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SFまで10000光年 単行本 – 2015/7/23
水玉 螢之丞
(著)
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購入オプションとあわせ買い
昨年十二月に逝去した水玉氏が、SFマガジンに十年にわたって連載したエッセイコミックがついに単行本化。九〇年代サブカルチャーの奔流のなか著者が到達した〝SFファンという生き方〟とは?
- 本の長さ239ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2015/7/23
- ISBN-104152095520
- ISBN-13978-4152095527
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2015/7/23)
- 発売日 : 2015/7/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 239ページ
- ISBN-10 : 4152095520
- ISBN-13 : 978-4152095527
- Amazon 売れ筋ランキング: - 668,037位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年8月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イラストのセンス・文章の切れ味、何もかも懐かしい。
2015年7月24日に日本でレビュー済み
本書はSFマガジン1993年1月号から、2002年12月号まで連載されたイラスト入りコラム、「SFまで10000光年」を書籍化したものである。
(但し、SFマガジン1998年1月号に掲載された、「SFまで10000光年スペシャルメガミックス SF者すごろく」は、解説の大森望氏曰く、
「主にページ数の都合から」、本書には収録されていない。)
また、水玉氏は、本作品の連載終了から、8ヶ月後、表題を「SFまで100000光年」と改め(光年の桁(ケタ)が1つ増えている)、
SFマガジン2003年9月号から2014年12月号まで全130回連載されているが、これも本書には収録されていない。
素朴な疑問として、なぜ本作品が、これまで書籍化されなかったのか、
また、なぜ「SFまで100000光年」が、書籍化対象外なのかが、気になるところではある。
筆者は、本書を読む前は、両疑問に対する回答を、
「早川書房の怠慢」と思い込んでいたが、巻末の大森氏の解説を読むと、どうも筆者の思い込みとは「違う」のではないかと、思われてきた。
2014年12月13日に水玉氏が逝去された際、水玉氏の実兄である、軍事評論家の岡部いさく氏はツイッター上で、こう「呟かれて」いる。
「ずいぶん前だけど妹が、「自分の仕事は画集や単行本として残らなくていい、消えてなくなるものだ」、と言ってた。」、
「ご大層なものにならない、祀り上げられるようなものにならない、という自分と仕事に対する矜持は、私なんかよりもっと強かった。」
「自分が偉くなったり、自意識を満足させるより、
「ぎゃはは、こりゃおかしい」、「こりゃ面白い」と人様が、自分が、感じる瞬間だけのために絵を描く、ってのを妹は目指してたんだろうな。」
…大森氏は、上記の「呟き」を手掛かりに、これまで、本作品及び「SFまで100000年」が書籍化されなかったのは、
「早川書房の怠慢」が原因ではなく、水玉氏の「信念」に因るところが大きいのではないかと、推測されている。
当然ながら、今となっては、「答え合わせ」のしようのない疑問に対しては、推測以上の回答は存在しない。
ともあれ、本作品だけでも、こうして書籍化されたのは、早川書房を筆頭とする、関係各位の尽力があればこそであり、
今後の「SFまで100000光年」の書籍化を期待したいところだ。
本書を読むと、コラムの内容はSFに留まらず、ゲーム、アニメ、漫画、映画、小説、フィギュア、人形の衣服の裁縫等々、実に多岐に渡り、
また、正直、「SFマインド」が心もとない筆者にとっては、一読しただけでは、理解が困難な局面に、非常にしばしば出くわしてしまう。
因みに、筆者の「SF脳」を、恥ずかしながら一部開示すると、
「好きなSF小説が、子供向けに平易に書き直された、アイザック・アシモフの「鋼鉄都市」」、
「好きなSF漫画が、横山光輝氏の「マーズ」」、
「好きなSF映画が、リドリー・スコット監督の「エイリアン」」、
「好きなSFアニメが、宮崎駿監督の「未来少年コナン」」、
うーん…筆者の「SF脳」は、1980年以降、「まるで成長していない」…!
そんな筆者でも、本書を愉しめるのは、本書に様々な「フック」が用意されているためだ。
全体像の把握は困難でも、「フック」の内容が琴線に触れる部分だけなら何とか分かる!
因みに、筆者の琴線に触れた「フック」の内容を列挙すると、
「アニメ版「セーラームーン」」、「少女革命ウテナ」、「ストリートファイターシリーズの春麗」、「サムライスピリッツシリーズのナコルル」、
「島村ジョー」、「スーパーマリオ」、「唐沢兄弟」、「大槻ケンヂ」、「くいだおれ人形」、「ガラスの仮面」、「「ストレス」を歌う森高千里」、
「アニメ版「炎の転校生」の主題歌」、「ウルトラ警備隊隊員の人形(女子)」、「特捜ロボ ジャンパーソン」、「スラムダンクの流川」、
「ブリキの太鼓のオスカル」、「イヤミ」、「チビ太」、「バーチャファイターのジャッキー」、「シャイニング・フォースCDのマリアン」、
「ランドストーカーのライル」、「葉隠覚悟」、「堀江罪子」、「アンジェリークのクラヴィスさま」、「魔法陣グルグル」、「銃夢のガリィ」、
「ジョルノ・ジョバァーナ」、「空条徐倫」、「ドドドドド」、「ゴゴゴゴゴ」、「渚カヲル」、「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」、
「神聖モテモテ王国のファーザー」、「あずまんが大王」、「「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」のドリームキャス子」、「少林サッカー」、
「ゼルダの伝説のリンク」、「THEビッグオーのドロシー」、「ヘルシングのアーカード」…。
…切りがないので、この辺で止めておくが、上記の「フック」は、本書の「フック」の、ほんの一部に過ぎないのである。
思わず「ウッキャー!!!」と叫びたくなるのである。
この「フック」の名称の数々だけでも、水玉氏がカバーされている「守備範囲」の広さに驚かされる。
そしておそらく、SFに造詣が深い方が本書を読まれたなら、夜空いっぱいに輝き、瞬く、星々のように、無数の「フック」を見い出されるのであろう。
その「絶景」を目撃できないことが、無性に口惜しく、自身の不明さを、ただひたすらに情けなく思う。
「フック」のおかげで、「間口」は広いが、「奥」は相当深い、と思われる本作品を描いた水玉氏を、
その圧倒的に深い知識と洞察力から、「思想家」と呼びたくなる誘惑に駆られると、大森氏は「告白」されている。
話を「書籍化」に戻すと、ここは是非とも、早川書房に、もう一押し頑張って貰い、「SFまで100000光年」の書籍化を、重ねて期待するものである。
更に言うなら、
「ファミ通」、「モデルグラフィックス」両誌にも頑張って貰い、水玉氏が連載しておられた、イラスト入りコラムの書籍化を期待するものである。
なに待つさ。
本作品が連載終了してから、書籍化が実現されるまで、我々は13年待った。
あと5年、10年、何の事もない。
本書の巻末には、コラムの副題と、その元ネタの一覧と、本レビューを記入する際、大いに役立った、大森望氏の解説が掲載されている。
2015/7/31追記1:早川書房 SFマガジン編集長 塩澤快浩氏のツイッターより、以下の告知があった。
「水玉螢之丞「SFまで100000光年」の12月刊行が決定いたしました。関係各位、またどうぞよろしくお願いいたします。」
…やれ、嬉しや!!!
5年も10年も待たずに済むとは、何でも言って(書いて)みるものだな。
2015/11/11追記2:早川書房公式サイト「ハヤカワ・オンライン」にて、2015年12月に刊行予定の書籍の中に、
「SFまで100000光年」改め、「SFまで10万光年以上」があり、2015/12/8に刊行される旨、更新があった。
詳しい更新内容を読むと、「SFまで10万光年以上」の気になる収録内容は、以下の通り。
「2003年から2014年までSFマガジンで描き続けられた好評連載の続篇、さらに他誌でのSFエッセイコミック連載、文庫カバーイラストなどを網羅。」
「水玉螢之丞のSFに関する(ほぼ)全仕事。」
期待が大膨張し、今にも破裂しそうだ!
2015/12/4追記3:早川書房公式サイト「ハヤカワ・オンライン」にて、「SFまで10万光年以上」の刊行予定日が、12/11に延期される旨、更新があった。
(但し、SFマガジン1998年1月号に掲載された、「SFまで10000光年スペシャルメガミックス SF者すごろく」は、解説の大森望氏曰く、
「主にページ数の都合から」、本書には収録されていない。)
また、水玉氏は、本作品の連載終了から、8ヶ月後、表題を「SFまで100000光年」と改め(光年の桁(ケタ)が1つ増えている)、
SFマガジン2003年9月号から2014年12月号まで全130回連載されているが、これも本書には収録されていない。
素朴な疑問として、なぜ本作品が、これまで書籍化されなかったのか、
また、なぜ「SFまで100000光年」が、書籍化対象外なのかが、気になるところではある。
筆者は、本書を読む前は、両疑問に対する回答を、
「早川書房の怠慢」と思い込んでいたが、巻末の大森氏の解説を読むと、どうも筆者の思い込みとは「違う」のではないかと、思われてきた。
2014年12月13日に水玉氏が逝去された際、水玉氏の実兄である、軍事評論家の岡部いさく氏はツイッター上で、こう「呟かれて」いる。
「ずいぶん前だけど妹が、「自分の仕事は画集や単行本として残らなくていい、消えてなくなるものだ」、と言ってた。」、
「ご大層なものにならない、祀り上げられるようなものにならない、という自分と仕事に対する矜持は、私なんかよりもっと強かった。」
「自分が偉くなったり、自意識を満足させるより、
「ぎゃはは、こりゃおかしい」、「こりゃ面白い」と人様が、自分が、感じる瞬間だけのために絵を描く、ってのを妹は目指してたんだろうな。」
…大森氏は、上記の「呟き」を手掛かりに、これまで、本作品及び「SFまで100000年」が書籍化されなかったのは、
「早川書房の怠慢」が原因ではなく、水玉氏の「信念」に因るところが大きいのではないかと、推測されている。
当然ながら、今となっては、「答え合わせ」のしようのない疑問に対しては、推測以上の回答は存在しない。
ともあれ、本作品だけでも、こうして書籍化されたのは、早川書房を筆頭とする、関係各位の尽力があればこそであり、
今後の「SFまで100000光年」の書籍化を期待したいところだ。
本書を読むと、コラムの内容はSFに留まらず、ゲーム、アニメ、漫画、映画、小説、フィギュア、人形の衣服の裁縫等々、実に多岐に渡り、
また、正直、「SFマインド」が心もとない筆者にとっては、一読しただけでは、理解が困難な局面に、非常にしばしば出くわしてしまう。
因みに、筆者の「SF脳」を、恥ずかしながら一部開示すると、
「好きなSF小説が、子供向けに平易に書き直された、アイザック・アシモフの「鋼鉄都市」」、
「好きなSF漫画が、横山光輝氏の「マーズ」」、
「好きなSF映画が、リドリー・スコット監督の「エイリアン」」、
「好きなSFアニメが、宮崎駿監督の「未来少年コナン」」、
うーん…筆者の「SF脳」は、1980年以降、「まるで成長していない」…!
そんな筆者でも、本書を愉しめるのは、本書に様々な「フック」が用意されているためだ。
全体像の把握は困難でも、「フック」の内容が琴線に触れる部分だけなら何とか分かる!
因みに、筆者の琴線に触れた「フック」の内容を列挙すると、
「アニメ版「セーラームーン」」、「少女革命ウテナ」、「ストリートファイターシリーズの春麗」、「サムライスピリッツシリーズのナコルル」、
「島村ジョー」、「スーパーマリオ」、「唐沢兄弟」、「大槻ケンヂ」、「くいだおれ人形」、「ガラスの仮面」、「「ストレス」を歌う森高千里」、
「アニメ版「炎の転校生」の主題歌」、「ウルトラ警備隊隊員の人形(女子)」、「特捜ロボ ジャンパーソン」、「スラムダンクの流川」、
「ブリキの太鼓のオスカル」、「イヤミ」、「チビ太」、「バーチャファイターのジャッキー」、「シャイニング・フォースCDのマリアン」、
「ランドストーカーのライル」、「葉隠覚悟」、「堀江罪子」、「アンジェリークのクラヴィスさま」、「魔法陣グルグル」、「銃夢のガリィ」、
「ジョルノ・ジョバァーナ」、「空条徐倫」、「ドドドドド」、「ゴゴゴゴゴ」、「渚カヲル」、「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」、
「神聖モテモテ王国のファーザー」、「あずまんが大王」、「「セガのゲームは世界いちぃぃぃ!」のドリームキャス子」、「少林サッカー」、
「ゼルダの伝説のリンク」、「THEビッグオーのドロシー」、「ヘルシングのアーカード」…。
…切りがないので、この辺で止めておくが、上記の「フック」は、本書の「フック」の、ほんの一部に過ぎないのである。
思わず「ウッキャー!!!」と叫びたくなるのである。
この「フック」の名称の数々だけでも、水玉氏がカバーされている「守備範囲」の広さに驚かされる。
そしておそらく、SFに造詣が深い方が本書を読まれたなら、夜空いっぱいに輝き、瞬く、星々のように、無数の「フック」を見い出されるのであろう。
その「絶景」を目撃できないことが、無性に口惜しく、自身の不明さを、ただひたすらに情けなく思う。
「フック」のおかげで、「間口」は広いが、「奥」は相当深い、と思われる本作品を描いた水玉氏を、
その圧倒的に深い知識と洞察力から、「思想家」と呼びたくなる誘惑に駆られると、大森氏は「告白」されている。
話を「書籍化」に戻すと、ここは是非とも、早川書房に、もう一押し頑張って貰い、「SFまで100000光年」の書籍化を、重ねて期待するものである。
更に言うなら、
「ファミ通」、「モデルグラフィックス」両誌にも頑張って貰い、水玉氏が連載しておられた、イラスト入りコラムの書籍化を期待するものである。
なに待つさ。
本作品が連載終了してから、書籍化が実現されるまで、我々は13年待った。
あと5年、10年、何の事もない。
本書の巻末には、コラムの副題と、その元ネタの一覧と、本レビューを記入する際、大いに役立った、大森望氏の解説が掲載されている。
2015/7/31追記1:早川書房 SFマガジン編集長 塩澤快浩氏のツイッターより、以下の告知があった。
「水玉螢之丞「SFまで100000光年」の12月刊行が決定いたしました。関係各位、またどうぞよろしくお願いいたします。」
…やれ、嬉しや!!!
5年も10年も待たずに済むとは、何でも言って(書いて)みるものだな。
2015/11/11追記2:早川書房公式サイト「ハヤカワ・オンライン」にて、2015年12月に刊行予定の書籍の中に、
「SFまで100000光年」改め、「SFまで10万光年以上」があり、2015/12/8に刊行される旨、更新があった。
詳しい更新内容を読むと、「SFまで10万光年以上」の気になる収録内容は、以下の通り。
「2003年から2014年までSFマガジンで描き続けられた好評連載の続篇、さらに他誌でのSFエッセイコミック連載、文庫カバーイラストなどを網羅。」
「水玉螢之丞のSFに関する(ほぼ)全仕事。」
期待が大膨張し、今にも破裂しそうだ!
2015/12/4追記3:早川書房公式サイト「ハヤカワ・オンライン」にて、「SFまで10万光年以上」の刊行予定日が、12/11に延期される旨、更新があった。
2015年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「SFまで10000光年」読み終わった。
最初のあたりはゲラゲラ笑いながら読んでたんだけど、
途中からそんなにでもなくなり、「そうだ、おれは水玉螢之丞のコラムがつまらなくなったからSFマガジンを読むのをやめたのだ」 ということを思い出した。
1996年か1997年くらいから読んでいたから、最初の辺りは知らなくてびっくりした。
普通に女性として描いてたのね。
ぼくが読んだ時は、一人称「オレ」だから、男かと思って、ずいぶんセンチメンタルな男の人がいたものだと思ってうらやましがっていた。
水玉螢之丞が女だと突き止めたのは2000年にはなっていただろう古本屋でだった。
ぼくは、SFマガジンのバックナンバーを図書館の書庫に入っていって、ふさぼり読んだけど、そのうち、水玉螢之丞のコラムしか読まなくなり、水玉螢之丞のコラムがつまらなく感じられた時にSFマガジンを卒業したのだった。
そんな思い出の一冊。
作風から、当時は同年代かと思って読んでいたが、どうして、今読めば、相手にならないくらいの大先輩であるな。
最初のあたりはゲラゲラ笑いながら読んでたんだけど、
途中からそんなにでもなくなり、「そうだ、おれは水玉螢之丞のコラムがつまらなくなったからSFマガジンを読むのをやめたのだ」 ということを思い出した。
1996年か1997年くらいから読んでいたから、最初の辺りは知らなくてびっくりした。
普通に女性として描いてたのね。
ぼくが読んだ時は、一人称「オレ」だから、男かと思って、ずいぶんセンチメンタルな男の人がいたものだと思ってうらやましがっていた。
水玉螢之丞が女だと突き止めたのは2000年にはなっていただろう古本屋でだった。
ぼくは、SFマガジンのバックナンバーを図書館の書庫に入っていって、ふさぼり読んだけど、そのうち、水玉螢之丞のコラムしか読まなくなり、水玉螢之丞のコラムがつまらなく感じられた時にSFマガジンを卒業したのだった。
そんな思い出の一冊。
作風から、当時は同年代かと思って読んでいたが、どうして、今読めば、相手にならないくらいの大先輩であるな。
2015年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても濃い本です。
SF者といいながら、SFMを購読してない半端ものの私にとって初めての水玉さんの本となりました。
彼女のSF者としての業の深さと(笑)常にクリエーターでありながら、SFの受け手としての姿勢を崩さない徹底したスタイルに感銘を受け
必ずどこかにSF者のつぼを付く笑いを持ってくるエンターテナーぶりに、ページをめくるたびにクスクスと笑わさせていただきました。
そしてふとページをめくる手がとまったとき
ああ、もう水玉さんはいないんだと思い目が潤みました
SFにちょっとでも躓いた事のある方には絶対にお勧めの本です
SF者といいながら、SFMを購読してない半端ものの私にとって初めての水玉さんの本となりました。
彼女のSF者としての業の深さと(笑)常にクリエーターでありながら、SFの受け手としての姿勢を崩さない徹底したスタイルに感銘を受け
必ずどこかにSF者のつぼを付く笑いを持ってくるエンターテナーぶりに、ページをめくるたびにクスクスと笑わさせていただきました。
そしてふとページをめくる手がとまったとき
ああ、もう水玉さんはいないんだと思い目が潤みました
SFにちょっとでも躓いた事のある方には絶対にお勧めの本です
2015年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容の懐かしさは言うまでもないです。
一時ネット公開されていたバージョンを見たことがあるのですが、細かい書き文字がぎっしりなので画面で見るのは辛かった。
紙媒体で初出時とほぼ同じ版型で読めるのが嬉しいですね。むしろ当時のSFMくらいチープな紙質でも良かったくらい。
一時ネット公開されていたバージョンを見たことがあるのですが、細かい書き文字がぎっしりなので画面で見るのは辛かった。
紙媒体で初出時とほぼ同じ版型で読めるのが嬉しいですね。むしろ当時のSFMくらいチープな紙質でも良かったくらい。
2015年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
残念ながら私はSFに詳しくないのでネタの内容はほぼ理解できていないのですが、水玉さんの考え方がたっぷり読めてとても楽しかったです。
水玉さんのイラストも書き文字も大好きなので大満足です。
次の本も12月に出るとのことなので、必ず買います。
水玉さんのイラストも書き文字も大好きなので大満足です。
次の本も12月に出るとのことなので、必ず買います。
2015年10月16日に日本でレビュー済み
この本が出たことについては、なにもいうまい。
雑誌の連載、しかもSFMなのだから、雲散霧消してもいい類いのものだ。
だが考えてみるがいい。
『こんなもの・・・』でも、彼女のスタンスは同じではなかったか。
わたしは、水玉さんが憧れだけのひとだったんじゃないかと思う。
中途半端だったり、やりっぱなしだったり、適当だの、わけわかんないだの、散々いわれてきたひとだもの。
だけど、このタイトルを見てよ。
そこには行き着けないって、水玉さんはわかってた。
SFなんて、そんなものはないって、SFMのなかで、ずっとひとりでいっていた。
彼女はスパークスが好きで、『こんなもの・・・』に描いてた『キモノ・マイ・ハウス』をわたしがもじって、「ケイト・ブッシュが主演で『ケモノ・マイ・ハウス』・・・』」って、ケイト・ブ、のところでわかって、大爆笑していた。
得難いひと、先の見えるひとだったと、つくづく思う。
水玉さんは、なにを見ていたのか、きっと、だれにもわからないのが寂しくて、辛い。
いや、わからなくって幸い、なのかもしれない。
雑誌の連載、しかもSFMなのだから、雲散霧消してもいい類いのものだ。
だが考えてみるがいい。
『こんなもの・・・』でも、彼女のスタンスは同じではなかったか。
わたしは、水玉さんが憧れだけのひとだったんじゃないかと思う。
中途半端だったり、やりっぱなしだったり、適当だの、わけわかんないだの、散々いわれてきたひとだもの。
だけど、このタイトルを見てよ。
そこには行き着けないって、水玉さんはわかってた。
SFなんて、そんなものはないって、SFMのなかで、ずっとひとりでいっていた。
彼女はスパークスが好きで、『こんなもの・・・』に描いてた『キモノ・マイ・ハウス』をわたしがもじって、「ケイト・ブッシュが主演で『ケモノ・マイ・ハウス』・・・』」って、ケイト・ブ、のところでわかって、大爆笑していた。
得難いひと、先の見えるひとだったと、つくづく思う。
水玉さんは、なにを見ていたのか、きっと、だれにもわからないのが寂しくて、辛い。
いや、わからなくって幸い、なのかもしれない。
2015年7月25日に日本でレビュー済み
少しずつ読んでいったのですが
63話でアニメキャラのお面など縁日グッズを作っている人と
オタク(著者)とのこだわりどころの微妙なずれの話あたりからがぜん面白くなり、
世界初のネトゲに触れて興奮しまくる話など涙なくしては読めません。
ああそうそうそうだったんだよなあと20年前の記憶が押し寄せる。
90年代を懐かしむ本はたくさんありますが
その時リアルタイムでオタクが何を感じたか詳細に追った本は少ない。
これはその最上の1冊です。
思い出す楽しさもあり、今読んでも古くない目線に驚かされる楽しさもあり、不思議な読後感です。
続編の刊行決定、嬉しいですね。
63話でアニメキャラのお面など縁日グッズを作っている人と
オタク(著者)とのこだわりどころの微妙なずれの話あたりからがぜん面白くなり、
世界初のネトゲに触れて興奮しまくる話など涙なくしては読めません。
ああそうそうそうだったんだよなあと20年前の記憶が押し寄せる。
90年代を懐かしむ本はたくさんありますが
その時リアルタイムでオタクが何を感じたか詳細に追った本は少ない。
これはその最上の1冊です。
思い出す楽しさもあり、今読んでも古くない目線に驚かされる楽しさもあり、不思議な読後感です。
続編の刊行決定、嬉しいですね。