某文学賞に応募した、作者の幻のデビュー作なのだそうだ。
だけど、この作品で賞は取れないだろう。それどころか、
吊るし上げをくらっても仕方ないと言うのが素直な感想である。
作品としては非常に面白い。軽快なテンポで一気に読める。
だけど、どこかで観た事がある面白さなのだ。犯人の行動や
狙いなど、容易に想像がついてしまう。
ただ、登場人物のキャラクター作りの上手さ、軽快なストーリー
運び、交渉人の登場など、その後の作者の活躍を感じさせる
ものはある。
一つ気になったのは、コンピュータルームに消火器が置いて
あるのだろうか、という事である。普通、大規模なコンピュータ
ルームでは、消火設備にはハロンガスを使うのではないだろ
うか。まあ、瑣末な事ではあるが。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥3,181¥3,181 税込
発送元: Amazon 販売者: WHITE STONE HAPPY AUNT
¥3,181¥3,181 税込
発送元: Amazon
販売者: WHITE STONE HAPPY AUNT
¥2,478¥2,478 税込
配送料 ¥370 6月14日-15日にお届け
発送元: ブックマーケティング(ご注文確定前に表示の到着予定日をご確認下さい、ご注文後のキャンセルご遠慮下さい 販売者: ブックマーケティング(ご注文確定前に表示の到着予定日をご確認下さい、ご注文後のキャンセルご遠慮下さい
¥2,478¥2,478 税込
配送料 ¥370 6月14日-15日にお届け
発送元: ブックマーケティング(ご注文確定前に表示の到着予定日をご確認下さい、ご注文後のキャンセルご遠慮下さい
販売者: ブックマーケティング(ご注文確定前に表示の到着予定日をご確認下さい、ご注文後のキャンセルご遠慮下さい
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
TVJ 単行本 – 2005/1/15
五十嵐 貴久
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥3,181","priceAmount":3181.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"3,181","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"WOVMVvL02UDlIGNvmXWjhzYvPUGzV08pXq9JDYx6WguttU7TjeyqdkYw8C1cJIb8dE0FGsj9DRhE9KebIaGmFpmgZKW%2FnmZuF3MRuolAfV7CdPNoSkInpWNyaQinlOEXrbhOSeDF2heQPm7JZ%2BiKyUnez301M7%2B9C7R02SYRJMXMVeaNJPckkmYj8qj4kKHR","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥2,478","priceAmount":2478.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"2,478","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"WOVMVvL02UDlIGNvmXWjhzYvPUGzV08phQzRcWPuG7XLeiEeXtKChuu5gfvkoBRG2kfZi4rQuSEnJJ2BNloqEByGT%2FS%2Fa0PXaWckaPh5H6hAiiHs99AP4gqqDvdFcbZ5iPWJ60VX%2BlnQ59I8oMHHjG3RAVZ5mjTMlrnOt1ehKySOxOyIyOHAwg%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ369ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2005/1/15
- ISBN-104163236503
- ISBN-13978-4163236506
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2005/1/15)
- 発売日 : 2005/1/15
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 369ページ
- ISBN-10 : 4163236503
- ISBN-13 : 978-4163236506
- Amazon 売れ筋ランキング: - 996,885位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 80,618位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み口は軽くて、でもハラハラするし、スカッとするし、読んで楽しめました。特に深みとかはないけど楽しめる、ハリウッド映画みたいな感じ。
2014年1月17日に日本でレビュー済み
女版ダイハードとまでは言わないまでもテレビ局に勤める経理担当の女性がプロポーズされた直後に北朝鮮籍を名乗る武装集団にビルごと乗っ取られるという設定。
か弱い女性を演じつつ実は芯のしっかりしたと言っても追い込まれた心理を巧みにバネにしながら犯人たちと渡り合う。
武器も何もなくただひたすらに頭を働かせ感動の結末を迎える。
一般文学通算1131作品目の感想。2014/01/16 21:45(in中国・山東省・青島)
か弱い女性を演じつつ実は芯のしっかりしたと言っても追い込まれた心理を巧みにバネにしながら犯人たちと渡り合う。
武器も何もなくただひたすらに頭を働かせ感動の結末を迎える。
一般文学通算1131作品目の感想。2014/01/16 21:45(in中国・山東省・青島)
2016年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ハリウッド映画の換骨奪胎を行い、軽妙に日本へローカライズ。その手腕は素晴らしいと思うが、建造物の知識などいい加減な部分が多く、エンターテインメントとしてみても、お粗末な部分が多い。テクニックとしてキャラクターを立てることや、深刻になりすぎないストーリー運びは見るべきところがある。しかし、残念ながら、ビルの構造やその他の現実に則して考えた部分がファンタジー過ぎてご都合主義に感じてしまう。計画停電を経験してしまった国民には、もうこのネタは響かないだろうなと感じた。
2008年3月2日に日本でレビュー済み
はっきり言って面白みが無い
犯人の行動や真の目的、主人公の行動など某映画のネタを真似てる
としか思えない。箇所が随所にみられた。
帯には24やダイハードを超えたみたいな事を書いてあったが、それらの足元
にも及ばない。
買って損した。
犯人の行動や真の目的、主人公の行動など某映画のネタを真似てる
としか思えない。箇所が随所にみられた。
帯には24やダイハードを超えたみたいな事を書いてあったが、それらの足元
にも及ばない。
買って損した。
2006年4月3日に日本でレビュー済み
コンピュータ管理されたツインタワー。そこにあるテレビ局が武装した男たちに占拠された。犯人グループと警察の駆け引きが続く中、ひょんなことから拘束から逃れることが出来たOL、由紀子は、人質にされた婚約者を救うため、一人奔走する。
なかなか面白かった。
銃火器とかにも無知で、しかも、腕立て臥せだってできない、というひ弱な女性である由紀子が、屈強な戦闘のプロ達を翻弄していく様はよくよく考えれば無茶苦茶だ。ご都合主義と思える部分も多々ある。でも、気にしない(笑) それを気が気にならないだけの勢いがある。テンポの良さだとかで十分にそれはカバーできている。
個人的に好きなのは、由紀子の活躍よりも、犯人グループの狙いであるとか、はたまた、犯人グループのリーダー・少佐と警察の交渉人・大島とのやりとりの方。本庁との板ばさみになりながらも犯人と渡り合う大島と、壮大な要求の下に隠された犯人の真の目的。この辺りがとても面白かった。
リアリティという意味じゃ、色々とツッコミどころはあるのかも知れないが、こういう作品も十分にありだと思う。私は、こういう作品、好きだ。
なかなか面白かった。
銃火器とかにも無知で、しかも、腕立て臥せだってできない、というひ弱な女性である由紀子が、屈強な戦闘のプロ達を翻弄していく様はよくよく考えれば無茶苦茶だ。ご都合主義と思える部分も多々ある。でも、気にしない(笑) それを気が気にならないだけの勢いがある。テンポの良さだとかで十分にそれはカバーできている。
個人的に好きなのは、由紀子の活躍よりも、犯人グループの狙いであるとか、はたまた、犯人グループのリーダー・少佐と警察の交渉人・大島とのやりとりの方。本庁との板ばさみになりながらも犯人と渡り合う大島と、壮大な要求の下に隠された犯人の真の目的。この辺りがとても面白かった。
リアリティという意味じゃ、色々とツッコミどころはあるのかも知れないが、こういう作品も十分にありだと思う。私は、こういう作品、好きだ。
2013年3月4日に日本でレビュー済み
五十嵐貴久の幻のデビュー作ということでどんなものかと読み始めたけど、まあまあ面白かった方だったと思う。
でも、星4個以上の評価とはいかない気がするので、3個にした。
スピード感はあったし、ハラハラする部分や、これまでに読んだ他の作者の作品を思い出させられることも多かった。
でも、何というか『深さ』が足りない気がする。
犯人の動機にも驚かされるところもなかったし、気付かされることも少なかった。
五十嵐貴久の作品を読んだことがない人には、入門編としてお勧めしたい。
それから、『交渉人』『誘拐』などの作品を読んでほしい。
でも、星4個以上の評価とはいかない気がするので、3個にした。
スピード感はあったし、ハラハラする部分や、これまでに読んだ他の作者の作品を思い出させられることも多かった。
でも、何というか『深さ』が足りない気がする。
犯人の動機にも驚かされるところもなかったし、気付かされることも少なかった。
五十嵐貴久の作品を読んだことがない人には、入門編としてお勧めしたい。
それから、『交渉人』『誘拐』などの作品を読んでほしい。
2013年2月5日に日本でレビュー済み
概要を読めば分かるが女版大ハードだ
といっても表紙のように銃を持って果敢に戦ったりというわけでもない
基本的に痛快娯楽系のアクション小説として楽しめるも不満も多い
主人公は女性的に非力で、特殊技能や警察との連携もなく、犯人を出し抜くのは知力や体力ではなく、
運や相手の油断ばかりでどうにも期待していたようなハードアクションはあまりない
それなりに優秀で個性的な警官が登場するが、終始犯人に出し抜かれるだけで
個性をつけた意味がないのが残念
まあ気楽に読むにはちょうどいい作品ではあるだろう
といっても表紙のように銃を持って果敢に戦ったりというわけでもない
基本的に痛快娯楽系のアクション小説として楽しめるも不満も多い
主人公は女性的に非力で、特殊技能や警察との連携もなく、犯人を出し抜くのは知力や体力ではなく、
運や相手の油断ばかりでどうにも期待していたようなハードアクションはあまりない
それなりに優秀で個性的な警官が登場するが、終始犯人に出し抜かれるだけで
個性をつけた意味がないのが残念
まあ気楽に読むにはちょうどいい作品ではあるだろう