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神父と頭蓋骨 単行本 – 2010/6/23
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佐野眞一氏、感嘆!
「読む者にカラ元気ではない、掛け値なしに本物のエネルギーを注入する本である」
北京原人の発見に、古生物学者として関わったイエズス会士・テイヤール・ド・シャルダン神父(1881‐1955)。神と科学の狭間で苦悩し、バチカンからは危険視されながらも、独自の思想を打ち立てた波瀾の生涯を通じ、人類学の発展を描く傑作評伝(解説/佐野眞一)。
「読む者にカラ元気ではない、掛け値なしに本物のエネルギーを注入する本である」
北京原人の発見に、古生物学者として関わったイエズス会士・テイヤール・ド・シャルダン神父(1881‐1955)。神と科学の狭間で苦悩し、バチカンからは危険視されながらも、独自の思想を打ち立てた波瀾の生涯を通じ、人類学の発展を描く傑作評伝(解説/佐野眞一)。
- 本の長さ328ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2010/6/23
- 寸法14 x 2.4 x 19.4 cm
- ISBN-104152091398
- ISBN-13978-4152091390
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商品の説明
著者について
アミール・D・アクゼル
Amir D. Aczel
世界的に評価の高い科学ノンフィクション作家。父は地中海クルーズ船の船長で、生後間もない頃から父親の船に乗せられ、外国語や科学、歴史への興味をはぐくむ。7カ国語に堪能。カリフォルニア大学バークレー校にて数学を専攻し、オレゴン大学で統計学の博士号を取得。数理科学や科学者の伝記を織り交ぜたノンフィクション作品を精力的に執筆している。フェルマーの最終定理解決までのドラマを活写した『天才数学者たちが挑んだ最大の難問』は、22カ国語に翻訳されるベストセラーになった。
著者HP:http://www.amirdaczel.com/
Amir D. Aczel
世界的に評価の高い科学ノンフィクション作家。父は地中海クルーズ船の船長で、生後間もない頃から父親の船に乗せられ、外国語や科学、歴史への興味をはぐくむ。7カ国語に堪能。カリフォルニア大学バークレー校にて数学を専攻し、オレゴン大学で統計学の博士号を取得。数理科学や科学者の伝記を織り交ぜたノンフィクション作品を精力的に執筆している。フェルマーの最終定理解決までのドラマを活写した『天才数学者たちが挑んだ最大の難問』は、22カ国語に翻訳されるベストセラーになった。
著者HP:http://www.amirdaczel.com/
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2010/6/23)
- 発売日 : 2010/6/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 328ページ
- ISBN-10 : 4152091398
- ISBN-13 : 978-4152091390
- 寸法 : 14 x 2.4 x 19.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 791,419位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 71,987位科学・テクノロジー (本)
- - 120,154位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2014年1月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても良い状態の本を届けていただきました。大変感謝しています。
2010年8月26日に日本でレビュー済み
充実した科学ノンフィクションであり、思想の自由をめぐって戦った一人の勇敢な科学者の生涯でもある。統計学が専門の数学教授で科学ノンフィクション作家アミール・アクゼル最新刊の日本語訳だが、読み物としては面白い。
イエズス会士にして古生物学者であったフランス人ピエール・テイヤール・ド・シャルダンの生涯を縦糸に、進化論と形質人類学の発展史を横糸として織り上げた作品である。したがって、どちらに重点をおいて読むかによって、感想は違ってきて当然だろう。この両者をからませたから面白いと受け取るか、それとも両者ともに扱いが中途半端になっているので満足できないと感じるか。
そもそも、科学と信仰という、いっけんして両立しがたいと思われていたテーマを生涯かけて追求したのが、本書の主人公であるイエズス会司祭テイヤール・ド・シャルダンである。最終的に『現象としての人間』という本に結実したテイヤールの思想は、進化論とキリスト教信仰を合致させたことにあった。テイヤールの思想に賛同するかどうかは、また別の問題である。
20世紀のガリレオであるテイヤール神父が衝突したのは、進化論とくに人間の進化についての学説であり、キリスト教の教義であるアダムとイヴの原罪説にダイレクトに抵触するものであった。
欧州においておくことは危険すぎるとみなされたテイヤール神父は、たまたま派遣された北京にいたために、人類と猿人のミッシングリンクとなる北京原人(シナントロプス・ペキネンシス)発見の一人となった。これはまさに、セレンディピティといえようか、宗教者としてはさておき、科学者としてはきわめて幸運の持ち主であった。
一方、科学上の知見をもとに、キリスト教教義の再解釈に手をつけることになったテイヤール神父の思想は、所属していたイエズス会からは過激思想であるとして、公にすることを徹底的に拒否されつづける。テイヤール神父が亡くなる1955年まで、イエズス会からは出版許可が下りなかったということは、いまから考えると驚くべきことである。
イエズス会に属する組織人として、組織に忠誠を誓った司祭の、思想の自由をめぐっての静かで、かつ持続的な戦いは、最終的に本人が死ぬ事によって、初めて本当の勝利がもたらされることになる。
第一次世界大戦でヨーロッパが壊滅的破壊をうけ、さらに第二次大戦において宗教への信頼が大きく喪失した時代のカトリック教会。
「科学時代」に生きるわれわれは、一方ではスピリチュアルなものを求める気持ちが強い。晩年のテイヤール神父が、教会よりもイエスそのものを重視していたという事実は、「進化する神」というコンセプトとともにきわめて「ニューエイジ」的である。時代に先駆けていた先駆的思索者としての意味合いがきわめて大きかったことが理解される。
進化論そのものはすでにカトリック教会も公認しているが、しかし依然として最初の生物発生の第一原因いまでもわからないままだ。また、本書におけるテイヤール神父の思想の掘り下げはやや浅いように感じられる。カトリックの側からの評価をもっと知りたいところだ。
現代でも、米国を中心に福音派(エヴァンジェリカル)のキリスト教徒は、進化論そのものを頭から否定している。これもまたごくごくフツーの日本人からしてみれば、不可解な話なのだが、この件については本書にはまったく言及はない。
残念なことに、佐野眞一の解説は不要である。科学と信仰という2つのテーマを専門に追ってきたわけではないこの人は、本質からはまったく外れた解説に終始している。単行本初版にこのような解説をつけるのは意味がない。
そのかわりに、人名索引と事項索引をつけるべきであった。これが本当の、読者への知的サービスというものではないだろうか?
『現象としての人間』というロンセラーの作者の名前として、また北京原人の発見者の一人として、本書をきっかけにテイヤールの名前が再び日本で再認識されるきっかけになれば、本書の出版も意味があったことになるだろう。
イエズス会士にして古生物学者であったフランス人ピエール・テイヤール・ド・シャルダンの生涯を縦糸に、進化論と形質人類学の発展史を横糸として織り上げた作品である。したがって、どちらに重点をおいて読むかによって、感想は違ってきて当然だろう。この両者をからませたから面白いと受け取るか、それとも両者ともに扱いが中途半端になっているので満足できないと感じるか。
そもそも、科学と信仰という、いっけんして両立しがたいと思われていたテーマを生涯かけて追求したのが、本書の主人公であるイエズス会司祭テイヤール・ド・シャルダンである。最終的に『現象としての人間』という本に結実したテイヤールの思想は、進化論とキリスト教信仰を合致させたことにあった。テイヤールの思想に賛同するかどうかは、また別の問題である。
20世紀のガリレオであるテイヤール神父が衝突したのは、進化論とくに人間の進化についての学説であり、キリスト教の教義であるアダムとイヴの原罪説にダイレクトに抵触するものであった。
欧州においておくことは危険すぎるとみなされたテイヤール神父は、たまたま派遣された北京にいたために、人類と猿人のミッシングリンクとなる北京原人(シナントロプス・ペキネンシス)発見の一人となった。これはまさに、セレンディピティといえようか、宗教者としてはさておき、科学者としてはきわめて幸運の持ち主であった。
一方、科学上の知見をもとに、キリスト教教義の再解釈に手をつけることになったテイヤール神父の思想は、所属していたイエズス会からは過激思想であるとして、公にすることを徹底的に拒否されつづける。テイヤール神父が亡くなる1955年まで、イエズス会からは出版許可が下りなかったということは、いまから考えると驚くべきことである。
イエズス会に属する組織人として、組織に忠誠を誓った司祭の、思想の自由をめぐっての静かで、かつ持続的な戦いは、最終的に本人が死ぬ事によって、初めて本当の勝利がもたらされることになる。
第一次世界大戦でヨーロッパが壊滅的破壊をうけ、さらに第二次大戦において宗教への信頼が大きく喪失した時代のカトリック教会。
「科学時代」に生きるわれわれは、一方ではスピリチュアルなものを求める気持ちが強い。晩年のテイヤール神父が、教会よりもイエスそのものを重視していたという事実は、「進化する神」というコンセプトとともにきわめて「ニューエイジ」的である。時代に先駆けていた先駆的思索者としての意味合いがきわめて大きかったことが理解される。
進化論そのものはすでにカトリック教会も公認しているが、しかし依然として最初の生物発生の第一原因いまでもわからないままだ。また、本書におけるテイヤール神父の思想の掘り下げはやや浅いように感じられる。カトリックの側からの評価をもっと知りたいところだ。
現代でも、米国を中心に福音派(エヴァンジェリカル)のキリスト教徒は、進化論そのものを頭から否定している。これもまたごくごくフツーの日本人からしてみれば、不可解な話なのだが、この件については本書にはまったく言及はない。
残念なことに、佐野眞一の解説は不要である。科学と信仰という2つのテーマを専門に追ってきたわけではないこの人は、本質からはまったく外れた解説に終始している。単行本初版にこのような解説をつけるのは意味がない。
そのかわりに、人名索引と事項索引をつけるべきであった。これが本当の、読者への知的サービスというものではないだろうか?
『現象としての人間』というロンセラーの作者の名前として、また北京原人の発見者の一人として、本書をきっかけにテイヤールの名前が再び日本で再認識されるきっかけになれば、本書の出版も意味があったことになるだろう。
2010年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
理数系トピックの達者な啓蒙家がテイヤール・ド・シャルダンを書いたというので期待しましたが、ダメでした。進化論と古生物学の大雑把な歴史にテイヤールの逸話をからめただけで、『現象としての人間』その他の著作の思想的内実にはほとんど関与しません。宗教とか神秘思想というような重い話題を扱うには、アクゼルには人文的教養が不足していますね。
宗教的モダニズムの経緯やベルクソニスムの消長、それに何よりカトリックとイエズス会の歴史をきちんと押さえなければ、テイヤール思想の独自性はわからないでしょう。それにしても、過去には邦訳著作集が出るほどだったのが、今では本書のようなものでしかテイヤールに出会えないのは、カトリシズムの全般的弱体化なのか、日本人の健忘症のゆえなのか。
細かいことですが、「ハクスレー」は「ハクスリー」にしてほしいし、イギリス国教会の bishop は「司教」ではなく、「主教」です。その他ケアレスミスが散見されるのは残念ですし、佐野眞一の解説はあらずもがなの一言に尽きます。だいたい佐野とテイヤールに接点は皆無でしょう。こういう愚劣な文章を依頼する編集者もいけませんね。
宗教的モダニズムの経緯やベルクソニスムの消長、それに何よりカトリックとイエズス会の歴史をきちんと押さえなければ、テイヤール思想の独自性はわからないでしょう。それにしても、過去には邦訳著作集が出るほどだったのが、今では本書のようなものでしかテイヤールに出会えないのは、カトリシズムの全般的弱体化なのか、日本人の健忘症のゆえなのか。
細かいことですが、「ハクスレー」は「ハクスリー」にしてほしいし、イギリス国教会の bishop は「司教」ではなく、「主教」です。その他ケアレスミスが散見されるのは残念ですし、佐野眞一の解説はあらずもがなの一言に尽きます。だいたい佐野とテイヤールに接点は皆無でしょう。こういう愚劣な文章を依頼する編集者もいけませんね。
2010年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
死後50年の2000年代、「Nature」の巻頭言に予言者として取り上げられていたテイヤール・ド・シャルダン神父の評伝。ダーウィン以後、最も優れた進化論者として、また、深い信仰の持ち主として、進化論を排斥する教会側と苦闘を続けた生涯を、敬愛をこめた筆致で描いている。
2010年7月19日に日本でレビュー済み
本書は出来のわるいピエール・テイヤール・ド・シャルダンの伝記。
科学書ではないので、科学の知識を期待してはいけない。
かといって、テイヤールの思想が詳しく解説されている訳でもない。
著者は、妙に、テイヤールに入れ込んで、「(テイヤールの)仕事は、私たちが今なお科学と信仰の共通の基盤を目指すことができることを示している」と書いている。だが、信仰を持つ科学者の大部分は、信仰は信仰、科学は科学と分けて両立させているのだ。
本書の想定読者層は北京原人の愛情生活なら知りたいと考えるだろう。本書には、北京原人ではなく、埒もないテイヤールの愛情生活に多くのページが割かれているが、全くの無駄。
同じ著者の「ウラニウム戦争」同様、日本への悪意が感じられる。例えば、日本兵は略奪と盗みにしか関心が無い、等。
常識的に考えれば、北京原人の化石は、蒋介石かアメリカが紛失したか、横流ししたのだろう。
佐野眞一の文が巻末にあるが、これも屑。そもそも、佐野眞一に文を書かせている事が本書は科学書ではないこと、そして、学術書ですらない事を示している。
この本を買う人は、科学的知識を得る事が楽しみと感じる人たちだと思う。佐野は、「紅海の海賊」と呼ばれた人など、多彩な人物が出て来るから本書は「ややもすると退屈な学術書」ではなくなった書いている。何をか言わんや、佐野は、知の愉しみを知らない。
科学書ではないので、科学の知識を期待してはいけない。
かといって、テイヤールの思想が詳しく解説されている訳でもない。
著者は、妙に、テイヤールに入れ込んで、「(テイヤールの)仕事は、私たちが今なお科学と信仰の共通の基盤を目指すことができることを示している」と書いている。だが、信仰を持つ科学者の大部分は、信仰は信仰、科学は科学と分けて両立させているのだ。
本書の想定読者層は北京原人の愛情生活なら知りたいと考えるだろう。本書には、北京原人ではなく、埒もないテイヤールの愛情生活に多くのページが割かれているが、全くの無駄。
同じ著者の「ウラニウム戦争」同様、日本への悪意が感じられる。例えば、日本兵は略奪と盗みにしか関心が無い、等。
常識的に考えれば、北京原人の化石は、蒋介石かアメリカが紛失したか、横流ししたのだろう。
佐野眞一の文が巻末にあるが、これも屑。そもそも、佐野眞一に文を書かせている事が本書は科学書ではないこと、そして、学術書ですらない事を示している。
この本を買う人は、科学的知識を得る事が楽しみと感じる人たちだと思う。佐野は、「紅海の海賊」と呼ばれた人など、多彩な人物が出て来るから本書は「ややもすると退屈な学術書」ではなくなった書いている。何をか言わんや、佐野は、知の愉しみを知らない。
2010年7月11日に日本でレビュー済み
実におもしろく読みました。テイヤール・ド・シャルダンについてはほとんど知らなかったのですが、この本で興味が湧き『現象としての人間』を読んでいます。批判的な向きもあるようですが、テイヤール神父を、人間的な魅力に満ちた人物として描き出すことには、充分成功していると思います。とくに、テイヤールとルシール・スワンの真情のこもった手紙には胸打たれました。テイヤールが、戦時中日本軍から尋問されていたというのは驚きです。佐野眞一氏の解説は力が入っていてよかった。『旅する巨人』の宮本常一を思い出し、一層感慨が深まりました。本書は、読後に熱い感動が残る、最近読んだ中でも一押しの一冊です。