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STAR EGG 星の玉子さま 単行本 – 2004/11/3
- 本の長さ60ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2004/11/3
- ISBN-104163235507
- ISBN-13978-4163235509
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2004/11/3)
- 発売日 : 2004/11/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 60ページ
- ISBN-10 : 4163235507
- ISBN-13 : 978-4163235509
- Amazon 売れ筋ランキング: - 485,101位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,090位絵本 (本)
- - 25,733位アート・建築・デザイン (本)
- - 27,748位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1957年愛知県生まれ。工学博士。
某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー。以後、犀川助教授・西之園萌絵のS&Mシリーズや瀬在丸紅子たちのVシリーズ、『φ(ファイ)は壊れたね』から始まるGシリーズ、『イナイ×イナイ』からのXシリーズがある。
ほかに『女王の百年密室』(幻冬舎文庫・新潮文庫)、映画化されて話題になった『スカイ・クロラ』(中公文庫)、『トーマの心臓 Lost heart for Thoma』(メディアファクトリー)などの小説のほか、『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)、『森博嗣の半熟セミナ博士、質問があります!』(講談社)などのエッセィ、ささきすばる氏との絵本『悪戯王子と猫の物語』(講談社文庫)、庭園鉄道敷設レポート『ミニチュア庭園鉄道』1~3(中公新書ラクレ)、『自由をつくる 自在に生きる』(集英社新書)など新書の著作も多数ある。
ホームページ「森博嗣の浮遊工作室」(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/)
●これから出る本→予定表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/timetable.html)
●作者による作品の紹介(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/myst_index.html)
●出版された本の一覧→出版年表(http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/myst/nenpyo.html)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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一見するとほんわかしたよくある子供向けの絵本に見えます。
しかし、物理的にどういう挙動になるだろう?という観点で見ると、イラストがよく考えて描かれていることに気づきます。
地球は人間のサイズと比べるととても大きいので、重力は下方向にかかるというのが日常生活で染み付いた当たり前の感覚としてありますが、この絵本のサイズの星ではその感覚は通用しません。
この絵本はそういった凝り固まった感覚と本質とのギャップに気づかせてくれます。
人生観という視点で見ると、著者の世界観に触れることができます。この著者はクリームシリーズなどのエッセイも出しており、そちらも合わせて読むと、この本で触れている孤独や幸せについてもっと考える機会が得られると思いました。
絵本という形態をとっていますが、これは大人向けにかかれた本ではないかと思います。
犬が可愛いので、愛犬家は迷わず買いましょう。
この本の初版が2004年ですかね。
もうこのレビューを読む人もいないと思うので,恥ずかしがらずに書きます。
10年読んで(見て)います。
自分の変化が(成長が),この本から得られるものを変えてくれます。
例えば,物理についてちょっと勉強したあとで見ると,,どの星も物理法則を無視してない!
例えば,宇宙飛行士の話を聴いたあとで読むと,,宇宙から見たらこう見える!
例えば,地球温暖化について考えたあとで見ると,,地球規模で考えなくては!
例えば,家族が死んでしまった後に読むと,,うん,まあ,それでも地球は回ってるな。
一日や二日では,変化しないかもしれないですが,間違いなく「その人の,その瞬間だから得られる感想」が得られます。
隣で誰かが読んでいたり,子供と一緒に読んでも,頭に浮かんだことは間違いなく全員(しかもその瞬間瞬間で)違う本。
「猫の建築家」で絵本タイプも良いなと思って購入しました。
(絵は違う人が描いていますが…)
絵を見るために買ったので内容のことは考えていなかったのですが、
いざ開いてみるとあれこれと考えさせる文章でした。
でも今まで読んできた小説の感じのつもりで読むと意外?な印象。
頭や理論じゃなくて、人間らしい心にうったえるようなお話です。
この手のストーリーはどこかで既に読んでいる…ので☆−1
でも絵はとても可愛らしかったので満足しています。
HP掲載のイラストは、正直いまひとつだと思っていたが、
こんな温かみのある絵も描ける人だというのは驚きだった。
もし子供がいたら迷わず買って読ませたいし、本書が大好き
という子供がいるのもよくわかる。
本書の無料配布イベントを機に、よしもとばなな氏とも親しく
なったそうだが、確かに本書が送られてきたら瞠目するだろう。
今頃になって本書に触れた我が身のタイミングの悪さが残念だが、
それでも知らないよりはずっとよかった。続編も読んでみたい。
「なぜか」と括弧付きなのは、
わたしも妻も、理科系にはとんと縁がないから。
ミステリィ作家、森博嗣の意外な一面が見える童話だが、ただの童話にあらず。
大人も読める哲学的な寓話。
「宇宙には、沢山の孤独と、沢山の夢がある―」
ナンテ、小難しい文章が平気で出てくる(^^;
5、6才児にはちょっと早いかも、と思っていたが、
親よりも子のほうが退屈しないで、何回も聴いている。
親子で一緒に画を観ているだけでも、宇宙的センスの会話が拡がって
充分、楽しめる。
森博嗣の画才、恐るべし。
ちょっと知的におませな玉子さんの絵が、
愛らしい。
芽吹き始めた、子供の小さな「なぜ?」を育てるには、格好の絵本ですよ。
あれほどの多作家であった森博嗣だけど、最近はめっきりと新刊が少なくなった。ほとんどの彼のミステリは読んできた自分だけど、なかなか、彼の絵本までは手が回らず、読むことができなかったこの本だけど、以前から気になっていた本だった。何と言っても彼が初めて描いた絵本ということ、しかも、「星」を題材にしたというものであれば宇宙好きな私にはピッタリだった。
メルヘンチックな絵とそれに合わせた文章で構成されているんだけど、理系の森博嗣だけに、内容はちょっと「科学的」。そういうところも良かった。大人も楽しめるけど、小学生の子どもたちが読んでもきっと楽しめるだろう。
惜しむらくは文庫なので、折角の絵が小さいところ(当たり前か)。ぜひ、単行本の方も入手したい1冊だ。