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ヨハネスブルグの天使たち (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション) 単行本(ソフトカバー) – 2013/5/24
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- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2013/5/24
- 寸法12.1 x 1.7 x 18.9 cm
- ISBN-104152093781
- ISBN-13978-4152093783
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2013/5/24)
- 発売日 : 2013/5/24
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 264ページ
- ISBN-10 : 4152093781
- ISBN-13 : 978-4152093783
- 寸法 : 12.1 x 1.7 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,170,214位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 5,056位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 93,488位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
1979年、東京都生まれ、1992年までニューヨークに在住。早稲田大学第一文学部卒。2010年に短編「盤上の夜」で第1回創元SF短編賞選考委員特別賞(山田正紀賞)を受賞、2012年に連作短編集『盤上の夜』として刊行し単行本デビュー(第33回日本SF大賞)。2013年に第6回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。ほか、『ヨハネスブルグの天使たち』(第34回日本SF大賞特別賞)、『彼女がエスパーだったころ』(第38回吉川英治文学新人賞)、『カブールの園』(第30回三島由紀夫賞受賞)、『あとは野となれ大和撫子』(第49回星雲賞日本長編部門)、『遠い他国でひょんと死ぬるや』(第70回芸術選奨文部科学大臣新人賞)など。これまでの作品の一覧は以下を参照ください。
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=3599396050117284&id=263006690422920
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
計算された構成だと思うが物語が膨らむ前に話が終わってしまう印象を受けた。
みたいな作品に感じました。
各篇の最後に主要参考文献として大量の書名が記されていますが、
作者さんはこれ全部読んだんでしょうね。
すごいですね! 勉強家ですね!!
DX9という歌姫ロボットが全編に登場しますので、
一応SF小説なんでしょうけれど・・
私はあまりSFっぽさは感じませんでした。
そもそも何で製品の耐久テストでそんなビルの屋上みたいな所から落下させるのか? 意味不明です。
歌唱ロボにそんな耐衝撃性能いらないでしょ(笑)
あとDX9が初音ミクだなんて解説読まないと分からないよ(笑)
解説に出てくる『南極点のピアピア動画』の方がSFらしくて夢があって私は好きです。
舞台は近未来の南アフリカからニューヨーク、アフガニスタン、イエメン、そして東京。雨のように落下する歌姫ロボットたちのイメージをつなぎながら、人間とはなにか、宗教、戦い、愛……広い視座で、哲学性さえ感じさせる、SFの枠を超えた良質な小説で、感動しました。
是非、翻訳されて、世界中の人に読んでもらいたい。
南アフリカに始まり、イエメン、キルギスとイスラム・ジハードや民族紛争の世界を描く野心作。
特に「ジャララバードの兵士たち」「ハドラマウトの道化たち」と続くゲリラものは、キャラクターが一部重なったせいもあって、緊張感があり面白かった。感情移入できるキャラクターがいると、ぐっと引き込まれる。
9.11を再現してしまう一篇だけは、どうもよくわからなかった。
中東、NY、日本、アジア様々な国の様々な建築物と初音ミク型楽器のDX9を組み合わせた物語が連作形式で収められている。
人格の転写やロボット、VRなどのSF的な要素を用いながらも世界観はリアルに基づかれており、SF的要素と現実的な社会問題が交錯する様は他の小説ではあまり見ない質感がある。
この作品はSFの枠を越えて直木賞候補にもなったけれども、日本という枠を越えても評価されうる価値があると自分は思う。
もちろん問題点がないわけでも無い。詩的なイメージやスピード感を重視している結果読んでいる側が置いて行かれたまま物語が終わることがしばしばあるのは難点だ。だがそれを踏まえても、この作品の要所要所で見せるイメージは鮮烈で心を動かす。
もし誰かに小説のおすすめを聞かれたらこの作品を推したい。
日本人にはアパルトヘイトやマンデラ大統領のイメージの南アフリカ。だがこの世界では主流派になった黒人勢力と、それに対抗する白人勢力との内戦が泥沼化している。主人公の黒人少年スティーブは同じ日に戦災孤児になった白人少女シェリルと知り合い、生まれて初めて盗んで来たパンを彼女に与えてパートナーとなる。スラムで身を寄せ合い暮らしながら、2人は困窮生活から脱出するためAI技術者をめざす。そんな彼らが、なぜか大量に降り続けるDXー9の一体を捕獲し、意思疎通を試みる。うまくいかないが、その一体は確実に人格を備えており、何度も落下する苦痛から救ってくれた2人の成長を見守ることになる。
スティーブは大学に進んで政治活動を始め、結婚したシェリルが白人である事も評価されて、内戦を収拾すべく大統領にまで上り詰める。だが、反対派のテロリストに狙撃され、外れた銃弾がシェリルの命を奪う。内戦はもはや手の付けられないほど激化して、絶望したスティーブはシェリルの研究を生かして希望者の人格をDX-9に転写し、集団で人の住めない砂漠へと移住する。その時、あの2人が意思疎通を試みたDXー9が本来の機能を発揮して歌い始めるのが詩的で美しく、魂が震える気持ちを覚えた。
ハードSFで難解だし、戦争ものと言うだけで拒絶感を持つ人には駄目だろうが、傑作なのは間違いないと思う。
と思ってるなら読者を舐めてます。
ストーリーに深みがなく、上っ面を撫でているだけに思えます。