確かに長いかもしれない。
頭の中で画を描くのが難しいかもしれない。
それでも、私はそれが苦にはならなかった。
小説だからこそのロボット物としては最上級であると思う。
アニメにエヴァンゲリオンがあるならば、小説にはダイナミックフィギュアがある。
そのぐらいのレベルの作品だと言ってもいいのではないか
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ダイナミックフィギュア〈下〉 (ハヤカワSFシリーズ―Jコレクション) 単行本 – 2011/2/25
- 本の長さ386ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2011/2/25
- ISBN-104152091967
- ISBN-13978-4152091963
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2011/2/25)
- 発売日 : 2011/2/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 386ページ
- ISBN-10 : 4152091967
- ISBN-13 : 978-4152091963
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,379,660位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 661位フィギュア・コレクタードール (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
皆さんがおっしゃる通り ネーミングのセンスはイマイチですね 作者さんには何かしらの意図があったのでしょうか?
私の場合 読書中は登場人物の名前などはほとんど記号として認識していました 主人公の苗字何でしたっけ、って感じです、もしかしたら香川県では ありふれた名前なんでしょうか?
総論としては ストーリーも良くできてると思うし、戦闘シーンでの主人公の神がかり的な強さも爽快感があります、登場人物が多いのに最後の〆がちょっと寂しいですが 全体的には面白いと思いますよ
私の場合 読書中は登場人物の名前などはほとんど記号として認識していました 主人公の苗字何でしたっけ、って感じです、もしかしたら香川県では ありふれた名前なんでしょうか?
総論としては ストーリーも良くできてると思うし、戦闘シーンでの主人公の神がかり的な強さも爽快感があります、登場人物が多いのに最後の〆がちょっと寂しいですが 全体的には面白いと思いますよ
2012年1月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
☆3ですが香川県を舞台にしている分☆ひとつプラスしています。ひいき目を抜きにすると☆2の評価です。
最初に結論を述べると、この作品は人間ドラマでありSFでも戦争アクションでもありませんでした。
他の方も書いておられましたが、エヴァの域を出ていない印象と、私個人としてマブラブに色濃い影響を受けたような印象を受けます。
どうせならストーリーにもっと絶望を与えると緊迫感がでる気もしましたが、あまり絶望的すぎると読者が投げてしまう可能性があるので、この程度でよかったのかもしれないと思ったり。
暗いストーリーを読み進めるだけの推進力を持った物語でも、キャラクター達でもないからです。
SFとしての読みごたえはどうかと言うと、これは期待できません。
作者が「こんな世界だったら人間はどう戦うか?」と言う設定をありきにして物語を構成したのが感じ取れてしまい、もう少し工夫が欲しかったところです。
最終的は「過ぎた科学は魔法と同意義」の境地に達してしまうので、SFの域を飛び出すため、むしろファンタジーだと思って読むべきでしょう。
自衛隊や軍事的な描写がそれなりにあるので、ミリオタの人たちにはちょっと受けがいいかもしれません。
あとついでに表紙のロボットはもうちょっとだけかっこよくてもよかったのでは……。下巻なんて首のない大魔神にしか見えない。
この作品は不条理な戦いを強いられる人々の心のぶつかり合いをえがくもので、骨子はそこにあり、長々とある戦闘シーンなんかはむしろ飛ばしても構いません。
作品自体が長いので時間の無駄を省くならそうすべきです。
人間模様を描いているのならば、魅力的な人間たちが登場してほしいのですが、どうにもそれが乏しいのは否めません。
SFのジャンルには往々にしてよくあることですが、これだけ人間に重点を置いたストーリーな以上、この部分が致命的です。
主人公をはじめ、ヒロイン、サブキャラクター、すべてがプロットを動かすために生かされており、生命を感じないのです。
逆に言えば物語を軸にしてよく人物や状況が動くため、ストーリーの流れは素晴らしいものがありました。
最後に香川県民としての感想は、香川県民が読むメリットはほとんどなかったなーと言ったところ。
マイナーな国道や地理が少々わかりやすいくらいです。
でも、主人公たちが身近な土地で戦っている親近感は得られますので、県民として☆ひとつ加えます。
ここから先はかなり私情を入れて書きますので、話半分にしてください。個人的な感想です。
まずヒロインが最悪です。悪者なのか、善人なのか、被害者なのか、馬鹿なのか賢いのか、ぜんぜんわかりません。
おそらく作者にもどういう役割を持たせようか、はっきりとしたビジョンがなかったのではないでしょうか。
もしくはこの場面ではこう言う人物だったが、後になってストーリー上こっちの方が動かしやすいから立場を変えてもらった、みたいに場当たり的に書いたとか。
最終的にあそこまでの立ち位置に立たせるなら、そのあたりはしっかりすべきでした。
私にとっては大嫌いな人物像でしたが、本当に嫌っていいのか、嫌ってしまう自分は間違ってるんじゃないか、みたいなモヤモヤした葛藤が残ります。
ラストのオチはそれを上回る最悪中の最悪です。
安易にああ言う結末を持ってきてはいけないと編集かだれかに言われなかったのでしょうか?
あれが物語をすっきり〆る、と思われていたのは一昔どころかふた昔くらい前の話です。
だらだらとしてしまった最終局面を引き締めたかったと考えたなら、大間違いで、ラスト30ページ分は30回でも書き直して読むに堪えるものにしてから違った結末を用意した方がいいはずです。
最初に結論を述べると、この作品は人間ドラマでありSFでも戦争アクションでもありませんでした。
他の方も書いておられましたが、エヴァの域を出ていない印象と、私個人としてマブラブに色濃い影響を受けたような印象を受けます。
どうせならストーリーにもっと絶望を与えると緊迫感がでる気もしましたが、あまり絶望的すぎると読者が投げてしまう可能性があるので、この程度でよかったのかもしれないと思ったり。
暗いストーリーを読み進めるだけの推進力を持った物語でも、キャラクター達でもないからです。
SFとしての読みごたえはどうかと言うと、これは期待できません。
作者が「こんな世界だったら人間はどう戦うか?」と言う設定をありきにして物語を構成したのが感じ取れてしまい、もう少し工夫が欲しかったところです。
最終的は「過ぎた科学は魔法と同意義」の境地に達してしまうので、SFの域を飛び出すため、むしろファンタジーだと思って読むべきでしょう。
自衛隊や軍事的な描写がそれなりにあるので、ミリオタの人たちにはちょっと受けがいいかもしれません。
あとついでに表紙のロボットはもうちょっとだけかっこよくてもよかったのでは……。下巻なんて首のない大魔神にしか見えない。
この作品は不条理な戦いを強いられる人々の心のぶつかり合いをえがくもので、骨子はそこにあり、長々とある戦闘シーンなんかはむしろ飛ばしても構いません。
作品自体が長いので時間の無駄を省くならそうすべきです。
人間模様を描いているのならば、魅力的な人間たちが登場してほしいのですが、どうにもそれが乏しいのは否めません。
SFのジャンルには往々にしてよくあることですが、これだけ人間に重点を置いたストーリーな以上、この部分が致命的です。
主人公をはじめ、ヒロイン、サブキャラクター、すべてがプロットを動かすために生かされており、生命を感じないのです。
逆に言えば物語を軸にしてよく人物や状況が動くため、ストーリーの流れは素晴らしいものがありました。
最後に香川県民としての感想は、香川県民が読むメリットはほとんどなかったなーと言ったところ。
マイナーな国道や地理が少々わかりやすいくらいです。
でも、主人公たちが身近な土地で戦っている親近感は得られますので、県民として☆ひとつ加えます。
ここから先はかなり私情を入れて書きますので、話半分にしてください。個人的な感想です。
まずヒロインが最悪です。悪者なのか、善人なのか、被害者なのか、馬鹿なのか賢いのか、ぜんぜんわかりません。
おそらく作者にもどういう役割を持たせようか、はっきりとしたビジョンがなかったのではないでしょうか。
もしくはこの場面ではこう言う人物だったが、後になってストーリー上こっちの方が動かしやすいから立場を変えてもらった、みたいに場当たり的に書いたとか。
最終的にあそこまでの立ち位置に立たせるなら、そのあたりはしっかりすべきでした。
私にとっては大嫌いな人物像でしたが、本当に嫌っていいのか、嫌ってしまう自分は間違ってるんじゃないか、みたいなモヤモヤした葛藤が残ります。
ラストのオチはそれを上回る最悪中の最悪です。
安易にああ言う結末を持ってきてはいけないと編集かだれかに言われなかったのでしょうか?
あれが物語をすっきり〆る、と思われていたのは一昔どころかふた昔くらい前の話です。
だらだらとしてしまった最終局面を引き締めたかったと考えたなら、大間違いで、ラスト30ページ分は30回でも書き直して読むに堪えるものにしてから違った結末を用意した方がいいはずです。
2015年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中学生の書いた小説のような登場人物名に萎えて、上巻の途中で読めなくなったので未読。
2011年4月5日に日本でレビュー済み
久々に400pの本を一気読み。後に回せなかったという個人的な事情も有りましたが、一気に読ませる
「勢い」があったのも事実。上巻で貼りまくった伏線は、一気にクライマックスに向かって紡がれて
いきます(但し、未解決になっている部分も多い)。
上巻で感じた「エヴァ」らしさは最後まで続きました。シンジと同様に、主人公栂遊星(トガ ユウセイ)
も、結局は「己」の為に闘いました。そう、人は大義の為に生きるのではなく、極めて個人的な事由で
生きるのだ、と。
「人類の危機」<個人の尊厳だったのです。でも、それは今の時代、極めてリアルなものとして感じ
られます。「大義のために」では白々しいのです。その「空気」をSF的な世界で再現したのは見事です。
エヴァ的なものでは無く、SF的な舞台を活かした「或る若者とそれを支える人の群像劇」と読むべき
作品かなとも思います。最終章は、マーラー/交響曲第9番最終楽章をBGMにしていたせいもありますが
(各人が或る「想い」の元に集い、最終決戦に向かう箇所以降)、涙腺をヤラレマシタ。
それ故に、最終決戦のあっけなさが残念。後日談に軽く触れたエピローグは良。
しかし、SF的な設定に、もやもや感が残る(設定が詰めれていない・振りっぱなし)ところや
エヴァの影から逃れられてないように感じる点は、やはり「勿体ないな」という感想を持ってしまいます。
前述した最終決戦のあっけなさと併せて、これらの部分を割引、☆4つとしました。
※二段組上下巻で800pの重量級。隙間時間で読むよりも、どこかで時間を取って一気読みすることを
お勧めします。
「勢い」があったのも事実。上巻で貼りまくった伏線は、一気にクライマックスに向かって紡がれて
いきます(但し、未解決になっている部分も多い)。
上巻で感じた「エヴァ」らしさは最後まで続きました。シンジと同様に、主人公栂遊星(トガ ユウセイ)
も、結局は「己」の為に闘いました。そう、人は大義の為に生きるのではなく、極めて個人的な事由で
生きるのだ、と。
「人類の危機」<個人の尊厳だったのです。でも、それは今の時代、極めてリアルなものとして感じ
られます。「大義のために」では白々しいのです。その「空気」をSF的な世界で再現したのは見事です。
エヴァ的なものでは無く、SF的な舞台を活かした「或る若者とそれを支える人の群像劇」と読むべき
作品かなとも思います。最終章は、マーラー/交響曲第9番最終楽章をBGMにしていたせいもありますが
(各人が或る「想い」の元に集い、最終決戦に向かう箇所以降)、涙腺をヤラレマシタ。
それ故に、最終決戦のあっけなさが残念。後日談に軽く触れたエピローグは良。
しかし、SF的な設定に、もやもや感が残る(設定が詰めれていない・振りっぱなし)ところや
エヴァの影から逃れられてないように感じる点は、やはり「勿体ないな」という感想を持ってしまいます。
前述した最終決戦のあっけなさと併せて、これらの部分を割引、☆4つとしました。
※二段組上下巻で800pの重量級。隙間時間で読むよりも、どこかで時間を取って一気読みすることを
お勧めします。
2011年9月21日に日本でレビュー済み
そろいも揃って、字面からだけでは男女の区別がサッパリ分からない
DQNネームの登場人物。究極のお役所である軍隊で、こんな名称が
採用されるわけないだろうというコードネームの頻発。
これらを中二病と思わず、頁から目が泳がない読者にお勧め。
DQNネームの登場人物。究極のお役所である軍隊で、こんな名称が
採用されるわけないだろうというコードネームの頻発。
これらを中二病と思わず、頁から目が泳がない読者にお勧め。
2013年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上下合わせてかなりの長さ。
登場人物の名前や所々出てくる描写のなんというか陳腐さ、もしくは中二病的感覚が読む気を無くさせます。
気になったのが毎回の開戦時の台詞回しと、なんだかよくわからないボクシングの設定(これは上巻か)、あと何故そこまで押すのかわからない金比羅バーガー。こんなの無かったら上巻だけで終われるのではないか?とまで感じました。
それらを耐えて最後まで読んでの急な展開と腑に落ちない終わり方に『正直読まないほうが良かったのでは』という印象を持たせました。
ただ、フィギュアの設定や世界観は面白いです。
ですが、それらを私が完全には理解できなかったのか、説明する気もないのか、SFというよりファンタジーというのは他のレビュアーの方も仰っていましたが、その通りかもしれません。
いっそ表紙を美少女のイラストにしてラノベとして出してみるのはどうでしょうか?
(勿論それはそれでかなりの改稿が必要でしょうが)
ここまで言っておいてなんですが、私は嫌いではありません。なので☆三つ。
登場人物の名前や所々出てくる描写のなんというか陳腐さ、もしくは中二病的感覚が読む気を無くさせます。
気になったのが毎回の開戦時の台詞回しと、なんだかよくわからないボクシングの設定(これは上巻か)、あと何故そこまで押すのかわからない金比羅バーガー。こんなの無かったら上巻だけで終われるのではないか?とまで感じました。
それらを耐えて最後まで読んでの急な展開と腑に落ちない終わり方に『正直読まないほうが良かったのでは』という印象を持たせました。
ただ、フィギュアの設定や世界観は面白いです。
ですが、それらを私が完全には理解できなかったのか、説明する気もないのか、SFというよりファンタジーというのは他のレビュアーの方も仰っていましたが、その通りかもしれません。
いっそ表紙を美少女のイラストにしてラノベとして出してみるのはどうでしょうか?
(勿論それはそれでかなりの改稿が必要でしょうが)
ここまで言っておいてなんですが、私は嫌いではありません。なので☆三つ。
2013年5月29日に日本でレビュー済み
上巻のレビューを参考にされたし。
大部分は下巻ににも当てはまる。
ただし、小生は上巻は一応読破しました。
下巻は、耐え難いしろものとして、のこり数十ページをのこして捨てました。
下巻は、特にプロットが荒く、不必要に書き延ばして、全体として幼稚な登場人物の安手の感傷のやりとりに終始している。
中途半端なプラトニックラブと、薄っぺらい軍人精神、出来の悪い政治理論。登場人物の極端な性格描写。「クサイ」作品です。
なにより、上下巻とおり、「クラマ」の存在意義が本人にも解決できていないので、およそ読み手には不明。「カラス」も同じ意味で理解不能。
ハードSFという内容は要求しないまでも、もう少し科学理論で説明できるユニークな世界が描けなかったか?
同様に「孤介時間」の概念説明、「ダルタイプ」「ナーバス」、人間心理学や生理学等の背景知識を学習してから、作り上げるべき概念でしょう。
上下巻をとおして、間違いなく日本のSFの平均点をこの一作が大きく落としていることは間違いなく、できの悪さにがっかりさせられる作品で、本当に残念です。
大部分は下巻ににも当てはまる。
ただし、小生は上巻は一応読破しました。
下巻は、耐え難いしろものとして、のこり数十ページをのこして捨てました。
下巻は、特にプロットが荒く、不必要に書き延ばして、全体として幼稚な登場人物の安手の感傷のやりとりに終始している。
中途半端なプラトニックラブと、薄っぺらい軍人精神、出来の悪い政治理論。登場人物の極端な性格描写。「クサイ」作品です。
なにより、上下巻とおり、「クラマ」の存在意義が本人にも解決できていないので、およそ読み手には不明。「カラス」も同じ意味で理解不能。
ハードSFという内容は要求しないまでも、もう少し科学理論で説明できるユニークな世界が描けなかったか?
同様に「孤介時間」の概念説明、「ダルタイプ」「ナーバス」、人間心理学や生理学等の背景知識を学習してから、作り上げるべき概念でしょう。
上下巻をとおして、間違いなく日本のSFの平均点をこの一作が大きく落としていることは間違いなく、できの悪さにがっかりさせられる作品で、本当に残念です。