小説ウイスキー教室が読みたくて買ったのでした。
阿刀田 高さんの短編は面白いですね。
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脳みその研究 単行本 – 2004/5/1
阿刀田 高
(著)
ヒヤリ、ドキッ、ニヤリの短篇小説集
南の島で中年男が出会う不思議な日本人の話や、ひょんな事から血のつながりを認識する異母兄弟の話など、短篇の名手が贈る小説集
南の島で中年男が出会う不思議な日本人の話や、ひょんな事から血のつながりを認識する異母兄弟の話など、短篇の名手が贈る小説集
- 本の長さ214ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2004/5/1
- ISBN-104163228608
- ISBN-13978-4163228600
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
南の島で中年男が出会う不思議な日本人の話や、ひょんなことから血のつながりを認識する異母兄弟の話など、短篇の名手が贈る小説集。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2004/5/1)
- 発売日 : 2004/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 214ページ
- ISBN-10 : 4163228608
- ISBN-13 : 978-4163228600
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,980,341位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 47,248位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1935(昭和10)年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。
国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、1978年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。1979年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞、1995(平成7)年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。
他に『花あらし』『シェイクスピアを楽しむために』『チェーホフを楽しむために』『佐保姫伝説』『プルタークの物語』など著書多数。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年12月18日に日本でレビュー済み
論より証拠。……以前はこんなことはなかった。考えたとたんに最近の失敗がすぐに頭に浮かんだ。(「脳みその研究」)
自転車で案内。(「海の中道」)
語るにはすこし隠微なことがらにおいて。(「兄弟姉妹」)
ボトルが待ってます。(「小説ウィスキー教室」)
アンダースタディ。(「応久礼をさがせ」)
ヘンテコなペット。(「裏窓」)
甘ったれてて。(「狐恋い」)
真の自由。(「掌の哲学」)
狒々教師。(「雨のあと」)
一九九八年から二千四年までの単行本未収録作品を集めたものらしく、ふむ、一作をのぞき凡作駄作(失礼!)ばかり。たとえば「狐恋い」は谷崎「少将滋幹の母」などをはめこんだ阿刀田流母恋譚ですが、あるいみ「ナポレオン狂」処理した結末は、毒気も甘美さもほどとおい仕儀となる。阿刀田のマザコン拘りは頂点に「ちりめん細工」なんかをうみだしてますが、残念ながら本作にはかのユーモアもエロティシズムもその片鱗もないなあ。
とはいえ「脳みその研究」はお見事な一作。最後の最後にサプライズな一文、どんでん返しをいかに置くか、というのが命であるこの手のお話を逆手にとったオチがつく。振り返ればなんとオチは十五ページ前(単行本)から書かれはじめていたという巧みさ! まさに「論より証拠」、パフォーマティブ(行為遂行)とコンスタティブ(事実確認)の、地と図の反転。
自転車で案内。(「海の中道」)
語るにはすこし隠微なことがらにおいて。(「兄弟姉妹」)
ボトルが待ってます。(「小説ウィスキー教室」)
アンダースタディ。(「応久礼をさがせ」)
ヘンテコなペット。(「裏窓」)
甘ったれてて。(「狐恋い」)
真の自由。(「掌の哲学」)
狒々教師。(「雨のあと」)
一九九八年から二千四年までの単行本未収録作品を集めたものらしく、ふむ、一作をのぞき凡作駄作(失礼!)ばかり。たとえば「狐恋い」は谷崎「少将滋幹の母」などをはめこんだ阿刀田流母恋譚ですが、あるいみ「ナポレオン狂」処理した結末は、毒気も甘美さもほどとおい仕儀となる。阿刀田のマザコン拘りは頂点に「ちりめん細工」なんかをうみだしてますが、残念ながら本作にはかのユーモアもエロティシズムもその片鱗もないなあ。
とはいえ「脳みその研究」はお見事な一作。最後の最後にサプライズな一文、どんでん返しをいかに置くか、というのが命であるこの手のお話を逆手にとったオチがつく。振り返ればなんとオチは十五ページ前(単行本)から書かれはじめていたという巧みさ! まさに「論より証拠」、パフォーマティブ(行為遂行)とコンスタティブ(事実確認)の、地と図の反転。
2012年4月26日に日本でレビュー済み
「脳みその研究」「海の中道」「兄弟姉妹(はらから)」「小説ウイスキー教室」「応久礼を捜せ」「裏窓」「狐恋」「掌の哲学」「雨のあと‐あるいはエピローグ風の小品‐」。
「裏窓」はヒッチコックの映画が、「狐恋」では歌舞伎の義経千本桜、谷崎潤一郎の「少将滋幹の母」が、また、「掌の哲学」ではサルトルの実存哲学とは何かの講演記録が、さらに「雨のあと」ではサモセット・モームの「雨」がそれぞれ小説のなかにうまく落とし込まれ、好ましい。
「裏窓」はヒッチコックの映画が、「狐恋」では歌舞伎の義経千本桜、谷崎潤一郎の「少将滋幹の母」が、また、「掌の哲学」ではサルトルの実存哲学とは何かの講演記録が、さらに「雨のあと」ではサモセット・モームの「雨」がそれぞれ小説のなかにうまく落とし込まれ、好ましい。
2006年7月31日に日本でレビュー済み
一番好きだったのは、表題作の『脳みその研究』『応久礼を探せ』『裏窓』かな☆^(o≧▽゚)o
全部、オチが最後まで読めなかったし、オチた瞬間、おぉ〜って感じ!!予想だにしなかった結末でびっくりですv(°∇^*)⌒☆
全部、オチが最後まで読めなかったし、オチた瞬間、おぉ〜って感じ!!予想だにしなかった結末でびっくりですv(°∇^*)⌒☆