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エンプティー・チェア 単行本 – 2001/10/1
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- 本の長さ478ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2001/10/1
- ISBN-104163204008
- ISBN-13978-4163204000
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商品の説明
商品説明
2人の女性が誘拐された。容疑者は16歳の少年ギャレット・ハンロン。拉致現場に居合わせた青年を殺して逃走したとみられる。通常「婦女誘拐の場合、発生から24時間が勝負」だ。「それを過ぎると、誘拐犯の目に被害者は物として映るようになり、殺すことに抵抗を感じなくなる」。事件発生からすでに4時間が経過している。少年が逃げ込んだのは広大な森の中の湿地帯。タイムリミットが刻々と迫る。
今回も捜査のパートナーはアメリア・サックス。車椅子から動けないライムの手となり足となる。しかし事件は拉致監禁にとどまらなかった。事件は四方八方へ広がり二転三転する。本作で、アメリアは、ライムの指令を振り切って単独行動に走る。証拠分析を真髄とするライムと、直感を頼りにするアメリアとの直接対決が見ものだ。互いに相手のやり方を知り尽くした2人が出し抜き合う頭脳合戦。抜群のキレをみせながら、なぜだかアメリアの気持ちは読めないライム。2人の恋心もモノローグに終始し、関係が少しも進展していかない。気持ちを伝え合わないもどかしさに重ねられて対決はスリリングに展開する。
息もつかせぬストーリーは、最後の最後まで緊張感を持続させる。圧倒的なおもしろさで期待を決して裏切らない。(木村朗子)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2001/10/1)
- 発売日 : 2001/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 478ページ
- ISBN-10 : 4163204008
- ISBN-13 : 978-4163204000
- Amazon 売れ筋ランキング: - 467,024位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
ところが前半でアレ?と肩すかし。
舞台がニューヨークではないせいか、全体的に牧歌的な雰囲気がただよっていてまったり。
犯人らしき人物も、いつものような残虐なシリアルキラーではない。
ところが後半から、思いも寄らない展開に!
どんでん返しはあるのが当たり前のディヴァーですが、
あのサックスがそうきちゃう?!そして師弟対決?!
途中まである人物に同感していたのに、(なんだかそうでもないかもしれない・・・
ああ、きっと全然違うんだ、これはやばいかも。いや絶対やばい!)と
気づいていくときの怖さ。
そして事態は取り返しのつかないことになっていき・・・
最後の数ページでもまたどんでん返し!
いつものシリアルキラーも怖いけど、こんなふうに登場人物自身にふりかかる
危機ってのがいちばん怖いかもしれないです。
登場人物の内面にも踏み込んだ作品だった気もしたし、
ライムが今までになくかっこよく見えました。
しかし、ほんとにどうなることかと思いました。
読んでる間中、心中で叫んでました。「うそー!」「なんでそんなことしちゃう?!」
「マジで?!」そして「お前かーーー!!」
本作では手術のためにノースカロライナを訪れていたライムとサックスに保安官ジム・ベルから捜査協力の依頼が舞い込みます。
このジム・ベルは前作【コフィン・ダンサー】で活躍してローランド・ベル刑事の従兄弟です。
町一番の問題児ギャレットが引き起こした誘拐と殺人事件の捜査への協力をする事になったライムとサックスなんですが、全く知らない土地という事もあってニューヨークでのチーム捜査のように捜査は捗らないんです。
それでもライムの知識とサックスの行動力でギャレットを包囲していくのですが、ここからがジェフリー・ディーヴァーの真骨頂。
全く予想もしなかった展開にページをめくる手を止める事が出来なかったです。
特に中盤から後半にかけては、まさにジェットコースター・サスペンスというに相応しい展開です。
リンカーンとサックスが追うものと追われるものに別れて対峙するので、ファンとしてはちょっと辛い部分もあったけど、夢の対決でもありました。
最後の1ページまで息を抜けないのですが、そこに至るまでの伏線が見事でよく練られてるなって感心します。
読み終えるのが寂しくなるぐらい面白いので是非読んでみてください。
不馴れな土地、揃わぬ機器のままに事件に参加せざるを得なくなり、
そこで確保した殺人と少女誘拐疑惑の少年、ギャレットをアメリアが逃がしてしまう事で、
ライムとの師弟対決が発生してしまう作品。
このあらすじを読む限りでは充分面白そうだ!
と、コフィンダンサーでテンション上がった私はこれを読み進め…
色々と気にはなったが読み進め…
結果、かなりガッカリした。
肝心の師弟対決も、これだけ?な感じ。
もっともガッカリしたのは今作の犠牲者達。
いやぁ、もう
都合が良すぎる。
出来すぎもいい所だ。
コンセプトや素材がいいだけに、この出来レースにはウンザリした。
以降の作品で、コレは!と思えるのが無くなったのは、
エンプティー・チェアで体感した『都合の良すぎる現実』が見え隠れするからかもしれない。
ここまで結果オーライだと萎える。
「ジェット・コースターサスペンス」と「どんでん返し」が売りの本シリーズ。
今回は、リンカーン・ライムが住居のニューヨークを離れ、ノースカロライナ州の病院を訪問するところから、幕を開ける。
目的は、神経麻痺を改善させるための手術を受けることであったが、同州パケノーク郡で発生した誘拐事件の捜査依頼を受ける。
看護婦のリディア・ジョハンソンを誘拐した犯人が、彼女を連れて、逃走中だというのだ…。
【ジェット・コースターサスペンス】
身動きできないリンカーン・ライムが、現場に向かったアメリア・サックス捜査官と連絡を取りながら証拠を収集し、それを分析しながら、犯人を追いつめていく、という図式は今回も健在。
捜査側のライムと、犯人側の描写が交互に行われ、緊迫感を高めていくところも、第1作以来のもので、「一気読み」をさせてしまう手法は高評価できます。
【どんでん返し】
これに対し、後半部分の売りである「どんでん返し」への評価は低め。
と、いうのも前作「コフィン・ダンサー」同様、アンフェアなものだから。
「意外性」は認めますが、「心地よく騙された」という感じがないのはこのためと思われます。
捜査途中で収集した証拠物件の中に、真相解明のヒントが隠されており、一応伏線は張られているのですが、「一番肝心な事柄が事前に示されていない」。
その事柄は、「解決編で、探偵がいつの間にか調べ上げていたとして、初めて明かされる」というものなのです。
本シリーズは「サスペンス」と標榜されており、「本格ミステリ」とは呼称されていないことは確かです。
でも、「真相解明のための手がかりをすべて事前に明かすということ」は、著者の出身国アメリカが産んだミステリ界の巨匠、エラリー・クイーンが一番苦心して執筆した点だったはずです。
これから俗っぽくなっていく気配が少しするので、星は4つ。続編で盛り返せば、星は5つに。続編に期待をもたせてくれる内容です。
2001年文春ミステリーベスト10 3位。
<リンカーン・ライム>シリーズの第3作の本作品の見所は、リンカーン・ライムとアメリア・サックスの師弟対決だろう。連続女子学生誘拐犯の容疑者の少年に純粋な心を見いだし、少年を逃がすアメリアと、リンカーンとの追跡劇は、なかなか面白かった。
もちろん、作者の特徴である「どんでん返し」と「科学捜査」の面白さも随所にちりばめられた好作品である。
また、他のシリーズ作品と比較して、アメリアの内面にフォーカスがあたっている部分が多い印象を受けた。
他の<リンカーン・ライム>シリーズは、「ボーン・コレクター」「コフィン・ダンサー」「石の猿」「魔術師」「12番目のカード」。シリーズ次回作は「The Cold Moon」。