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バカラ 単行本 – 2002/5/1

3.5 5つ星のうち3.5 16個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

自らも博打で多額の借金に喘ぐ雑誌記者が探り当てた、カジノ合法化を巡る巨大な陰謀。希代の詐欺師か傑物か、日本の運命はその男の手の中に…。人間の理性を蕩かす麻薬=金の魔力を描く。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2002/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2002/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 525ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163209204
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163209203
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 16個の評価

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服部 真澄
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2002年7月14日に日本でレビュー済み
壮大なスケールのストーリーが映画のようにテンポよく進んでいくこれまでの作品と同じく、ぐいぐい引っ張っていくようなストーリー展開。
膨大な資料を縦横に使いつつ、それがちっとも説明的になることなく、この作家の筆力は素晴らしいと思います。
今までの作品では登場人物の内面的な描写があまりなかったのですが、
今回はひとりひとりの人物の内面を深く掘り下げて書いていて、その人間ドラマは非常に読み応えがあります。
もちろん、服部真澄の持ち味である「さっぱり感」はあくまでも保たれているので、内面描写にしてもドロドロせず、読んでいて気持ちがいいのです。
普段めったに「感動」することなく、某首相のように「カンドーカンドー」と口にすることは大嫌いですか、深い感動がありました。
そして、読み終わった後、生きる気力をもらったように思いました。
とても不思議なことに、なぜか、生きることに前向きにさせてくれる本です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでに服部真澄氏の作品を読んだが、それらはストーリー展開が
全く読めなかったが、この作品では読めた部分がいくつかあった。
その点が面白味に欠けていたと感じた。
もっと意外性が欲しかった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月21日に日本でレビュー済み
作品のタイトルから一見ギャンブル小説と思われるが、実際
は週刊誌の記者を主人公としたマスコミの内幕物である。
しかし、登場人物達は一体何がしたかったのか、良く判らない。
特に財界の風雲児と言われる日継氏が登場する場面では、
とたんに描写が重苦しくなり、読むのが辛かった。
偶然の要素も多すぎる。

この作品からは残念ながらバカラの楽しさが伝わって来ない。
ちまちまとカードをカウントするブラックジャックなんかと違って、
バカラのテーブルは陽気に盛り上がってて楽しそうなんだよね。
ルール良く知らないからやった事は無いんだけどね。
2002年5月22日に日本でレビュー済み
作者の過去の作品は殆ど読んでいるが、スペクタクルなプロット展開が楽しい過去の作品とは異なり、今回の作品は静かなメロディーを奏でながら淡々と展開されていく。
冒頭で優美なやさしさを湛える仏画の描写がされている。淡い絵ながら印象は強くエンディングまで残像が続いていく。この絵の持つ包容力が主人公の若き起業家の心を変え、時代の寵児を孤独な変革者にしていく様は、妙に違和感を感じない。エンディングでは主人公の寂寞たる孤独さが強く心に響く。
あっという間に勝負がつくスピード感のあるバカラというタイトルイメージとは全く違うが、孤独な男が自らの全てを賭けた大勝負の物語としてはラストページまであっという間にたどり着かされてしまうスピード感のあるエンターテインメントである。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月24日に日本でレビュー済み
残念ながら、取材不足、明らかな間違い・混同と言える箇所がある。
「トランプ」と言う言葉は、この世界では、使わないと聞く。「カード」である。「トランプ」を使うのは、ババ抜きである。

ハウスエッジ(または、ビゴリッシュ)をカシノとレース系で混同している。baccaratにおける、vigorishは、B1.17%、P1.38%である。
物語を面白く展開させるには、25%あたりを使う方が、都合がよさそうだが、数値の混同・錯誤は、他の表記の信憑性に疑問を投げかけざるをえない。

また、必勝法としてパーレイ、ダランベール、バーネットのマネーコントロールとしているが、この世界に合うのだろうか??この世界での必勝法は、ガジリと聞く。
BKローン100万円で、月の返済が2万円と言うのも、稀で現実としては、安すぎる感がある。
明けイチとまでは、いかないが、この世界では、4日で1割のものまで手を伸ばす。

いずれにしても、作者は、baccaratをしたことがない。または、あったとしても、おさわり程度である。
「命の次に大切なもの」を賭ける臨場感がない。
ゆえに、書き物としては、ビジネスとして緊張感が足りない書物と言わざるをえない。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年12月12日に日本でレビュー済み
タイトル通りの単なる賭博小説、ギャンブル小説と思ったら大間違い。

広い意味の「賭け」から「金」に取り憑かれたさまざまな人物が男女、老若問わず登場するが、物語は政界の黒幕・裏金から週刊誌のスクープ、果ては現政権転覆、政界再編にまで及ぶスケールの大きさに圧倒される。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月21日に日本でレビュー済み
きもちよかったよ
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年3月8日に日本でレビュー済み
話はそれなりによくできてるなとは思うが・・・賭け事も好きでないせいか、心の綻びを賭博で補うような破滅の心理が把握しづらかった。フィクションなんだから話のテーマ上当たり前だが、登場人物みんながおんなじ賭博を選ぶっというのがよくわからない。感情移入しにくかった。テーマの賭博が小説と展開がうまくかみあってないかんじ。処女作の【龍の契り】からあったことだが、理想主義というか、事件がうまくできすぎていて、それはないだろうというところも未だにチラホラある。この不自然なフィクションをなんとかフォローできて、なおかつ、話の勢いを失わなかったらいい線をいく作家になるのではないだろうか。