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アリエリー教授の人生相談室──行動経済学で解決する100の不合理 単行本(ソフトカバー) – 2016/5/10
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購入オプションとあわせ買い
行動経済学の第一人者が、読者から寄せられた意思決定や人間関係の疑問と悩みに全力で回答。
行動経済学の基本が楽しく学べて、日々の選択にもう迷わなくなる!
ウォールストリート・ジャーナルの超人気連載の書籍化。
「貸したお金をちゃんと返してもらうには?」
「転職したら幸せになれる?」
「頼まれごとはどう断ればいい?」
「旅費の節約と快適な旅、どっちをとるべき?」
<日本語版付録>識者2人がアリエリーに質問!
成毛眞氏:「新型iPhoneが出るたび買ってしまうのはなぜ?」
三谷宏治氏:「行動経済学では説明つかないことって?」
■著者紹介 ダン・アリエリー Dan Ariely
デューク大学教授。過去にマサチューセッツ工科大学のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務したほか、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも在籍。また、ユニークな実験によりイグ・ノーベル賞を受賞している。2014年4月にはNHK Eテレ「お金と感情と意思決定の白熱教室」に出演して話題を呼ぶ。著書に、『予想どおりに不合理』『不合理だからうまくいく』『ずる』『お金と感情と意思決定の白熱教室』(以上早川書房刊)がある。
行動経済学の基本が楽しく学べて、日々の選択にもう迷わなくなる!
ウォールストリート・ジャーナルの超人気連載の書籍化。
「貸したお金をちゃんと返してもらうには?」
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「頼まれごとはどう断ればいい?」
「旅費の節約と快適な旅、どっちをとるべき?」
<日本語版付録>識者2人がアリエリーに質問!
成毛眞氏:「新型iPhoneが出るたび買ってしまうのはなぜ?」
三谷宏治氏:「行動経済学では説明つかないことって?」
■著者紹介 ダン・アリエリー Dan Ariely
デューク大学教授。過去にマサチューセッツ工科大学のスローン経営大学院とメディアラボの教授職を兼務したほか、カリフォルニア大学バークレー校、プリンストン高等研究所などにも在籍。また、ユニークな実験によりイグ・ノーベル賞を受賞している。2014年4月にはNHK Eテレ「お金と感情と意思決定の白熱教室」に出演して話題を呼ぶ。著書に、『予想どおりに不合理』『不合理だからうまくいく』『ずる』『お金と感情と意思決定の白熱教室』(以上早川書房刊)がある。
- 本の長さ260ページ
- 言語日本語
- 出版社早川書房
- 発売日2016/5/10
- 寸法13.3 x 2 x 18.8 cm
- ISBN-104152096144
- ISBN-13978-4152096142
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対象商品: アリエリー教授の人生相談室──行動経済学で解決する100の不合理
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登録情報
- 出版社 : 早川書房 (2016/5/10)
- 発売日 : 2016/5/10
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 260ページ
- ISBN-10 : 4152096144
- ISBN-13 : 978-4152096142
- 寸法 : 13.3 x 2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 710,853位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,626位経済学 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ユーモアと知恵に満ちた楽しい本です。 これ読むと他の行動経済学の本も買ってしまうからもっと安くして多くの人に読んでもらえば良いのに、と思います。
2016年8月11日に日本でレビュー済み
wall street journal で連載されていたask ariely をまとめた「irrationally yours」の翻訳本。
日本語版の特典?として成毛眞氏(アップルの新製品中毒者)と三谷宏治氏(経営戦略的観点から奥さんにアドバイスをしようとする、無謀な大学教授)から著者への質問もあり、本文に彩りを添えています。
何より、本書は読者からの質問に対して、著者が行動経済学的な観点からまじめに答えようとしつつ、その機知に富んでいて愉快な文章は特筆に値します(訳者の力量のよるところも相当大きいものと推察されます。原典を読むとよいかもしれません)
約250ページありますがあっという間に読めます。ひょっとすると今後の人生に役立つこともあるかもしれません。おすすめ。
以下に本書のうち気になった部分を記しておく
・英語の中でとびきり素敵な言葉・・・キャンセル・エレーション(キャンセルされたときに感じる高揚感)・・・キャンセルになってほっとするような頼みごとは断ればよいし、残念だと感じるようなら引き受けるべき
・5年過ごしたら全く別の人間になれるような環境に身をおくべき。人生は学習と向上の積み重ねだからまだ融通の利くうちに自分の開発と成長に次の5年間を投資すべきだ
・自分が進歩しているという感覚をもつことは幸せできるためにとても大切なことだし、満足感や自尊心、同僚からの評価にもつながる
・相手のことを知れば知るほど恋愛感情は高まるどころかむしろ薄れる。恋人候補のことをほとんど知らないとき、想像を働かせて楽観的すぎる方法で情報の欠落を埋めるものの、その後過大な期待が砕け散る。そしてこの失敗は何度も繰り返される。
・誰かが自分のために働いているのをみるととてもいい気分になる。我々は仕事のアウトプットの質を評価するのは苦手でも、こと労力に関しては気軽に当たり前のように評価する(コンピュータのアルゴリズムの働きに対しても)・・・あなたのために頑張っている、とのアピールするとよい
・学生の祖母は試験の直前に亡くなることが多い・・・落第しそうな学生は試験時期や学業成績を親戚に明かしてはいけない(成績不振の学生が追加試験等の機会を得るために嘘をついている可能性が低い、とするならば)
・人は市場に集まると個人的な利益のために道徳的規準をないがしろにしがち
・挿絵のコメントより「僕たちに損させているファンドが、社会的責任を果たしている、なんてよくもいえるよな」
・自分のやりたいようにでき、決めたことをいつでも変えられるとき、まずい決定をしがちなのは明らかだ。意思決定に制約を設けることで長期的な目標への道を外れずにいられることがあるかもしれない
・「義父にあげたプレゼントを使ってもらえない」、という質問に対して「ウィスキーやワインなど時が経つほどよくなるものをあげたらどうだろう。年々価値が上がっていくから、たとえ使ってもらえなくてもさほど気にならなくなるのではないか」
・結婚は「僕が君の面倒をみるから、君は僕の面倒をみてくれ」という形の社会的契約。どんな結婚でもお互いが相手に対する務めを果たすことが成功のカギになる。
・ポジティブな経験には喜びと安楽の2種類があるが、人はとかく安全で安楽で予測可能な道を選びがちだ(ティボール・シトフスキー)
・真の進歩と真の喜びはリスクをとってまったく新しいやり方を試し、多様な経験を積むことによって得られる・・・思い切って安心を手放し、新しい喜びに賭けてみるチャンス
・ひとはほめ言葉を言ってくれる人が大好きで、ほめ言葉を言ってくれる人に好感を持ち、ほめ言葉が本心でないと知っていても好意を抱く。
・褒め言葉は無料で相手を幸せで特別な気分にしてあげられるし、絆を深める効果まである。
・男性が「ハイヒール」に惹かれるのは、それを履いている女性は逃げにくい、と無意識に思っているかららしい
・(自分がなしとげたいことと自分のプライドをチェスに例えて)本当に大切なのは「キング」で、あなたのプライドは「ポーン」でしかない。だから自分にとって本当に大切なもののためにプライドを投げ打つのは止むを得ない(と考えてはどうか)
・経験からいうと、空港警備員と航空会社の人間は世界中どこでも判で押したように無礼で思いやりがない。大変つらく感謝されないサービスの仕事をさせられると、多かれ少なかれ似たような行動をとることがわかる。こうした経験により基本的で一般的な人間の性質をよりよく理解できる。
・多様性は人生のとても重要なスパイス。
・休暇は職場を離れている期間だけでない①旅行前の期待感醸成時期②旅行そのもの③あとから思い出をかみしめる という3つの楽しみ方がある。
・一番時間が短いのは実際に旅行している時間だ
・ビュッフェでは一度も試したことのない珍味を数種類試してみてはいかが?(変化は人生のスパイス)
・安いものが好きなのに安っぽく見られるのを好まないという顧客心理を熟知したレストランは、ワインリストの下から2番目に安いワインを絶好の収益機会と捉えて「利鞘の大きい」ワインを載せている。
・チップとワインの合計金額を50ドルに決めてある、とウェイターに言ってみよう。ワインが高いほどチップが減る。何を勧めてくるかお手並み拝見といこう。
・ソフトドリンクとスナックを家に入れない、というような厳しいルールをダイエットに適用するのは効果が高い。ルールに照らして自分が長期計画から外れていないかどうかをいつでも確認できるから、望ましい行動を促進できる
・衝動に抗う力は筋肉に似ていて、使えば使うほど疲れがたまり、特に夜は誘惑に抵抗できないほど意志力が弱くなる。誘惑産業が主に夜間に営業するのはこのためでもある。誘惑に耐え続け、夜になると疲れ果て、陥落寸前になる。誘惑産業は私たちを失敗させて利益を得ようと虎視眈眈と狙っている
・いいネタを仕入れるためなら、多少の出費はなんのその、だ。
・仕事を楽しんでいない人や複雑な仕事に集中するための精神的なスタミナがない人は、運動するために長い休憩をとることが多い。
・民族衣装を身に着けていれば政治的に正しい人は服装がくだけすぎているなんて文句は言えないはずだ
・私たちが他人の幸運を喜ぶためには、その幸運をもたらしたのが自分だと感じる必要がある。そして自分がすばらしく親切な人間かを他人に認めてもらいたいのだ。
・本当の思いやりとは、他人に直接的、間接的によいことが起きることを喜べることなんだ、と自分に言い聞かせたほうがよいかもしれない
・住む場所を決めるときは、職場からの距離が重要、これは生活の質を意外と大きく左右する要因だ
・たいていの人がやることを推測してその逆を行く戦略は人が何歩先まで考えるかによって変わってくる(たいてい一歩先までしか考えていない)
・喫煙が問題であるのは、悪影響が少しずつ積み重なり、すぐには現れないせいで危険を感じにくいことだ
・政治家や(中央)銀行家、CEOなど、私たちの生活に遠くから影響を与える人たちに自分の決定と行動が及ぼす影響を実感させる方法を考えた方がよい。※レビュア(私)のコメント【日本の中央銀行の総裁は、物価目標のために(意味のある目標かね?)、量的緩和・マイナス金利、等を実施しているが、この悪影響を実感しているのだろうか、多分していない。政治家及び組織、自身の功名心から発しているものはないか】
・要求が具体的であればあるほど、助けが得られることが多い(75セントください、という物乞いの戦略)。
・お金を人に分けてあげると、自分のために使うよりも高い幸福感が得られる
・挿絵のコメント「記憶が薄れているのではない、今を生きているのじゃ」
・自分の経験したことをよく覚えている人ほど人生に対する満足感と幸福感が高い。毎週ひとつづつ新しいことをやってみてはどうか?
・運のいい人はしょっちゅういろんなことを試していて頻繁に試す分、成功することも多い。
・運のいい人は試行回数が多いだけでなく、うまくいかなさそうな道をすばやく切り捨てて有望な道に力を注いでいる
・不合理な行動をする確率ではなく、不合理な行動が自分や周りの人、社会全般にどれだけの害を与えるかを考えるべきだ・・・影響は極めて大きい
・いったん環境が決まると、私たちはおおむねそれに見合った行動をとるようになる。ただし、失敗の可能性を減らすように環境設定することはできる。
・自分たちの強みを活かし、弱みを克服するような方法で環境をデザインする能力にこそ、自由意思がある。
・意思決定の失敗を理解していてよかったと思うのは、習慣の大切さに気付いたことだ。習慣というのは深く考えずにひとりでにする行動だから、よい習慣を身につければ自然とよい行動をとりやすくなる。
・質問を分析、拡大し、そこに隠れているより大きな原則を明らかにして、それらについてわかっていることと、わからないことを、社会科学の観点から検討することができた(のは数々の質問をとおして得た学びである)
日本語版の特典?として成毛眞氏(アップルの新製品中毒者)と三谷宏治氏(経営戦略的観点から奥さんにアドバイスをしようとする、無謀な大学教授)から著者への質問もあり、本文に彩りを添えています。
何より、本書は読者からの質問に対して、著者が行動経済学的な観点からまじめに答えようとしつつ、その機知に富んでいて愉快な文章は特筆に値します(訳者の力量のよるところも相当大きいものと推察されます。原典を読むとよいかもしれません)
約250ページありますがあっという間に読めます。ひょっとすると今後の人生に役立つこともあるかもしれません。おすすめ。
以下に本書のうち気になった部分を記しておく
・英語の中でとびきり素敵な言葉・・・キャンセル・エレーション(キャンセルされたときに感じる高揚感)・・・キャンセルになってほっとするような頼みごとは断ればよいし、残念だと感じるようなら引き受けるべき
・5年過ごしたら全く別の人間になれるような環境に身をおくべき。人生は学習と向上の積み重ねだからまだ融通の利くうちに自分の開発と成長に次の5年間を投資すべきだ
・自分が進歩しているという感覚をもつことは幸せできるためにとても大切なことだし、満足感や自尊心、同僚からの評価にもつながる
・相手のことを知れば知るほど恋愛感情は高まるどころかむしろ薄れる。恋人候補のことをほとんど知らないとき、想像を働かせて楽観的すぎる方法で情報の欠落を埋めるものの、その後過大な期待が砕け散る。そしてこの失敗は何度も繰り返される。
・誰かが自分のために働いているのをみるととてもいい気分になる。我々は仕事のアウトプットの質を評価するのは苦手でも、こと労力に関しては気軽に当たり前のように評価する(コンピュータのアルゴリズムの働きに対しても)・・・あなたのために頑張っている、とのアピールするとよい
・学生の祖母は試験の直前に亡くなることが多い・・・落第しそうな学生は試験時期や学業成績を親戚に明かしてはいけない(成績不振の学生が追加試験等の機会を得るために嘘をついている可能性が低い、とするならば)
・人は市場に集まると個人的な利益のために道徳的規準をないがしろにしがち
・挿絵のコメントより「僕たちに損させているファンドが、社会的責任を果たしている、なんてよくもいえるよな」
・自分のやりたいようにでき、決めたことをいつでも変えられるとき、まずい決定をしがちなのは明らかだ。意思決定に制約を設けることで長期的な目標への道を外れずにいられることがあるかもしれない
・「義父にあげたプレゼントを使ってもらえない」、という質問に対して「ウィスキーやワインなど時が経つほどよくなるものをあげたらどうだろう。年々価値が上がっていくから、たとえ使ってもらえなくてもさほど気にならなくなるのではないか」
・結婚は「僕が君の面倒をみるから、君は僕の面倒をみてくれ」という形の社会的契約。どんな結婚でもお互いが相手に対する務めを果たすことが成功のカギになる。
・ポジティブな経験には喜びと安楽の2種類があるが、人はとかく安全で安楽で予測可能な道を選びがちだ(ティボール・シトフスキー)
・真の進歩と真の喜びはリスクをとってまったく新しいやり方を試し、多様な経験を積むことによって得られる・・・思い切って安心を手放し、新しい喜びに賭けてみるチャンス
・ひとはほめ言葉を言ってくれる人が大好きで、ほめ言葉を言ってくれる人に好感を持ち、ほめ言葉が本心でないと知っていても好意を抱く。
・褒め言葉は無料で相手を幸せで特別な気分にしてあげられるし、絆を深める効果まである。
・男性が「ハイヒール」に惹かれるのは、それを履いている女性は逃げにくい、と無意識に思っているかららしい
・(自分がなしとげたいことと自分のプライドをチェスに例えて)本当に大切なのは「キング」で、あなたのプライドは「ポーン」でしかない。だから自分にとって本当に大切なもののためにプライドを投げ打つのは止むを得ない(と考えてはどうか)
・経験からいうと、空港警備員と航空会社の人間は世界中どこでも判で押したように無礼で思いやりがない。大変つらく感謝されないサービスの仕事をさせられると、多かれ少なかれ似たような行動をとることがわかる。こうした経験により基本的で一般的な人間の性質をよりよく理解できる。
・多様性は人生のとても重要なスパイス。
・休暇は職場を離れている期間だけでない①旅行前の期待感醸成時期②旅行そのもの③あとから思い出をかみしめる という3つの楽しみ方がある。
・一番時間が短いのは実際に旅行している時間だ
・ビュッフェでは一度も試したことのない珍味を数種類試してみてはいかが?(変化は人生のスパイス)
・安いものが好きなのに安っぽく見られるのを好まないという顧客心理を熟知したレストランは、ワインリストの下から2番目に安いワインを絶好の収益機会と捉えて「利鞘の大きい」ワインを載せている。
・チップとワインの合計金額を50ドルに決めてある、とウェイターに言ってみよう。ワインが高いほどチップが減る。何を勧めてくるかお手並み拝見といこう。
・ソフトドリンクとスナックを家に入れない、というような厳しいルールをダイエットに適用するのは効果が高い。ルールに照らして自分が長期計画から外れていないかどうかをいつでも確認できるから、望ましい行動を促進できる
・衝動に抗う力は筋肉に似ていて、使えば使うほど疲れがたまり、特に夜は誘惑に抵抗できないほど意志力が弱くなる。誘惑産業が主に夜間に営業するのはこのためでもある。誘惑に耐え続け、夜になると疲れ果て、陥落寸前になる。誘惑産業は私たちを失敗させて利益を得ようと虎視眈眈と狙っている
・いいネタを仕入れるためなら、多少の出費はなんのその、だ。
・仕事を楽しんでいない人や複雑な仕事に集中するための精神的なスタミナがない人は、運動するために長い休憩をとることが多い。
・民族衣装を身に着けていれば政治的に正しい人は服装がくだけすぎているなんて文句は言えないはずだ
・私たちが他人の幸運を喜ぶためには、その幸運をもたらしたのが自分だと感じる必要がある。そして自分がすばらしく親切な人間かを他人に認めてもらいたいのだ。
・本当の思いやりとは、他人に直接的、間接的によいことが起きることを喜べることなんだ、と自分に言い聞かせたほうがよいかもしれない
・住む場所を決めるときは、職場からの距離が重要、これは生活の質を意外と大きく左右する要因だ
・たいていの人がやることを推測してその逆を行く戦略は人が何歩先まで考えるかによって変わってくる(たいてい一歩先までしか考えていない)
・喫煙が問題であるのは、悪影響が少しずつ積み重なり、すぐには現れないせいで危険を感じにくいことだ
・政治家や(中央)銀行家、CEOなど、私たちの生活に遠くから影響を与える人たちに自分の決定と行動が及ぼす影響を実感させる方法を考えた方がよい。※レビュア(私)のコメント【日本の中央銀行の総裁は、物価目標のために(意味のある目標かね?)、量的緩和・マイナス金利、等を実施しているが、この悪影響を実感しているのだろうか、多分していない。政治家及び組織、自身の功名心から発しているものはないか】
・要求が具体的であればあるほど、助けが得られることが多い(75セントください、という物乞いの戦略)。
・お金を人に分けてあげると、自分のために使うよりも高い幸福感が得られる
・挿絵のコメント「記憶が薄れているのではない、今を生きているのじゃ」
・自分の経験したことをよく覚えている人ほど人生に対する満足感と幸福感が高い。毎週ひとつづつ新しいことをやってみてはどうか?
・運のいい人はしょっちゅういろんなことを試していて頻繁に試す分、成功することも多い。
・運のいい人は試行回数が多いだけでなく、うまくいかなさそうな道をすばやく切り捨てて有望な道に力を注いでいる
・不合理な行動をする確率ではなく、不合理な行動が自分や周りの人、社会全般にどれだけの害を与えるかを考えるべきだ・・・影響は極めて大きい
・いったん環境が決まると、私たちはおおむねそれに見合った行動をとるようになる。ただし、失敗の可能性を減らすように環境設定することはできる。
・自分たちの強みを活かし、弱みを克服するような方法で環境をデザインする能力にこそ、自由意思がある。
・意思決定の失敗を理解していてよかったと思うのは、習慣の大切さに気付いたことだ。習慣というのは深く考えずにひとりでにする行動だから、よい習慣を身につければ自然とよい行動をとりやすくなる。
・質問を分析、拡大し、そこに隠れているより大きな原則を明らかにして、それらについてわかっていることと、わからないことを、社会科学の観点から検討することができた(のは数々の質問をとおして得た学びである)
2020年5月12日に日本でレビュー済み
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著者の「合理的に不合理」を読んでこの本も読んでみようと購入。
感想はイマイチ。上記の本と内容がかぶることが多い。
著者のジョークを交えながら回答しているので面白い部分も多々あるが、相談に対しての回答が、「あ、それだけ?」みたいなことが多くて少し残念。
感想はイマイチ。上記の本と内容がかぶることが多い。
著者のジョークを交えながら回答しているので面白い部分も多々あるが、相談に対しての回答が、「あ、それだけ?」みたいなことが多くて少し残念。
2017年8月29日に日本でレビュー済み
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ダン・アリエリーの行動経済学を学びたい方や未読の方は、本著から始めるのではなく「予想どおりに不合理」などの別著から読まれた方が良いと思います。
質問者からの問いに、ダン・アリエリーが行動経済学の視点でアメリカンジョークを交えて回答する本著は、行動経済学を学ぶための本として見ると内容は薄いので、読む人によって好き嫌いが別れる点はあると思います。日本とアメリカという離れた距離に関係なく、人間の悩みなんてだいたい似たようなもので、その悩みに対して行動経済学はどのような回答をするのかとしてみれば楽しい本です。
ラジオで時々流れている、お悩み相談のコーナーを聞いてる野次馬根性の感覚に近いのかもしれません。
質問者からの問いに、ダン・アリエリーが行動経済学の視点でアメリカンジョークを交えて回答する本著は、行動経済学を学ぶための本として見ると内容は薄いので、読む人によって好き嫌いが別れる点はあると思います。日本とアメリカという離れた距離に関係なく、人間の悩みなんてだいたい似たようなもので、その悩みに対して行動経済学はどのような回答をするのかとしてみれば楽しい本です。
ラジオで時々流れている、お悩み相談のコーナーを聞いてる野次馬根性の感覚に近いのかもしれません。
2018年9月22日に日本でレビュー済み
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アリエリー教授はテレビで公演を見てからのファンです。アリエリー教授の研究は、何となくわかる気がする、もやっとした感じを解き明かしてくれてると感じます。特にこの本は非常に読みやすいです。
2020年3月28日に日本でレビュー済み
『予想どおりに不合理』の著者ダン・アリエリーによる人生相談になっています。行動経済学専門の方なので、人生相談もそういった内容を期待したのですが、実際はかなり普通な人生相談になっています。とにかく習慣化が大切なことや、夜になると自制心が緩くなること、人は何もしない時間に耐えられないことなどが書かれています。日常の些細な出来事を心理学を踏まえて理解したい方におすすめできる本です。
2019年9月21日に日本でレビュー済み
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独自の視点が面白い
2016年6月12日に日本でレビュー済み
ウォールストリートジャーナルに連載した著者のコラムを纏めた本、肩ひじ張らずに楽しく読める。限られた字数の中で、読者の様々な人生相談に行動経済学の大家が行動経済学的に答えて行こうというもの。相談の内容がどうやっても行動経済学的に捉えられないものもあり、大家と言えども相談に窮するものもあるが、その様な際にはウィットに富んだ回答にしていて、著者の話題の豊富さや機転の良さに驚かされる。ウイリアム・ヘイフェリのイラストも秀逸、付記されたコメントには思わず笑いを誘われてしまう。ダン・アリエリーを読み込んでいて、ちょっと息を抜きたい時に読む本としてはベストではないかと思います。
個人的には、損失回避の原則の通り勝利の高揚感より敗北の苦痛の方が強く感じられるなら何のためにサッカーチームのファンになるのかとの相談に対し、応援するチームの選択は、合理的な選択というより、周囲の環境や親、友人からチームへの愛着を授けられるどちらかというと宗教的な確信に近いものではないか、スポーツ観戦は結果が全てでなく、試合の展開に感情移入して一喜一憂することが醍醐味、損失回避の原則は部分的にしか当てはまらないとしているところ。試合中の経験と最終結果の両方を考慮に入れると、真剣なファンは試合後につらくがっかりした気持ちになるリスクを負うが、そうすることで試合全体からずっと大きな楽しみを引き出している、生活の他の多くの面もそうだが、最終結果よりも経過を楽しむことの方がずっと大切な場合が多いとしているところ。
また、著者の他の本にも出て来る「割り勘」の仕方も参考になる。著者が薦めるのは、誰か一人が全員の分を支払い、毎回支払う人を持ち回りにすること。人におごってもらうと幸せになるが、この方法だとその回数が最大になる。また、全員の分を支払うとガッカリするが、おごって貰った人の喜びを足し合わせるとネガティブな感情を補って余りある。更に、おごってあげた人も与える喜びを感じられるのが理由。その様な友人・同僚を実生活で見つけるのはなかなか容易ではないが、その通りだろうと思う。
個人的には、損失回避の原則の通り勝利の高揚感より敗北の苦痛の方が強く感じられるなら何のためにサッカーチームのファンになるのかとの相談に対し、応援するチームの選択は、合理的な選択というより、周囲の環境や親、友人からチームへの愛着を授けられるどちらかというと宗教的な確信に近いものではないか、スポーツ観戦は結果が全てでなく、試合の展開に感情移入して一喜一憂することが醍醐味、損失回避の原則は部分的にしか当てはまらないとしているところ。試合中の経験と最終結果の両方を考慮に入れると、真剣なファンは試合後につらくがっかりした気持ちになるリスクを負うが、そうすることで試合全体からずっと大きな楽しみを引き出している、生活の他の多くの面もそうだが、最終結果よりも経過を楽しむことの方がずっと大切な場合が多いとしているところ。
また、著者の他の本にも出て来る「割り勘」の仕方も参考になる。著者が薦めるのは、誰か一人が全員の分を支払い、毎回支払う人を持ち回りにすること。人におごってもらうと幸せになるが、この方法だとその回数が最大になる。また、全員の分を支払うとガッカリするが、おごって貰った人の喜びを足し合わせるとネガティブな感情を補って余りある。更に、おごってあげた人も与える喜びを感じられるのが理由。その様な友人・同僚を実生活で見つけるのはなかなか容易ではないが、その通りだろうと思う。