「ライト・ビーイング」という謎の言葉を残して、消滅した宇宙探索機。
そのころ、ニュートリノ通信から未確認の人工物が発見された。
それは彗星の軌道上に。。
月へ向かう宇宙飛行士たちは、この謎を解くために奮闘する。
そこで出会うのは、果たして。
少しハードな面もありますが、へっちゃら。結末、謎の正体、登場人物の運命・・・
気になることだらけで、途中で読むのを止められなくなり、最後まで一気に読みきりました。
最後に、驚くべき結末が待っていました。。
個性豊かな若いパイロットたち、彼ら彼女らの友情と葛藤、それをサポートする「ふざけた」船長、組織との軋轢、数十年後の宇宙開発の様子、なぞの物理現象と読みどころ満載です。
重いテーマですが、軽快な部分もあり、どんどん読み進めることができます。
今年の傑作になる本だと思いました。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
スペースプローブ (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) 単行本 – 2007/7/1
機本 伸司
(著)
- 本の長さ282ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2007/7/1
- ISBN-104152088389
- ISBN-13978-4152088383
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2007/7/1)
- 発売日 : 2007/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 282ページ
- ISBN-10 : 4152088389
- ISBN-13 : 978-4152088383
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2011年3月15日に日本でレビュー済み
07年07月の単行本
を文庫化.カバーイラストのヒロインはカワイく映りますが….
ここまで理解できないというか,不愉快なヒロインも珍しいのではないでしょうか.
理想やロマンばかりを繰り返し,ことあるたびに感情的になってわめき散らす様子は,
あまりに幼稚で見苦しく,これが選ばれたはずの宇宙飛行士かとイライラさせられます.
途中,エリート故の悩みを漏らすものの,それまでが酷いだけに感情移入などできず,
緊張の糸が切れてしまってからはウジウジ,グズグズでとにかく不快感ばかり残ります.
他のクルーにしても会話や発想に稚拙なところが目立ち,こちらにもついてはいけません.
また,実際に宇宙に飛び立つまでが長く,しかも上のような感じが続くために退屈で,
長々と練られたはずの『裏ミッション』も,達成感や痛快さという点にはほど遠いです.
他にも,仏教的なファクタが織り込まれるのも好き嫌いがわかれるのではないでしょうか.
中盤以降,宇宙でのオペレーションでは緊張感や見せ場もあったように思うのですが,
ここでも件のヒロインが文字通り『ジャマ』となり,気持ちよく読むことができません.
ラストも強引にまとめた印象で,残念ながら最初から最後までストレスとなる作品でした.
ここまで理解できないというか,不愉快なヒロインも珍しいのではないでしょうか.
理想やロマンばかりを繰り返し,ことあるたびに感情的になってわめき散らす様子は,
あまりに幼稚で見苦しく,これが選ばれたはずの宇宙飛行士かとイライラさせられます.
途中,エリート故の悩みを漏らすものの,それまでが酷いだけに感情移入などできず,
緊張の糸が切れてしまってからはウジウジ,グズグズでとにかく不快感ばかり残ります.
他のクルーにしても会話や発想に稚拙なところが目立ち,こちらにもついてはいけません.
また,実際に宇宙に飛び立つまでが長く,しかも上のような感じが続くために退屈で,
長々と練られたはずの『裏ミッション』も,達成感や痛快さという点にはほど遠いです.
他にも,仏教的なファクタが織り込まれるのも好き嫌いがわかれるのではないでしょうか.
中盤以降,宇宙でのオペレーションでは緊張感や見せ場もあったように思うのですが,
ここでも件のヒロインが文字通り『ジャマ』となり,気持ちよく読むことができません.
ラストも強引にまとめた印象で,残念ながら最初から最後までストレスとなる作品でした.
2012年8月3日に日本でレビュー済み
機本氏らしいSFさはあるものの、主役ヒロインの存在感が薄く他の作品に比べるといまいち
氏のファン以外にはあまりお勧めできない一品
氏のファン以外にはあまりお勧めできない一品
2012年8月22日に日本でレビュー済み
リアル宇宙物を書き、書ききった力量を評したい。
いろいろ辛辣な評価も多いが、ふろしきをきちんと
閉じた、納得いく作品にはなっている。
終盤の宇宙空間に取り残される恐怖感も十分伝わってくる。
この作品こそ映像化してくれれば面白くなるのに!って感じ。
神様のパズル、メシアの処方箋の頭に場面がイメージし易い
作品と違って頭に映像が浮かんできにくいが故の酷評多めなのかな、と。
主人公の女の考え、性格はわりと天才型にありがちなタイプですんなり受け入れられたけどな。
いろいろ辛辣な評価も多いが、ふろしきをきちんと
閉じた、納得いく作品にはなっている。
終盤の宇宙空間に取り残される恐怖感も十分伝わってくる。
この作品こそ映像化してくれれば面白くなるのに!って感じ。
神様のパズル、メシアの処方箋の頭に場面がイメージし易い
作品と違って頭に映像が浮かんできにくいが故の酷評多めなのかな、と。
主人公の女の考え、性格はわりと天才型にありがちなタイプですんなり受け入れられたけどな。
2009年8月13日に日本でレビュー済み
宇宙もの、地球外知的生命体の話はあんまり好きじゃないんだけど、これは宇宙開発、有人宇宙飛行の話なので、わりかし、抵抗なく読めた。
主人公たちが繰り広げる科学論争も面白かった。イーガンみたいな感じ。プラスライトノベルってところかしら?一気に読んでしまった。
主人公たちが繰り広げる科学論争も面白かった。イーガンみたいな感じ。プラスライトノベルってところかしら?一気に読んでしまった。
2010年6月15日に日本でレビュー済み
著者の作品は『神様のパズル』しか読んだことがなかったのですが、書店で可愛いカバーに惹かれ、手にとってみました。
結果、とっても楽しかった!
クルーたちがみんな人間味があって、あー、こんなやついるよね、なんて思いながら読めたし、宇宙に飛び出してからのめまぐるしい展開は本当にスリリングで、あっという間に読み終えてしまいました。
やっぱり好きになった作家の作品はほかにも読むべきだと思ったし、機本伸司さんでいえばこの作品は掛け値なしにおもしろかったので、オススメです!
結果、とっても楽しかった!
クルーたちがみんな人間味があって、あー、こんなやついるよね、なんて思いながら読めたし、宇宙に飛び出してからのめまぐるしい展開は本当にスリリングで、あっという間に読み終えてしまいました。
やっぱり好きになった作家の作品はほかにも読むべきだと思ったし、機本伸司さんでいえばこの作品は掛け値なしにおもしろかったので、オススメです!
2011年8月5日に日本でレビュー済み
彗星探索計画で失敗した科学者が、その原因を突き止めるために日本初の有人月着陸計画を乗っ取り、未知の物質ミトラS、謎の存在「ライトビーイング」を追う物語.50年前に既にアメリカが行ったことを、2031に日本がなぞる、それだけの計画に嫌気がさしたクルーたちは、謎を求めて未知の物体、ミトラSを目指す。4000年周期の彗星とそれと交差するような公転周期上にあるニュートリノを発するなぞの物体「ミトラS」。人類に知覚できない暗黒物質とダークマタなど、宇宙構成の謎を解明しようとする設定自体はよくできているのですが、有人月着陸計画を乗っ取って、そこに行きゃなんかわかるだろう的なのりで国家プロジェクトをぶちこわすというのはあまりに非現実的かつ幼稚だと思います。もっと正攻法でミトラSに迫り、ファーストコンタクトを行うようなストーリでもよかったのではないでしょうか?今回も加速器が使われていますが、もはやお約束のために出したとしか思えないような内容でがっかりしました.ラストも安易にHAPPY ENDにし過ぎでしょう.まるでハリウッド映画のようなご都合主義。もう少し、ストーリの整合性を考えてから書きましょう
2010年6月27日に日本でレビュー済み
今回の作品は酷過ぎます。
あらすじをみて購入しましたが、最初だけでP73からは苦痛と苛立ちしかありませんでした。
話の中心は宇宙飛行士なのですが、中学生レベルの思考力しか持ち合わせていません。
「XXXさせてもらえないから、隠れてするんだ」というような後ろ向きで、
かつ、その手段もお手軽主義で実現性に乏しいものです。
今回の作品については、作者がというより編集者がこのレベルのものを出版したことに非常に憤りを感じています。
最近の早川書房はおかしくないですか?
人気の作家に「売れればいい」というような表紙をつけて、安易に出版しているように見えます。
日頃レビューなどしない私ですが、今回の作品に対しては一言言わずに居れませんでした。
あらすじをみて購入しましたが、最初だけでP73からは苦痛と苛立ちしかありませんでした。
話の中心は宇宙飛行士なのですが、中学生レベルの思考力しか持ち合わせていません。
「XXXさせてもらえないから、隠れてするんだ」というような後ろ向きで、
かつ、その手段もお手軽主義で実現性に乏しいものです。
今回の作品については、作者がというより編集者がこのレベルのものを出版したことに非常に憤りを感じています。
最近の早川書房はおかしくないですか?
人気の作家に「売れればいい」というような表紙をつけて、安易に出版しているように見えます。
日頃レビューなどしない私ですが、今回の作品に対しては一言言わずに居れませんでした。