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君が代は千代に八千代に 単行本 – 2002/5/1
高橋 源一郎
(著)
- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104163209301
- ISBN-13978-4163209302
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ラテックスの「ヨウコ」に、「素数」の少年、俺が彼女に、彼女があいつにチェンジして、子供たちはオボッ、ウォブワー、ヴォヴォヴッ-。世紀末から新世紀へ、ニッポンの「今」を喝破した驚愕の傑作短編集。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2002/5/1)
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 261ページ
- ISBN-10 : 4163209301
- ISBN-13 : 978-4163209302
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,259,167位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 29,293位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年、広島県生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長編小説賞優秀作を受賞しデビュー。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞、02年、『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞を受賞。著書に『いつかソウル・トレインに乗る日まで』『一億三千万人のための小説教室』『ニッポンの小説―百年の孤独』他多数ある。10年5月には、『「悪」と戦う』も刊行された。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年5月5日に日本でレビュー済み
【素数】と【鬼畜】が好き。短編集の中で二つも好きなのが見つかった。めずらしいでしょ。読んでみて。
2002年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み始めた途端に,もしかしたらこんな現実もあるのだろうか・・・と,頭がくらくらしてきた。・・・にも関わらず読むのをやめられない。妄想の世界か,いやどっかにこんな話が実はうじゃうじゃ転がってるのかもとさえ思えてくる。密かに自分の中だけで打ち消してきたあやしい感覚を呼び起こされたような気がした。かつての筒井康隆作品を彷彿させるが,さらにアブノ嗜好を加えた感じ。
2006年2月1日に日本でレビュー済み
村上春樹らとともに、八十年代以降の文学を代表する作家といわれる、高橋源一郎。
なのだけど、その作風がどうにも受けつけない。最初の二編でへこたれた。グロ、エロ、ゲロ。いったい何なんだろうか?
ただ、素数はとても面白かったと思う。
なのだけど、その作風がどうにも受けつけない。最初の二編でへこたれた。グロ、エロ、ゲロ。いったい何なんだろうか?
ただ、素数はとても面白かったと思う。
2005年10月15日に日本でレビュー済み
ええと・・・
普通の小説のつもりで読み始めるとノックアウトを喰らうから、これは高橋源一郎の本だと心して読み始めることが大切。
わたしは何気なく読み始めちゃったんですけどね。(笑)
エロ・グロ・ナンセンスにくじけず、十三編を読み通した。
愛読書にはならないだろうが、悪くない。 慣れてくると面白くてやめられない本である。
ほんとうのことをいうと、先頭の「Mama told me」ではちょっとくじけそうになった。
あたしはエロ・グロ・ナンセンスは大丈夫だけれど、ゲロはダメなのである。
読み終わってみると、いい本だったと思えるから不思議だ。
刺激は強いけれど、これはこれで上質な物語だと思う。 13編どれもいい作品です。
普通の小説のつもりで読み始めるとノックアウトを喰らうから、これは高橋源一郎の本だと心して読み始めることが大切。
わたしは何気なく読み始めちゃったんですけどね。(笑)
エロ・グロ・ナンセンスにくじけず、十三編を読み通した。
愛読書にはならないだろうが、悪くない。 慣れてくると面白くてやめられない本である。
ほんとうのことをいうと、先頭の「Mama told me」ではちょっとくじけそうになった。
あたしはエロ・グロ・ナンセンスは大丈夫だけれど、ゲロはダメなのである。
読み終わってみると、いい本だったと思えるから不思議だ。
刺激は強いけれど、これはこれで上質な物語だと思う。 13編どれもいい作品です。
2007年1月30日に日本でレビュー済み
高橋源一郎は、最近では批評家というイメージが強いですが、やっぱり優れた(元祖!)現代文学の旗手なんですよね。
ポストモダンといわれる源さん文学、確かに…この味がわかる人は少ない筈。でもわかる人にはこの上なく美味でやみつきになります。
ちなみにこの本はわりと(高橋文学の中では)馴染みやすい短篇が多く収録されてるのでカナリ読み易いし、入門書としては最適です。全部読まなくても、題名だけで適当に選んで読んでみるといいと思います。素数ネタ、スプリットタン、幽霊の少年、小説家、色々でてくるので。
源さん小説はしばしば「意味がわからない。まったくおもしろくない。」と語られますが、彼の一見むちゃくちゃに見える下品な言葉たちも、刺激的なスパイスとしていい味だしていてまさに「ポップモダン」な雰囲気。読後感はセンチメンタルでなんとなく苦い様な、少し切ない気分になります。
高橋文学は苦手な方、受け付けないという方は一読有りです◎
文学評論としても鑑定眼に優れすばらしい著作を書いておられる源さんですが、あんな真面目な評論家の側面を持ちながらこんな短篇も書けるなんて!!と思うとますます凄いなぁと思います。
ポストモダンといわれる源さん文学、確かに…この味がわかる人は少ない筈。でもわかる人にはこの上なく美味でやみつきになります。
ちなみにこの本はわりと(高橋文学の中では)馴染みやすい短篇が多く収録されてるのでカナリ読み易いし、入門書としては最適です。全部読まなくても、題名だけで適当に選んで読んでみるといいと思います。素数ネタ、スプリットタン、幽霊の少年、小説家、色々でてくるので。
源さん小説はしばしば「意味がわからない。まったくおもしろくない。」と語られますが、彼の一見むちゃくちゃに見える下品な言葉たちも、刺激的なスパイスとしていい味だしていてまさに「ポップモダン」な雰囲気。読後感はセンチメンタルでなんとなく苦い様な、少し切ない気分になります。
高橋文学は苦手な方、受け付けないという方は一読有りです◎
文学評論としても鑑定眼に優れすばらしい著作を書いておられる源さんですが、あんな真面目な評論家の側面を持ちながらこんな短篇も書けるなんて!!と思うとますます凄いなぁと思います。
2003年12月16日に日本でレビュー済み
こんなもんじゃないでしょう。高橋源一郎氏は。かなり手癖で書いているように感じます。作者の水準を超えていません。
高橋源一郎氏は短編が苦手なのではないでしょうか?「ゴジラ」も「あ・だ・る・と」も構成、テーマと舞台裏が見えてしまいます。
最も、あけすけで節操の無いところが魅力でもありますが。
ファンとしては「官能小説家」にも劣らない「短編」を望みます。
高橋源一郎氏は短編が苦手なのではないでしょうか?「ゴジラ」も「あ・だ・る・と」も構成、テーマと舞台裏が見えてしまいます。
最も、あけすけで節操の無いところが魅力でもありますが。
ファンとしては「官能小説家」にも劣らない「短編」を望みます。
2002年6月24日に日本でレビュー済み
兎にも角にも、読んでもらいたい。
特に、ここ数年の高橋源一郎嫌いの人々に。
マーチン・スコセッシの「タクシー・ドライバー」が、あの時代を鮮やかに描ききって衝撃的だったように、本書は、「現在」を剔抉して小気味良い。
引き合いに出すのも憚られるが、島田○彦や辻○成に過剰であって、高橋源一郎に決定的に欠けているのは、破廉恥なナルシシズムと言語感覚の恐るべき鈍感さである。むしろ、その対極にあるというべきか。
文法的な瑕僅さえも計算上のものと思わせるスピード感あふれる文体に加え、それぞれの短編に、十分長編に値する内容が凝縮されており、コスト・パフォーマンスは抜群。
真っ当な言葉の力を再認識させてくれるものであって、読後の満足感は、昨今の怠惰な!「!日本語ブーム」に対する不快感を払拭してくれること間違いなしである。
特に、ここ数年の高橋源一郎嫌いの人々に。
マーチン・スコセッシの「タクシー・ドライバー」が、あの時代を鮮やかに描ききって衝撃的だったように、本書は、「現在」を剔抉して小気味良い。
引き合いに出すのも憚られるが、島田○彦や辻○成に過剰であって、高橋源一郎に決定的に欠けているのは、破廉恥なナルシシズムと言語感覚の恐るべき鈍感さである。むしろ、その対極にあるというべきか。
文法的な瑕僅さえも計算上のものと思わせるスピード感あふれる文体に加え、それぞれの短編に、十分長編に値する内容が凝縮されており、コスト・パフォーマンスは抜群。
真っ当な言葉の力を再認識させてくれるものであって、読後の満足感は、昨今の怠惰な!「!日本語ブーム」に対する不快感を払拭してくれること間違いなしである。