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プロメテウス・トラップ (ハヤカワ・ミステリワールド) 単行本 – 2010/2/5
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- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2010/2/5
- ISBN-104152091061
- ISBN-13978-4152091062
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商品の説明
著者について
1967年神戸市生まれ。神戸大学工学部卒。2007年、陸の孤島と化した関西国際空港を舞台にハイジャック犯と警察との攻防を描いた『ヴィズ・ゼロ』(青心社刊)で力強いデビューを飾る。専門知識を活かした取材力と高いリーダビリティが話題となった。2008年、テロリストが起こす未曽有の東京大停電とそれに立ち向かう人々を描いた『TOKYO BLACKOUT』(東京創元社刊)を、2009年、震災後の再生する神戸の街を舞台に少年と元刑事の友情を描いたハードボイルド『黒と赤の潮流』(早川書房刊)を上梓し、好評を博す。本書は、自身、長年システム・エンジニアの経歴を持つ著者が、その豊富な知識をもとに、サイバーテロの脅威を描き、ネット社会に警鐘を鳴らしている。
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2010/2/5)
- 発売日 : 2010/2/5
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 302ページ
- ISBN-10 : 4152091061
- ISBN-13 : 978-4152091062
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,012,697位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,704位ハヤカワ・ミステリ
- カスタマーレビュー:
著者について
1967年神戸市生まれ。
神戸大学工学部卒業後、システムエンジニアとなる。
2007年、航空謀略サスペンス『ヴィズ・ゼロ』でデビューするなり大型新人として脚光を浴び、次いで首都大停電の悪夢を描いた2008年の『TOKYO BLACKOUT』でいっそう評価が高まった。
現在は専業作家として、『オーディンの鴉』など緻密な取材と専門知識に裏付けられた問題作を上梓しつづけている。(『ハイ・アラート』プロフィールより)
公式サイト http://www.fukudakazuyo.com/
公式ブログ http://d.hatena.ne.jp/Fukuda_Kazuyo/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
想像される激しい電子戦の類はほとんどなく,そのあたりは少し期待とは違っていました.
流れも前半こそはサーバ侵入などがありますが,後半には人が相手の攻防へと変わり,
結局は人間,さらにはそれぞれが抱く正義といった,ありがちな方向に落ち着くものの,
ハッキング周りを深く描かなかったことで,テンポの良さと読みやすさに繋がっています.
その反面,主人公や相棒のスキルやキャラクタは,それを活かせていないのが難しいところ.
とはいえ,主人公が信じる正義と信念,その元に下す決断にはちょっとした驚きがあり,
やや唐突で曖昧な結末ではありますが,選んだ正義が今度は社会の敵となる可能性を示唆,
そこにはネットや情報社会に限らず,人々が問われ続ける未来の一つが覗き見えるようです.
しかしながら、非常にテンポがよく、読みやすい。そもそも連作ミステリという形をとっているため、各章毎に話が完結している。そのため、だらだらと続かず、むしろ もっとじっくりやってもいいのではないか、というくらいにあっさりとしている。また、物語の展開上、コンピュータへのハッキングだとか、そういった方面の 話がよく出てくるが、あまりに専門的過ぎる記述にならずに、特にそちら方面の知識がなくても、充分に楽しめるようになっているところもよいと思う。ストー リー的にも、善対悪というような単純な構図でもなく、考えさせられる点もいろいろある。
ボリューム的に、或いは、主人公の性格描写など、全体としては、ちょっと物足りなさも感じるが、それらを割り引いても、充分に読んで楽しめる作品だと思う。
全体的にちょっと浅いです。面白くなりそうな要素はあるんですけどね。
もう少し天才感が欲しかったです。
在宅プログラマーとしての生活を送っていた。だが、ある男からICチップの
解析を依頼されたことで事件に巻き込まれていく。敵は、サイバーテロ・・・。
見えない敵に、彼はどう立ち向かっていくのか?表題作を含む6編を収録。
連作ミステリー。
パスポートの偽造、会社や政府機関のコンピューターへのハッキング、そして
スーパーコンピューターとのチェス対決の描写などに、作者のIT関係の知識が
遺憾なく発揮されている。好きな分野なので、とても興味深く読み進めた。
テーマはとても面白いと思うが、描写にぎこちなさを感じるし、ストーリー展開にも
軽快さがなく、少々もたつきを感じる。また、描写不足のせいか、主人公の能條にも
それほど魅力を感じなかった。なので、読んでいてぐいぐい引き込まれるような感じ
ではなく、そこがちょっと残念だった。だが、ラストは意外性があり、全体的には
楽しめる作品に仕上がっていると思う。
読み始めたら止まらなかった。
最後に主人公が選んだ道が攻殻機動隊の素子みたいだと思ったり。
最高に面白い。
大学時代、ハッキングで逮捕され、3年の服役後、今は平凡なプログラマとして生活している「プロメテ」。そんな彼が逆にFBIにスカウトされ、対サイバーテロ組織の一員として活躍するという話。
著者の福田和代氏はSEの経験があるということなので、この辺のシステム周りの話は得意なんだろう。読んでいてもコンピュータやシステムに関する知識の豊富さが窺われ、それがこの小説にリアリティを与えている。
しかし、この小説の本質は、ハッキングの技術の披露にあるのではない。作品の中でも、ハッキングの場面は何回か出てくるけど、それほど細かい技術の描写はない。ハッキング好きにはそこがちょっと物足りないところだけど、むしろ、ハッカーらしさは、そこにあるのではない。詳しくは書けないが、「情報は自由になりたがる」というハッカー精神がこの小説のメインテーマなのだ。
決して、ハッカー(この場合はクラッカーと言うべきか)を礼賛するつもりはないけど、その精神には惹かれるものがある。そういう意味で、この小説は正統なハッカー小説なのだ。
面白かった。