表紙絵・帯を眺めれば、そのゆるさ加減が自ずと分かることでしょう。
起の部分でやや読みにくいところがありますが、終始一定のルールに従って展開されています。私には著者の意図が見えましたが、見えない人には全く見えないでしょう。ですから、星4つです。
緊張感の中にユーモアを混ぜ込み、本当の意味で ” 日本の夏 ” ” 緊張の夏 ” を表現しています。ゆるさ加減に関しては、水棲人がミソでしょう。ご賞味あれ。
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熱帯 単行本 – 2004/8/25
佐藤 哲也
(著)
空調が停まるほどの熱気と湿気に襲われた日本。エアコンを爆破するテロリスト、CIA工作員らが狙う国家機密「事象の地平」とは
- 本の長さ275ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2004/8/25
- ISBN-104163232400
- ISBN-13978-4163232409
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商品の説明
出版社からのコメント
その夏、かつてない熱気と湿気とが東京上空を覆い、想像を絶した酷暑が都民を襲った。制御不能の暑さに停止する空調。倒れる人々。そこに、伝統回帰を唱えエアコンを爆破するテロリストまで現れて……。すべての謎は、日本政府がひた隠しに隠す国家の最高機密「事象の地平」にある?
氷をぶちまける過激派、CIA工作員、水中に暮らす水棲人、政府の役人たちが熱帯と化した品川を舞台に繰り広げる大攻防戦の結末は?読み始めたら止まらない灼熱のノンストップファンタジー。
氷をぶちまける過激派、CIA工作員、水中に暮らす水棲人、政府の役人たちが熱帯と化した品川を舞台に繰り広げる大攻防戦の結末は?読み始めたら止まらない灼熱のノンストップファンタジー。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2004/8/25)
- 発売日 : 2004/8/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 275ページ
- ISBN-10 : 4163232400
- ISBN-13 : 978-4163232409
- Amazon 売れ筋ランキング: - 344,565位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 31,202位文芸作品
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年11月1日に日本でレビュー済み
佐藤亜紀女史のパートナーの小説ということで手にとってみた小説。
強引に喩えるならば、教養ファンタジーになるのだろうが
さまざまな要素を詰め込んだ不思議な味わいの小説である。
正直何が言いたいのか、何をしたいのか判らない部分も多いが
小説に「こうしなくてはいけない」というルールが
あるわけではないので、これはこれで可なのだろう。
あとは好き嫌いの問題かもしれない。
強引に喩えるならば、教養ファンタジーになるのだろうが
さまざまな要素を詰め込んだ不思議な味わいの小説である。
正直何が言いたいのか、何をしたいのか判らない部分も多いが
小説に「こうしなくてはいけない」というルールが
あるわけではないので、これはこれで可なのだろう。
あとは好き嫌いの問題かもしれない。
2005年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんともまぁ、よくわからない本だったです。というよりも、変わってる。プロジェクトの参加企業を5P程にわたって延々と記述してあるところとか、なんなんだと。意味があるのかと思えば大してないし…。
変と言えば、主人公(?)夫妻の見てるテレビが、また変なんですな、コレが。「プラトン・ファイト」なる番組で、出てくるのはアリストテレスだのプラトンだのソクラテスだの。
ということで、本編はよくわかんないけど、その周辺が非常に笑える一冊だと思います。いやいや、本編もおもろいんだけれども、ヘーゲリアンには勝てないです(←読めばわかります
変と言えば、主人公(?)夫妻の見てるテレビが、また変なんですな、コレが。「プラトン・ファイト」なる番組で、出てくるのはアリストテレスだのプラトンだのソクラテスだの。
ということで、本編はよくわかんないけど、その周辺が非常に笑える一冊だと思います。いやいや、本編もおもろいんだけれども、ヘーゲリアンには勝てないです(←読めばわかります