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草笛の音次郎 単行本 – 2003/10/28
山本 一力
(著)
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購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ400ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2003/10/28
- ISBN-104163223207
- ISBN-13978-4163223209
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
今戸の貸元、恵比須の芳三郎の名代として成田、佐原へ旅を打つ音次郎。さまざまな試練を乗り越えて一人前の男へと成長していく若者の姿を爽やかに描く、股旅ものの新境地。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2003/10/28)
- 発売日 : 2003/10/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 400ページ
- ISBN-10 : 4163223207
- ISBN-13 : 978-4163223209
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,279,649位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 29,726位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947年高知県生まれ。小説家。会社員を経て、97年に「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年には『あかね空』で第126回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 江戸は心意気 (ISBN-13: 978-4022645456)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
価格が安いので購入。あまり期待はしていませんでしたがオビに少しシミは有りましたが、他は綺麗でとても気に入りました。
2018年2月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まあまあ。江戸時代とは言えありえへんシチュエーションが度々でてくるのかわざとらしい。
2023年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み終わりに物足りなさを感じるので、続編が欲しいところです。
2007年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とにかくオモシロイ!一気に読めちゃう作品です。わかりやすい文章で楽しみやすい。しかし、ジワジワと染みる、とてつもない奥深さがあります。
頼りない音次郎が、旅をすることで成長していく内容です。
旅の始めには、頼りない音次郎にハラハラさせられます。しかし、後半になると音次郎の「かっこよさ」に惚れて、最後には音次郎の母になったような気持ちになりました。
頼りない音次郎が、旅をすることで成長していく内容です。
旅の始めには、頼りない音次郎にハラハラさせられます。しかし、後半になると音次郎の「かっこよさ」に惚れて、最後には音次郎の母になったような気持ちになりました。
2007年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
版刷り職人だったごく普通の若者がヤクザとなり、やがて親分の名代として江戸から佐原まで旅をする話。
いずれ組を譲り受けることが決まっている代貸が、自分の片腕にと見込んだ音次郎をいっぱしの渡世人に育てるために送り出した修行の旅である。
およそ100kmの道のりをゆっくりと、しかも百両もの路銀を使い果たすつもりで行って来い、という、なんとも贅沢で羨ましい話だ。
旅の道々や佐原でのエピソードが小気味よく語られるので、読んでいて楽しい。
音次郎は遭遇した盗賊の似顔絵が滅法うまかったり、合鍵づくりが達者だったり、
はたまた代貸からお目付け役として放たれた母娘が、音次郎と土地の小屋番とが密室で語り合っていたはずのいきさつをなぜか知っていたりと、
話が都合よく出来すぎている印象もあるが、作品的には読んでいて退屈はしない。
また、作品の随所に鰻の蒲焼が出てくる。
そのたびに鰻が食べたくなる、懐の寂しい読み手にとっては罪な小説である。
いずれ組を譲り受けることが決まっている代貸が、自分の片腕にと見込んだ音次郎をいっぱしの渡世人に育てるために送り出した修行の旅である。
およそ100kmの道のりをゆっくりと、しかも百両もの路銀を使い果たすつもりで行って来い、という、なんとも贅沢で羨ましい話だ。
旅の道々や佐原でのエピソードが小気味よく語られるので、読んでいて楽しい。
音次郎は遭遇した盗賊の似顔絵が滅法うまかったり、合鍵づくりが達者だったり、
はたまた代貸からお目付け役として放たれた母娘が、音次郎と土地の小屋番とが密室で語り合っていたはずのいきさつをなぜか知っていたりと、
話が都合よく出来すぎている印象もあるが、作品的には読んでいて退屈はしない。
また、作品の随所に鰻の蒲焼が出てくる。
そのたびに鰻が食べたくなる、懐の寂しい読み手にとっては罪な小説である。
2014年5月27日に日本でレビュー済み
最近、テレビでも時代劇を、見なくなりました。
股旅ものを読んでみたいなと購入。
主人公が真っ直ぐでいいですね。
成長して行く姿も好ましいです。
股旅ものを読んでみたいなと購入。
主人公が真っ直ぐでいいですね。
成長して行く姿も好ましいです。
2007年10月11日に日本でレビュー済み
一気に読めます。おもしろいです。
音次郎は言葉遣いも丁寧で優男。
およそ博徒っぽくないが、内に熱いものを持っている。
そんな音次郎が"男"を見込まれ、今戸の貸元、恵比須の芳三郎の名代として成田、佐原へ旅をする。
ただ名代を務めるだけではなく、音次郎が"男"を磨くための旅でもある。
成長していく音次郎が格好良いし、とにかく読んでいて気持ちいいです。
音次郎は言葉遣いも丁寧で優男。
およそ博徒っぽくないが、内に熱いものを持っている。
そんな音次郎が"男"を見込まれ、今戸の貸元、恵比須の芳三郎の名代として成田、佐原へ旅をする。
ただ名代を務めるだけではなく、音次郎が"男"を磨くための旅でもある。
成長していく音次郎が格好良いし、とにかく読んでいて気持ちいいです。
2006年7月19日に日本でレビュー済み
任侠の世界の話だが若い音次郎が成長していく姿が良く書けている。仁義の切り方さえ知らない音次郎が一人で親分の名代で祭りに招待されていく旅を書いてある。よその組にわらじを脱ぐのも始めての旅だがはらはらしながら痛快なことが良く起こって面白い読み応えのある本でした。音次郎活躍の続きがあると良いと思った