アメリカの金融不安の原因かはたまた政治不信からか、どうにも物価の高騰が止まらない。
多少、緩和の兆しがあるもののガソリンは相変わらず価格高騰が続いています。
やっぱりこういう時代にこそ自転車に乗るべきではないかなという気がします。エコだし。
そこでこの本を自転車の入門書として読んでみることにしました。
高千穂先生は、あいかわらず「病膏こうに入る」ということわざがぴったりなほどの
いわゆる「オタク」っぷりですね。
バイクを始めれば限定解除して、小説を書き、コンピュータを始めればフリー&シェアウエアを
組み込み最強自作マシンを仕上げ、専門誌に数年にわたり連載していたというそのめり込みっぷりは
すごいというほかありません。
しかしこのまま自分本位で進めては初心者には伝わりにくいの判断で、一本木蛮先生の起用を画策。
将を射んとすればまずウマというわけで、ダンナを味方に引き込み、見事に将を射止め、
本書の発行となったとのことでした。
そして高千穂先生の目論見は大当たりして、本書は自転車入門書ばかりではなく、
普通のマンガとして読んでも面白いものに仕上がっていると思います。
一本木蛮先生は、大学時代から日記マンガを某雑誌に連載し、日記マンガの腕前は他の追随を
ゆるさないほどの腕前で、この自転車日誌でもその手腕は健在です。
ともすれば専門的になりがちな高千穂先生と読者とのフィルター役になって(というか専門知識は
一本木先生の記憶の外に置き去られて)大変とっつきやすい本になっています。
自転車好きには、「アオバ自転車店」というマンガもお薦めですが、自転車入門書としては
始めたきっかけからの過程が面白く描かれている本書がお薦めだと思います。
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じてんしゃ日記 単行本 – 2006/11/1
- 本の長さ159ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2006/11/1
- ISBN-104152087749
- ISBN-13978-4152087744
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2006/11/1)
- 発売日 : 2006/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 159ページ
- ISBN-10 : 4152087749
- ISBN-13 : 978-4152087744
- Amazon 売れ筋ランキング: - 594,242位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,615位近現代日本のエッセー・随筆
- - 24,123位スポーツ・アウトドア (本)
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トップレビュー
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2008年9月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「前転巴投げ」をその年齢で経験するのは辛いと思う。高校生の時に経験して早数十年。体重移動させないとあっという間に巴投げだよね。
でも、交通法規なんてはっきり理解させていないのが実情だし、免許制じゃないし、こういう法律なんだ、と言われても知らない人多数だろうと思う。
逆走なんて可愛いもので、近くに高校があれば、3台併走なんて当たり前にやられてるし。
更には逆走せざるを得ない道なんていうものもあるし。
相手に期待しない、というのが一番の安全策だと思うのだけれど。
マンガの影響でロードバイクが増えているんだろうけれど、そもそもブレーキきかない、ビンディングペダルはかなり慣れが必要、ドロップハンドルは特定位置でしかブレーキが使えないとか、そういうのをもっと書いておけばいいのに。
でも、交通法規なんてはっきり理解させていないのが実情だし、免許制じゃないし、こういう法律なんだ、と言われても知らない人多数だろうと思う。
逆走なんて可愛いもので、近くに高校があれば、3台併走なんて当たり前にやられてるし。
更には逆走せざるを得ない道なんていうものもあるし。
相手に期待しない、というのが一番の安全策だと思うのだけれど。
マンガの影響でロードバイクが増えているんだろうけれど、そもそもブレーキきかない、ビンディングペダルはかなり慣れが必要、ドロップハンドルは特定位置でしかブレーキが使えないとか、そういうのをもっと書いておけばいいのに。
2016年4月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分がこういう引き込まれ方をされると引いてしまうかな?
自転車は楽しく乗りたいので。
自転車は楽しく乗りたいので。
2009年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
周りの人間に貸し付けて、自転車の世界に引きずり込むのには、この本が一番向いてるように思う。
ただし、「蛮ちゃん視線で」と。
蛮ちゃんが高千穂センセによって自転車に「ハマれた」のは、センセが実際にグイグイ手を引いたからだろう。
センセイ単体ではちょいとストイック過ぎて、これからやってみよう、って人には敷居が高く感じてしまうんじゃないかな。
その点、蛮ちゃんの方は適度にユルく、読者にも「これなら出来そう、楽しそう」って気にさせる。
自転車にハマる前には「ふ〜ん??」だったネタが、ある程度わかってくると「ニヤニヤwww」になるのも心地よく、引きずり込んだ相手がとっぷりハマり込んだ頃を見計らってもう一度読ませてみるのも面白い。
布教の手順としては、この本(と続編)の後に「アオバ」を読ませて始めさせ、ドロンジョーヌ→「シャカリキ」「弱虫ペダル」などで深みに引きずり込み、白鳥和也で仕上げる(もしくは引き止める)、という作戦はどうだろう。
ただし、「蛮ちゃん視線で」と。
蛮ちゃんが高千穂センセによって自転車に「ハマれた」のは、センセが実際にグイグイ手を引いたからだろう。
センセイ単体ではちょいとストイック過ぎて、これからやってみよう、って人には敷居が高く感じてしまうんじゃないかな。
その点、蛮ちゃんの方は適度にユルく、読者にも「これなら出来そう、楽しそう」って気にさせる。
自転車にハマる前には「ふ〜ん??」だったネタが、ある程度わかってくると「ニヤニヤwww」になるのも心地よく、引きずり込んだ相手がとっぷりハマり込んだ頃を見計らってもう一度読ませてみるのも面白い。
布教の手順としては、この本(と続編)の後に「アオバ」を読ませて始めさせ、ドロンジョーヌ→「シャカリキ」「弱虫ペダル」などで深みに引きずり込み、白鳥和也で仕上げる(もしくは引き止める)、という作戦はどうだろう。
2010年10月12日に日本でレビュー済み
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☆一つの理由は高千穂さんが落車したエピソード。
多摩サイを時速32キロで飛ばしていて、
前を走る自転車がいきなり車線変更したから急ブレーキ!
くるりと前回転してしまったのだそうだ。
高千穂さん、前の自転車を怒ること、怒ること。
いわくサイクリングコースで右側走行するとはなんたることか、
いわく車線変更する合図を出さないとはなんたることか…。
だが、サイクリングコースはトレーニングコースではないだろ?
子連れがいて、犬の散歩もあり、ママチャリもいる…、
そういう場所で時速32キロは異常じゃないか。
荒サイなら時速20キロの制限表示があちこちにある。
高千穂さん、自転車をおりなさい、あんたみたいな人に乗って欲しくないよ。
多摩サイを時速32キロで飛ばしていて、
前を走る自転車がいきなり車線変更したから急ブレーキ!
くるりと前回転してしまったのだそうだ。
高千穂さん、前の自転車を怒ること、怒ること。
いわくサイクリングコースで右側走行するとはなんたることか、
いわく車線変更する合図を出さないとはなんたることか…。
だが、サイクリングコースはトレーニングコースではないだろ?
子連れがいて、犬の散歩もあり、ママチャリもいる…、
そういう場所で時速32キロは異常じゃないか。
荒サイなら時速20キロの制限表示があちこちにある。
高千穂さん、自転車をおりなさい、あんたみたいな人に乗って欲しくないよ。
2012年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
漫画といって侮ってはいけません。
作者の高千穂さんの話を一本木さんがわかりやすく視覚的にも楽しいストーリーで訴えて、
まさに分かり易い入門書になっています。
これからバイクを始めたいけど難しい本は苦手だな。という方ぜひご覧ください。
作者の高千穂さんの話を一本木さんがわかりやすく視覚的にも楽しいストーリーで訴えて、
まさに分かり易い入門書になっています。
これからバイクを始めたいけど難しい本は苦手だな。という方ぜひご覧ください。
2011年8月12日に日本でレビュー済み
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高千穂さんの写真をSFマガジンで拝見してから自転車を始めました!
どうしてああなったのか(いい意味で)この本がすべて教えてくれました。
非常に興味深く、しかもダメダメな?ところもそのまま描かれており
参考になるのはそうなのですが、精神的にも支えてくれる内容ですね。
いまさら(というか最初から)聞けない(聞きづらい)初心者のあれこれを
丁寧に教えてくれるナイスな日記漫画風漫画です。
どうしてああなったのか(いい意味で)この本がすべて教えてくれました。
非常に興味深く、しかもダメダメな?ところもそのまま描かれており
参考になるのはそうなのですが、精神的にも支えてくれる内容ですね。
いまさら(というか最初から)聞けない(聞きづらい)初心者のあれこれを
丁寧に教えてくれるナイスな日記漫画風漫画です。
2011年5月30日に日本でレビュー済み
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高千穂さんの本は「自転車でやせられる」を読んでから本作品で2冊目である。全編、初心者の一本木さんの漫画を通してなのでわかりやすい。内容は「自転車でやせられる」と一部オーバーラップするところがあったが、特に気にならなかった。高千穂さんが脂肪率が24から一桁にやせたことは驚かせる。よほどの精進があったのだろう。確かに高千穂さんの趣味のロード中心の話になり、ややマニアックな面は否めないが、ロードに興味がありこれから始めようとする人には参考になると思う。出来れば説明をもう少しわかりやすく加えてほしかった。自転車は危険が伴う乗り物であり、注意して乗る必要がある。特にビンディングは注意が必要である(慣れれば便利なのだが)。この本はそのことにも触れてくれている。交通規則を守ることも疋田さんも言っているが、みんなが楽しく自転車に乗るためにぜひとも必要なことである。自転車の乗り方はいろいろであるが、乗った時の爽快感はみんなに共通するのではないだろうか。そんな自転車の魅力を引き出してくれる一冊だと思います。