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赤い長靴 単行本 – 2005/1/15

3.9 5つ星のうち3.9 48個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2005/1/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/1/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 260ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163236104
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163236100
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 48個の評価

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江國 香織
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1964年東京生まれ。1987年『草之丞の話』で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞を受賞。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本 周五郎賞、2004年『号泣する準備はできていた』で直木賞を受賞。「409ラドクリフ」(1989年フェミナ賞)、『こうばしい日々』(1991年産経 児童出版文化賞、1992年坪田譲治文学賞)、『きらきらひかる』(1992年紫式部文学賞)、『ぼくの小鳥ちゃん』(1999年路傍の石文学賞)、『が らくた』(2007年島清恋愛文学賞)など作品多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 真昼なのに昏い部屋 (ISBN-13:978-4062161053)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

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夫は家族だけど、他人
5 星
夫は家族だけど、他人
夫婦の”ずれ”を描いた作品。最初から最後まで、自分の内面を見透かされているようでどきりとした。同じ家に暮らしていても別の世界を生きているかのような言葉の噛み合わなさと、「ほんとうのこと」を注意深く避けて暮らす危うさ。それらが泣きたくなるくらい明朗に綴られていた。なかでも、「逍ちゃんのいるときよりいないときの方が、私は逍ちゃんを好きみたいだ。」という日和子の言葉がいちばん胸に刺さった。夫以外の人たちに慣れてしまえばもう夫とは暮らしていけないことがわかっているから、日和子は逍三の元へ帰りたくなるのだろうと思った。この物語で何よりも恐ろしかったのは、逍三が「自分は骨子をつかむのが上手い」と思っているところ。きちんと話を聞いていない、ということは大抵相手に気づかれるものなのに、そのことすらわからないほどコミュニケーションを怠ってきたことにぞっとする。そしてそんな男性が、意外にも世の中にはたくさんいること。なぜか結婚するまで”それ”に気づけないことにも。「夫婦」というかたちを続けていくために、ひたすら喋ってはくすくす笑う日和子の寂しさが、少しずつ、でも確実に、胸のなかに積もっていく。たとえ全部ではなくても、結婚している人にはこの物語に共感できるところがある気がする。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月15日に日本でレビュー済み
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5つ星のうち5.0 夫は家族だけど、他人
2023年8月15日に日本でレビュー済み
夫婦の”ずれ”を描いた作品。
最初から最後まで、自分の内面を見透かされているようでどきりとした。同じ家に暮らしていても別の世界を生きているかのような言葉の噛み合わなさと、「ほんとうのこと」を注意深く避けて暮らす危うさ。それらが泣きたくなるくらい明朗に綴られていた。
なかでも、「逍ちゃんのいるときよりいないときの方が、私は逍ちゃんを好きみたいだ。」という日和子の言葉がいちばん胸に刺さった。夫以外の人たちに慣れてしまえばもう夫とは暮らしていけないことがわかっているから、日和子は逍三の元へ帰りたくなるのだろうと思った。

この物語で何よりも恐ろしかったのは、逍三が「自分は骨子をつかむのが上手い」と思っているところ。きちんと話を聞いていない、ということは大抵相手に気づかれるものなのに、そのことすらわからないほどコミュニケーションを怠ってきたことにぞっとする。そしてそんな男性が、意外にも世の中にはたくさんいること。なぜか結婚するまで”それ”に気づけないことにも。
「夫婦」というかたちを続けていくために、ひたすら喋ってはくすくす笑う日和子の寂しさが、少しずつ、でも確実に、胸のなかに積もっていく。たとえ全部ではなくても、結婚している人にはこの物語に共感できるところがある気がする。
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2005年1月26日に日本でレビュー済み
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6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年4月4日に日本でレビュー済み
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2019年1月5日に日本でレビュー済み
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2021年1月15日に日本でレビュー済み
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2007年10月20日に日本でレビュー済み
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