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前日島 単行本 – 1999/5/1
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一六四三年、密偵中に南太平洋で難破、漂流の果てにロベルトがたどり着いたのは、美しい島の入り江にうち棄てられた無人船だった
- 本の長さ541ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1999/5/1
- ISBN-104163185003
- ISBN-13978-4163185002
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
1643年、密偵中に南太平洋で難破、漂流の果てに辿りついたのは、美しい島の入り江にうち棄てられた無人船だった。島は日付変更線上、入り江を泳ぎきった先は一日前の日…前日島。文学・科学・歴史を巡る、知的小説。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1999/5/1)
- 発売日 : 1999/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 541ページ
- ISBN-10 : 4163185003
- ISBN-13 : 978-4163185002
- Amazon 売れ筋ランキング: - 581,130位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 123位イタリア文学研究
- - 203位イタリア文学 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良いものを安価で購入でき満足しています。ありがとうございました。
2023年3月7日に日本でレビュー済み
中世のイタリアで、兵士が難破船にたどりつき・・・というお話。
上記だけでは何の要約にもなっておりませんが、この後主人公がてんやわんやの内に、日付け変更線の島に行くという展開でした。
粗筋はなんとか追えましたが、作品を完全に読解出来たかは、心もとないです。すいません。この頃のこの周辺の政治・宗教事情が判ってないと少し厳しいかも。
この人の代表作の「薔薇の名前」を読んだ時も思いましたが、森羅万象の知識や情報がペダンチックに出て来るので「黒死館殺人事件」ぽい感じもしました。ただ「黒死館~」が無駄にそういう知識が出て来るのに比べて、この作品は内容に即した感じでペダンチックでしたが。
帯の惹句に世界的ベストセラーとありますが、どれだけの人がこの韜晦な小説を読破したんですかね、私も一応最後まで読んで、それなりに面白かったですが。
ともあれ、読んで損はない、ペダンチックな歴史小説。是非御一読を。
上記だけでは何の要約にもなっておりませんが、この後主人公がてんやわんやの内に、日付け変更線の島に行くという展開でした。
粗筋はなんとか追えましたが、作品を完全に読解出来たかは、心もとないです。すいません。この頃のこの周辺の政治・宗教事情が判ってないと少し厳しいかも。
この人の代表作の「薔薇の名前」を読んだ時も思いましたが、森羅万象の知識や情報がペダンチックに出て来るので「黒死館殺人事件」ぽい感じもしました。ただ「黒死館~」が無駄にそういう知識が出て来るのに比べて、この作品は内容に即した感じでペダンチックでしたが。
帯の惹句に世界的ベストセラーとありますが、どれだけの人がこの韜晦な小説を読破したんですかね、私も一応最後まで読んで、それなりに面白かったですが。
ともあれ、読んで損はない、ペダンチックな歴史小説。是非御一読を。
2011年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
エーコの「薔薇の名前」「フーコーの振り子」に比べれば断然読み安い導入の上巻。こんなにスイスイ読めて自分の読力に関心していたが・・・それも上巻まで。エーコの甘い罠だった。
2008年6月21日に日本でレビュー済み
長大な物語、とにかく面白い。知的興奮がありますが、長大さに呆然としています。
今から数百年も前に、太平洋上の難破船の中で独り、本国に帰る当てもなく書き綴った文章(いや、小説か)、その原稿が長い時間を経て、物語として蘇るという仕掛けだけでも、夢物語のようにワクワクしてきます。自然科学から哲学、はては恋愛まで多岐に渡り、本当に面白く読ませていただきました。
著者によって”再構成された”登場人物達の議論が面白く、私自身もこの物語の中で一緒に議論を交わしてみたいな、と願った程です。聖書をもとにしたこの世界の創造に関する議論から、「対子午線」をめぐる考察、神の存在の有無や、サイクロイド曲線を解析して世界の真理に近ずこうとする対話などは、全く17世紀そのもの。著者、エーコ氏の(同時に訳者の日本語表現を含め)様々な表現に興味をそそられます。もう引用してみたい表現で一杯なのですが、例えば、この世界を捉える様々な表現の中から、
”もしかすると、世界はパイを焼く平鍋のようなものかもしれない。”(下巻276ページ)
これなど本当に面白い表現です。
主人公・ロベルトが、本国・ヨーロッパに帰れる当てが無いという、本来はとても絶望的な状況なのに、その絶望感はあまり感じられず、私にはむしろ、遠いヨーロッパの雑音から隔てられて、独り(いや、2人!)世界の真理に近づこうとしているような、思索に耽る楽しみを、思う存分「ダフネ」の上で味わっているようにも見えるのです。
愛するリリアが、対子午線のすぐ向こう側の”前日”の島に流れ着くと言う、ロベルトの小説の構想(いや妄想!)から、ついにダフネを離れて対子午線を超えようと海に飛び込む、彼女が流れ着く”前日”に待ち構える、この場面に、私は、日付変更線の「秘密」に、一瞬だまされました。
今から数百年も前に、太平洋上の難破船の中で独り、本国に帰る当てもなく書き綴った文章(いや、小説か)、その原稿が長い時間を経て、物語として蘇るという仕掛けだけでも、夢物語のようにワクワクしてきます。自然科学から哲学、はては恋愛まで多岐に渡り、本当に面白く読ませていただきました。
著者によって”再構成された”登場人物達の議論が面白く、私自身もこの物語の中で一緒に議論を交わしてみたいな、と願った程です。聖書をもとにしたこの世界の創造に関する議論から、「対子午線」をめぐる考察、神の存在の有無や、サイクロイド曲線を解析して世界の真理に近ずこうとする対話などは、全く17世紀そのもの。著者、エーコ氏の(同時に訳者の日本語表現を含め)様々な表現に興味をそそられます。もう引用してみたい表現で一杯なのですが、例えば、この世界を捉える様々な表現の中から、
”もしかすると、世界はパイを焼く平鍋のようなものかもしれない。”(下巻276ページ)
これなど本当に面白い表現です。
主人公・ロベルトが、本国・ヨーロッパに帰れる当てが無いという、本来はとても絶望的な状況なのに、その絶望感はあまり感じられず、私にはむしろ、遠いヨーロッパの雑音から隔てられて、独り(いや、2人!)世界の真理に近づこうとしているような、思索に耽る楽しみを、思う存分「ダフネ」の上で味わっているようにも見えるのです。
愛するリリアが、対子午線のすぐ向こう側の”前日”の島に流れ着くと言う、ロベルトの小説の構想(いや妄想!)から、ついにダフネを離れて対子午線を超えようと海に飛び込む、彼女が流れ着く”前日”に待ち構える、この場面に、私は、日付変更線の「秘密」に、一瞬だまされました。
2003年12月22日に日本でレビュー済み
興味深いことを教えてくれる場面もいくつかあるが、退屈な場面も多くあり、全体的に極めて読み辛い。
苦しみながら少しずつ読んだ。
すると読んでいく内に作品の良さが理解出来始めて来た。
途轍もない絶望と、それに抗おうとする意志をリアルに感じることが出来たのだ。
読後の充実感は凄まじかった。
同著者の「薔薇の名前」よりこちらの方が好きである(ちなみに「フーコーの振り子」はまだ未読だ)。
もう二度と読みたくないが、読んで良かったと心から思える一作である。
苦しみながら少しずつ読んだ。
すると読んでいく内に作品の良さが理解出来始めて来た。
途轍もない絶望と、それに抗おうとする意志をリアルに感じることが出来たのだ。
読後の充実感は凄まじかった。
同著者の「薔薇の名前」よりこちらの方が好きである(ちなみに「フーコーの振り子」はまだ未読だ)。
もう二度と読みたくないが、読んで良かったと心から思える一作である。
2004年8月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
言うまでもなく、途中で投げ出し、ギブアップする本もあるわけで、
ギブアップするには捨てがたく、
さりとて物語に引き込んだ後でも中々楽にさせてくれず、
あっぷ・あっぷしながら読み終え、達成感というより疲労、
またエーコのブラックを考えると徒労感さえ感じてしまいます。
1600年頃生きたイタリアの片田舎の貴族、ロベルトが時代のなかで
のた打ち回った手記を近代の作家の手で書いた。という形式ですが、
当時の大航海時代に子午線がどこかということをめぐって、ガリレオ
やら錬金術、カバラ神秘主義者のような怪しげな人物やイエズス会の
当時の思考など、エーコの手により活き活きと描写されます。
この知識の大盤振る舞いが手を離させない理由だったのかもしれません。
合掌
ギブアップするには捨てがたく、
さりとて物語に引き込んだ後でも中々楽にさせてくれず、
あっぷ・あっぷしながら読み終え、達成感というより疲労、
またエーコのブラックを考えると徒労感さえ感じてしまいます。
1600年頃生きたイタリアの片田舎の貴族、ロベルトが時代のなかで
のた打ち回った手記を近代の作家の手で書いた。という形式ですが、
当時の大航海時代に子午線がどこかということをめぐって、ガリレオ
やら錬金術、カバラ神秘主義者のような怪しげな人物やイエズス会の
当時の思考など、エーコの手により活き活きと描写されます。
この知識の大盤振る舞いが手を離させない理由だったのかもしれません。
合掌
2011年5月13日に日本でレビュー済み
他の方も指摘しているとおり些かならず読みづらい。
読み終えたあとで「おお読んだなあ」と自分を褒めてやりたくなる。
原因は主に構成である。時系列に合わせて筋立てだけをほぐすと意外とオーソドックスな「娯楽大作」の常道を採用している。
以下かなり内容に踏み込みますが、年代は1640年前半、主人公はイタリア・フランス国境あたり(?)の貴族の息子ロベルト。一人息子であるはずだが、子ども時代の空想、というか妄想のなかで「父の家を追われた私生児の異母兄フェッランテ」なるものを夢想している。(僕におこる悪いことはみんなフェッランテの陰謀なんだ、といった使用法のため)。このややならず空想癖のつよい主人公が父親の没後にパリに出るも、身に覚えのないフランス政府への反逆罪の疑いをかけられ、枢機卿マザラン閣下(イタリア人!)から「処刑かしからずんば密偵になるか」と迫られた結果、「イギリス人が進めているているらしい正確な経度の測定方法をさぐれ」と命じられ、任務を隠して航海に出る〈アマリリス号〉に乗り込むー―と、こうまとめると実にオーソドックス。しかし、そういう筋立てであったことが掴めるまでに軽く数章かかる。
まず大枠として、主人公ロベルトの残した手記の断片を現代の作者が見つけ出して語りなおしている、といった体裁をとっている。ついで、冒頭が「アマリリス号の遭難」からはじまり、「手記」の内容に沿って過去の展開が挿入されてゆく。さらには後半、主人公ロベルトが作中で書いている「悪しき異母兄フェッランテの物語」が作品自体を侵食してゆく。この数重の枠組みの重なり合う物語のなかに、いかにも十七世紀らしい魔術と未分化の科学や天文学その他の薀蓄がこれでもかとばかりにちりばめられている。
このように書くといかにもとっつきにくそうだが、構成を把握したいとか深い含意を理解してやろうとか意気込まずに読む場合には明るく楽しい作品である。遭難後のロベルトが流れ着く無人の廃船〈ダフネ号〉につみこまれた南半球の植物や極彩色の鳥や「ふくろのある巨大ネズミのはく製」の描写は夢のように愉しく美しい。また、タイトルとなっている「前日島」とは、つまり「子午線の向こうにあるつねに〈昨日〉の島」を意味するのだが、鼻先にありながら(泳げないので)たどり着けない「その島」に焦がれるロベルトが「けろけろくわ」と音声付でカエルの真似をしつつ泳ぎの練習をはじめるシーンなど、読んでいてほとんど幸せな気分になった。あくまで筋だけをジェットコースター的に楽しみたい方(この作者のファンにはあまりいそうもないが)には勧められないものの、まちがいなく極上の娯楽作品である。
読み終えたあとで「おお読んだなあ」と自分を褒めてやりたくなる。
原因は主に構成である。時系列に合わせて筋立てだけをほぐすと意外とオーソドックスな「娯楽大作」の常道を採用している。
以下かなり内容に踏み込みますが、年代は1640年前半、主人公はイタリア・フランス国境あたり(?)の貴族の息子ロベルト。一人息子であるはずだが、子ども時代の空想、というか妄想のなかで「父の家を追われた私生児の異母兄フェッランテ」なるものを夢想している。(僕におこる悪いことはみんなフェッランテの陰謀なんだ、といった使用法のため)。このややならず空想癖のつよい主人公が父親の没後にパリに出るも、身に覚えのないフランス政府への反逆罪の疑いをかけられ、枢機卿マザラン閣下(イタリア人!)から「処刑かしからずんば密偵になるか」と迫られた結果、「イギリス人が進めているているらしい正確な経度の測定方法をさぐれ」と命じられ、任務を隠して航海に出る〈アマリリス号〉に乗り込むー―と、こうまとめると実にオーソドックス。しかし、そういう筋立てであったことが掴めるまでに軽く数章かかる。
まず大枠として、主人公ロベルトの残した手記の断片を現代の作者が見つけ出して語りなおしている、といった体裁をとっている。ついで、冒頭が「アマリリス号の遭難」からはじまり、「手記」の内容に沿って過去の展開が挿入されてゆく。さらには後半、主人公ロベルトが作中で書いている「悪しき異母兄フェッランテの物語」が作品自体を侵食してゆく。この数重の枠組みの重なり合う物語のなかに、いかにも十七世紀らしい魔術と未分化の科学や天文学その他の薀蓄がこれでもかとばかりにちりばめられている。
このように書くといかにもとっつきにくそうだが、構成を把握したいとか深い含意を理解してやろうとか意気込まずに読む場合には明るく楽しい作品である。遭難後のロベルトが流れ着く無人の廃船〈ダフネ号〉につみこまれた南半球の植物や極彩色の鳥や「ふくろのある巨大ネズミのはく製」の描写は夢のように愉しく美しい。また、タイトルとなっている「前日島」とは、つまり「子午線の向こうにあるつねに〈昨日〉の島」を意味するのだが、鼻先にありながら(泳げないので)たどり着けない「その島」に焦がれるロベルトが「けろけろくわ」と音声付でカエルの真似をしつつ泳ぎの練習をはじめるシーンなど、読んでいてほとんど幸せな気分になった。あくまで筋だけをジェットコースター的に楽しみたい方(この作者のファンにはあまりいそうもないが)には勧められないものの、まちがいなく極上の娯楽作品である。
2007年11月20日に日本でレビュー済み
訳者解説にあった、「読者も訳者も作者も疲労困憊」という表現に非常に共感を覚える。とにかく困難な読書である。何しろ、最初の100ページくらいまで読んでも、この小説のテーマが分からないのである。
2つの違う時間軸の話が平行に進み、ようやく統合されたと思ったら、今度は作中作がボリュームを増し、本編を乗っ取ってしまう。
頭がくらくらとしながらも、ヘタレな主人公の今後が気になってなんとか読み進め、最後には本を置いてばったりと倒れるという、トライアスロンのような小説である。読了した自分をほめたい。
2つの違う時間軸の話が平行に進み、ようやく統合されたと思ったら、今度は作中作がボリュームを増し、本編を乗っ取ってしまう。
頭がくらくらとしながらも、ヘタレな主人公の今後が気になってなんとか読み進め、最後には本を置いてばったりと倒れるという、トライアスロンのような小説である。読了した自分をほめたい。