉座』での出来事によって一時的な平穏が訪れたリングワールド。だがその安寧も長くは続かなかった。ノウンスペース中からやってきた宇宙船により危機に瀕していた…。
『リングワールド』に始まったルイス・ウーの冒険も本作で幕を閉じる。ベーオウルフ・シェイファーが銀河の核へと向かうために乗ったロングショット号も再び登場する、ティーラ・ブラウンの真の思惑が明らかにされるなど最終作にふさわしい出来になっている。
前作『リングワールドの玉座』同様に多種多様な種族からなるプロテクターが登場するが、中でもパク人の生き残りのプロテクターであるプロセルピナが好きだ。ブレナンやブラムと比べると彼女は温和に見えるのがキュートだ。まあプロテクターなので外見はフスツポクなどと同様しわくちゃの異形の姿なのだろうが。
余談。特異点付近でハイパースペースを行うことで何が起こるかについて『太陽系辺境空域』におけるある推理が当たっていたという。
前作『リングワールドの玉座』での出来事によって一時的な平穏が訪れたリングワールド。だがその安寧も長くは続かなかった。ノウンスペース中からやってきた宇宙船により危機に瀕していた…。
『リングワールド』に始まったルイス・ウーの冒険も本作で幕を閉じる。ベーオウルフ・シェイファーが銀河の核へと向かうために乗ったロングショット号も再び登場する、ティーラ・ブラウンの真の思惑が明らかにされるなど最終作にふさわしい出来になっている。
前作『リングワールドの玉座』同様に多種多様な種族からなるプロテクターが登場するが、中でもパク人の生き残りのプロテクターであるプロセルピナが好きだ。ブレナンやブラムと比べると彼女は温和に見えるのがキュートだ。まあプロテクターなので外見はフスツポクなどと同様しわくちゃの異形の姿なのだろうが。
余談。特異点付近でハイパースペースを行うことで何が起こるかについて『太陽系辺境空域』におけるある推理が当たっていたという。
2006年8月7日に日本でレビュー済み
やったー、『リングワールドの玉座』に続く続編です。
アシモフが逝去し、クラークもさすがにサブライターを必要とする現在、
連続もので、これだけ楽しませてくれるハードSF作家はニーヴン以外にいないでしょう。
ただ、序文でニーヴン自らも書いているように、「頭の遊び場」であり、「パズルであり、迷路でもある」この一編を十二分に楽しむためには、『リングワールド』『リングワールドふたたび』の2冊は読んでおいたほうがいいです。
読者を選んでしまう、という点で星4つにしましたが、リングワールドにすでにはまっている読者には星5つでも足りないでしょう。
アシモフが逝去し、クラークもさすがにサブライターを必要とする現在、
連続もので、これだけ楽しませてくれるハードSF作家はニーヴン以外にいないでしょう。
ただ、序文でニーヴン自らも書いているように、「頭の遊び場」であり、「パズルであり、迷路でもある」この一編を十二分に楽しむためには、『リングワールド』『リングワールドふたたび』の2冊は読んでおいたほうがいいです。
読者を選んでしまう、という点で星4つにしましたが、リングワールドにすでにはまっている読者には星5つでも足りないでしょう。
2012年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スペースオペラ化する物語
それこそニーブンを初めて読んだときは、その設定の途方もなさに驚き、かなり物理法則に合致する
最高峰のハードSFと思った次第。
「中性子星」・「リングワールド」などSF史に残る傑作と思い、読んでわくわくした記憶がある。
しかし、ノウンスペースシリーズもこれほどマンネリ化するものかと期待はずれだった。
私自身が「リングワールド」を読んだときと、本書を読んだときではかなりの年月が経ったが、
がっかりしたというのが本音。
前書・序文でリングワールド世界の構造を説明しているが、すでにその時から嫌な予感。
悪いことにその予感が当たった。
物理法則を説明することが必要ならば、もう少し詳細に記述することが必要で、
本書の補遺とすべきではなかったか。
また作品の内容を、著者自身がその作品と一体とした形で説明するとしては、くどすぎる。
かつこのような形で小説を「言い訳」するのはうんざりした。
特に「リングワールド」が物理学的見地から批判されたことを、いちいち取り上げるのは ? と思う。
「自慢」にも読み取れる言い訳は、S・キングを初めとしてアメリカの作家に希に見かけるが、
興を削ぐこと甚だしい。(S・キングに至っては、自分の作品の底に流れるものおを「不条理」とし、
自らをF・カフカに例えていた。これ以降S・キングの作品は読んでいない)
本書はハードSFとは到底言えず、途中にいきなり「リングワールドの物理法則・素材の説明」が入り、
かつ物語の内容は主人公がいかにリングワールドで(その世界を守るにせよ、敵対者と闘うにしろ)
活躍したかを物語る作品。
目新しいこともなければ、特記すべきリングワールド世界の特徴もない。
また、記述が理解しにくい箇所もあった。これは訳のためではなく、明らかに著者の説明不足。
不可思議な記述も散見される。「建設者」が数十億年の間待ち続け、恒星周辺に惑星が成長する、
このような記述がある。そのすぐ後に「数十万年」かかったとも…
SFでは、細かな欠点をあげれば「良い作品」などなくなるのは理解しているが、
あまりに基本的な間違いがあると読む気が失せる。
本書は「主人公の活躍」のみに焦点をあてた作品。
ハードSFではなく「できの悪いスペースオペラ」。
ニーブン好きな人にもお勧めできません。
残念の一言を捧げます
それこそニーブンを初めて読んだときは、その設定の途方もなさに驚き、かなり物理法則に合致する
最高峰のハードSFと思った次第。
「中性子星」・「リングワールド」などSF史に残る傑作と思い、読んでわくわくした記憶がある。
しかし、ノウンスペースシリーズもこれほどマンネリ化するものかと期待はずれだった。
私自身が「リングワールド」を読んだときと、本書を読んだときではかなりの年月が経ったが、
がっかりしたというのが本音。
前書・序文でリングワールド世界の構造を説明しているが、すでにその時から嫌な予感。
悪いことにその予感が当たった。
物理法則を説明することが必要ならば、もう少し詳細に記述することが必要で、
本書の補遺とすべきではなかったか。
また作品の内容を、著者自身がその作品と一体とした形で説明するとしては、くどすぎる。
かつこのような形で小説を「言い訳」するのはうんざりした。
特に「リングワールド」が物理学的見地から批判されたことを、いちいち取り上げるのは ? と思う。
「自慢」にも読み取れる言い訳は、S・キングを初めとしてアメリカの作家に希に見かけるが、
興を削ぐこと甚だしい。(S・キングに至っては、自分の作品の底に流れるものおを「不条理」とし、
自らをF・カフカに例えていた。これ以降S・キングの作品は読んでいない)
本書はハードSFとは到底言えず、途中にいきなり「リングワールドの物理法則・素材の説明」が入り、
かつ物語の内容は主人公がいかにリングワールドで(その世界を守るにせよ、敵対者と闘うにしろ)
活躍したかを物語る作品。
目新しいこともなければ、特記すべきリングワールド世界の特徴もない。
また、記述が理解しにくい箇所もあった。これは訳のためではなく、明らかに著者の説明不足。
不可思議な記述も散見される。「建設者」が数十億年の間待ち続け、恒星周辺に惑星が成長する、
このような記述がある。そのすぐ後に「数十万年」かかったとも…
SFでは、細かな欠点をあげれば「良い作品」などなくなるのは理解しているが、
あまりに基本的な間違いがあると読む気が失せる。
本書は「主人公の活躍」のみに焦点をあてた作品。
ハードSFではなく「できの悪いスペースオペラ」。
ニーブン好きな人にもお勧めできません。
残念の一言を捧げます
2006年6月2日に日本でレビュー済み
前作の「リングワールドの玉座」では適応した人類の話から始まるちょっとSFっぽさの薄い出だしから、SF大洪水な怒濤の終盤になだれ込みました。
が、今作は出だしがリングワールドの質量に関するニーヴンの序文で始まり、第一作のようなSFテクノロジ大爆発の期待が高まります。
そのまま一気にエンディングまでなだれ込むスピード感と圧巻のラストまで詰め込まれたハードSFのエッセンスを思う存分楽しむことができます。
が、今作は出だしがリングワールドの質量に関するニーヴンの序文で始まり、第一作のようなSFテクノロジ大爆発の期待が高まります。
そのまま一気にエンディングまでなだれ込むスピード感と圧巻のラストまで詰め込まれたハードSFのエッセンスを思う存分楽しむことができます。