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ラギッド・ガール (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション 廃園の天使 2) 単行本 – 2006/10/1
飛 浩隆
(著)
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- 本の長さ325ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/10/1
- ISBN-104152087676
- ISBN-13978-4152087676
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対象商品: ラギッド・ガール (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション 廃園の天使 2)
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/10/1)
- 発売日 : 2006/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 325ページ
- ISBN-10 : 4152087676
- ISBN-13 : 978-4152087676
- Amazon 売れ筋ランキング: - 722,123位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 192,849位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作もそうでしたが、作品世界をありありと色鮮やかに想像しながら読める作品です。SFというジャンルではありますが、2020年現在の科学を通して見ると決して遠くない未来に現実としてあり得そうな気がしてきます。
2018年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「グラン・ヴァカンス」へいたる短編集。
記憶に残っていたのは「夏の硝視体」「ラギッド・ガール」。
「ラギッド・ガール」は数値海岸の始りのお話で、物理世界が舞台。
ラストは物理と仮想どちらの出来事なのか。
「クローゼット」はホラー的「ラギッド・ガール」の続き的お話。
ここで数値海岸へ邪悪な作りこみがなされたことが判明。
「魔述師」は物理と仮想の両方から大途絶の状況が描かれている。
「蜘蛛の王」はランゴーニが王として区界外へ出ていくきっかけ。
結局はアンナ・カスキが悪いのか。
記憶に残っていたのは「夏の硝視体」「ラギッド・ガール」。
「ラギッド・ガール」は数値海岸の始りのお話で、物理世界が舞台。
ラストは物理と仮想どちらの出来事なのか。
「クローゼット」はホラー的「ラギッド・ガール」の続き的お話。
ここで数値海岸へ邪悪な作りこみがなされたことが判明。
「魔述師」は物理と仮想の両方から大途絶の状況が描かれている。
「蜘蛛の王」はランゴーニが王として区界外へ出ていくきっかけ。
結局はアンナ・カスキが悪いのか。
2017年4月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大変おすすめなので初めてレビューを書きます。
表題作「ラギッドガール」はシリーズを補完する役割以上の魅力があります。
唯物論的な世界で精神をどの様に説明するか、特に90年代以降その最後の拠り所を意識や体験に求める様々なアプローチが哲学や文学の面から盛んに行われていますが、「ラギッドガール」はその白眉だと言えるでしょう。
本作にはあらゆる体験を感覚的な部分まで完全に記憶し再現できるという神の様な人物が登場します。
始めはこの様な人物が登場してしまうとシリーズの良さが損なわれるのではと思いましたが、読み進めていくことでその評価がぐるりと変わり、作者の思考の鋭さや作品として纏め上げる技量の高さに驚かされます。
読み終えた後は作者の思想にあてられ、ガツンと殴られた様な感覚が残ります。
心の哲学に関する思考実験が好きな方やスリップストリーム的な物語が好きな方なら間違いなく楽しめる素晴らしい作品です。
表題作「ラギッドガール」はシリーズを補完する役割以上の魅力があります。
唯物論的な世界で精神をどの様に説明するか、特に90年代以降その最後の拠り所を意識や体験に求める様々なアプローチが哲学や文学の面から盛んに行われていますが、「ラギッドガール」はその白眉だと言えるでしょう。
本作にはあらゆる体験を感覚的な部分まで完全に記憶し再現できるという神の様な人物が登場します。
始めはこの様な人物が登場してしまうとシリーズの良さが損なわれるのではと思いましたが、読み進めていくことでその評価がぐるりと変わり、作者の思考の鋭さや作品として纏め上げる技量の高さに驚かされます。
読み終えた後は作者の思想にあてられ、ガツンと殴られた様な感覚が残ります。
心の哲学に関する思考実験が好きな方やスリップストリーム的な物語が好きな方なら間違いなく楽しめる素晴らしい作品です。
2017年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前巻はバックグラウンドの説明もなく、少々とっつきにくく、また行為の意味が不明で読みづらい作品でした。途中で投げ出しそうになりましたが、何らかの魅力に引き止められ最後までなんとか読みました。本巻の説明で、一切説明がなかったバックグラウンドの物語が入るということで買いましたが、直ぐには読む気になれず暫く塩漬けしていました。
この前、ふと買っていたことを思い出し、たいして期待せづに読み始めましたが、結局そのまま最後まで一気読みしました。完璧です。素晴らしいです。物語の核になる技術をよくぞここまで考え抜いたと思います。これまでのなぜ?に答えて余りある内容です。前巻を読んだ人は、是非読んでください。
まだ本作を読んでいない人は、この巻から読んではいけません。最初から読んでください。ここから始めたら、何の楽しみも味わえません。
この前、ふと買っていたことを思い出し、たいして期待せづに読み始めましたが、結局そのまま最後まで一気読みしました。完璧です。素晴らしいです。物語の核になる技術をよくぞここまで考え抜いたと思います。これまでのなぜ?に答えて余りある内容です。前巻を読んだ人は、是非読んでください。
まだ本作を読んでいない人は、この巻から読んではいけません。最初から読んでください。ここから始めたら、何の楽しみも味わえません。
2017年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冒頭の『デュオ』からして何とも言えない危機感というか焦燥感というか、ゾクゾクする感じが味わえます。短編集なのですが、一貫して仮想世界『数値海岸』をテーマにして描かれており、伏線の回収や謎の展開がつながっていく快感がいい感じです。全体的に破滅と頽廃の香りが漂っているで好みはわかれると思いますが、はまる人にははまります。
2011年8月26日に日本でレビュー済み
『グラン・ヴァカンス』に続く中短編集。三部作第二部。
前作では物語設定上、SF的要素を極力廃した語り口であったが
本作ではその呪縛の鎖を、力技で解き放つかのように
華麗な筆致で、鮮やかに「仮想世界」を描ききっている。
視覚的なきらびやかさだけではなく、
その手触りのリアリティも、まこと秀逸である。
しかし詩的に、そしてグロテスクなだけではなく、
ラストを飾る中篇「蜘蛛(ちちゅう)の王」の
疾走感溢るる跳躍の描写は、こんなこともできるのかと
舌を巻く出来である。
前作では物語設定上、SF的要素を極力廃した語り口であったが
本作ではその呪縛の鎖を、力技で解き放つかのように
華麗な筆致で、鮮やかに「仮想世界」を描ききっている。
視覚的なきらびやかさだけではなく、
その手触りのリアリティも、まこと秀逸である。
しかし詩的に、そしてグロテスクなだけではなく、
ラストを飾る中篇「蜘蛛(ちちゅう)の王」の
疾走感溢るる跳躍の描写は、こんなこともできるのかと
舌を巻く出来である。
2017年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自生の夢を友人に紹介され、グラン・ヴァカンスからこちらへ読み進めましたが、とても刺激的でした。VRの世界を旅する感覚が味わえます。著者のビジュアル喚起力の強さがすごいので、脳を外からハッキングされてる感があります。プログラムは言葉なのだから、言葉もプログラム足り得るのだと有無を言わさず理解させてしまう。「魔述師」という言葉を著者自身に捧げたい。
2010年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夏の硝視体
ラギッド・ガール
クローゼット
魔述師
蜘蛛(ちちゅう)の王
の五編を収録。
それぞれが、至上であり極美。詩的かつ視覚的な表現、テクノロジーへの意識を保った緻密な文章は、読み手を幻想あるいは悪夢へと没入させる。そしてそのことに、読み終わってからようやく気づくのだ。自分は今、夢から覚めたのだと。
このすさまじい五編からどれが一番かを選ぶのは読み手によるだろうが、私はあえてクローゼットを挙げたい。明確な都市生活の描写から始まるこの話の、滑り込むように色を変えていく様子は読み進める私を萎縮させるのに十分だ。
前作よりも格段に食い込んでくるこの本に対し、読まないという選択肢はない。
ラギッド・ガール
クローゼット
魔述師
蜘蛛(ちちゅう)の王
の五編を収録。
それぞれが、至上であり極美。詩的かつ視覚的な表現、テクノロジーへの意識を保った緻密な文章は、読み手を幻想あるいは悪夢へと没入させる。そしてそのことに、読み終わってからようやく気づくのだ。自分は今、夢から覚めたのだと。
このすさまじい五編からどれが一番かを選ぶのは読み手によるだろうが、私はあえてクローゼットを挙げたい。明確な都市生活の描写から始まるこの話の、滑り込むように色を変えていく様子は読み進める私を萎縮させるのに十分だ。
前作よりも格段に食い込んでくるこの本に対し、読まないという選択肢はない。