戦国時代に天下を獲れなかった武将の短編を集めたものです。
淡々と冷静な視点で戦国武将を分析し、また、文章そのものも淡々としており物語が進んでいきます。
人、一人の人生、とても短編などで全てを語りつくせるものではありませんが、まとまりがよく、人の一生におけるトラブル、危機に対する対処法のヒントも読み取れ、今だに本棚の一番手にとりやすいい場所に鎮座しています。
人生、浮き沈みが多いが、生きるか死ぬかの戦国時代の武将に比べれば、自分の人生における危機やトラブルも大したことはないと精神安定作用もあり、私の大切な本となっています。
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おのれ筑前、我敗れたり 単行本 – 1998/11/1
南條 範夫
(著)
ここ一番の切所で必ず顔を出す弱気の虫のせいで、秀吉に牛耳られていく織田家の宿老丹羽長秀の悲劇。表題作など戦国武将物十二篇
- 本の長さ276ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1998/11/1
- ISBN-104163181202
- ISBN-13978-4163181202
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ここ一番の切所で必ず顔を出す弱気の虫のせいで、秀吉に牛耳られていく織田家の宿老丹羽長秀の悲劇ほか、斎藤道三から石田三成まで、戦国乱世に一瞬の光芒を放った12人の男たちの物語。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1998/11/1)
- 発売日 : 1998/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 276ページ
- ISBN-10 : 4163181202
- ISBN-13 : 978-4163181202
- Amazon 売れ筋ランキング: - 2,008,261位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
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2013年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
斎藤道三、大内義隆、滝川一益、宇喜多直家、龍造寺隆信、吉川元春、
丹羽長秀、島津義弘、佐々成政、真田昌幸、石田三成、加藤嘉明の12名に焦点を当てた短編集。
良く言えば読みやすく、上記武将の入門書に適した一冊。
悪く言えば真新しさがなく、多少戦国史をかじった人ならば知っている話ばかりの内容。
また、作者が異常に「梟雄」に対して筆が辛い。
特に斎藤道三や宇喜多直家には、呆れた、恥を知らない、などの言葉が並ぶ。
権謀術数を駆使して領土を拡大していくのも戦国大名としての立派な生き方だと思うが・・・。
また、丹羽長秀が自分では何も決められない優柔不断で気弱な人物として描かれているのにも違和感を覚えた。
全体としては自分の知識の確認という意味も含めそこそこ楽しんで読めたが、
上記のような理不尽な批判、唐突なキャラ設定がちょくちょく目についたので☆3つとした。
丹羽長秀、島津義弘、佐々成政、真田昌幸、石田三成、加藤嘉明の12名に焦点を当てた短編集。
良く言えば読みやすく、上記武将の入門書に適した一冊。
悪く言えば真新しさがなく、多少戦国史をかじった人ならば知っている話ばかりの内容。
また、作者が異常に「梟雄」に対して筆が辛い。
特に斎藤道三や宇喜多直家には、呆れた、恥を知らない、などの言葉が並ぶ。
権謀術数を駆使して領土を拡大していくのも戦国大名としての立派な生き方だと思うが・・・。
また、丹羽長秀が自分では何も決められない優柔不断で気弱な人物として描かれているのにも違和感を覚えた。
全体としては自分の知識の確認という意味も含めそこそこ楽しんで読めたが、
上記のような理不尽な批判、唐突なキャラ設定がちょくちょく目についたので☆3つとした。
2011年12月14日に日本でレビュー済み
戦国武将の梟雄をはじめ主な癖のある人物を簡潔に解説、小説風にえがいている。
一人物をわずか20頁程度にまとめてありダイジェスト版ともいえる。
その多くの最期が哀れである点に注目したい。
一般文学通算754作品目の感想。通算1130冊目の作品。2011/12/14
一人物をわずか20頁程度にまとめてありダイジェスト版ともいえる。
その多くの最期が哀れである点に注目したい。
一般文学通算754作品目の感想。通算1130冊目の作品。2011/12/14