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クワイエットルームにようこそ 単行本 – 2005/12/15

4.0 5つ星のうち4.0 61個の評価

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購入オプションとあわせ買い

薬物のオーバードーズで精神科病院に強制収容された明日香は、正常と異常を行き来する……。奇才が贈る絶望と再生の14日間!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2005/12/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/12/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 138ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163245200
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163245201
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 61個の評価

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松尾 スズキ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画から原作を手に取りました。
原作の方が松尾スズキ節が炸裂している感じ。
映画冒頭が文字だとこういう表現なのかとまた映画を観たくなりました。

大好きな作品の一つ
2010年7月4日に日本でレビュー済み
自分は精神病院の中にいる人とは違うと信じているが、
実際は中にいる人たちと外にいる人たちの違いってなんなんだろう。
多くの人が紙一重の精神状態でいるんじゃないだろうか。
テーマは面白かったし、ストーリーもよくまとまっていたとは思うが、
最初の「ゲロでうがい」が後々まで気持ち悪さを引きずってしまて本当にマイナス。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初に読んだときは衝撃を受けました!
精神病院とは、こうゆう場所なんだ!!
クワイエットルームとは、そういう意味なんだ!!と。読みながら想像し、段々と面白くなって読むのが止まらなくなって、最後まで一気に読んでしまいました。ページ数が少ない中で、リアルで濃厚な本でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気に読んだ。
薄いし、ちょっと持ってでかけるのに良い。
たしかに、文体に癖があるけど、
私には読みやすかった。
映画も見たくなって見た。面白かった。
大竹しのぶさんがずば抜けていた。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「17歳のカルテ」(映画と原作を見,読みました)とは,時代背景も,背景となる日本社会も,全くちがいます。この作品は,原作者が脚本・監督した映画もあります。映画も傑作です(とくに大竹しのぶさんの“トリック・スター“的活躍・演技は秀逸です)。薄い本ですが,中味は濃いです。心理職,精神科医を目指す人は,ぜひ。
2011年1月17日に日本でレビュー済み
精神的に病んで手を出した薬により具合を悪くし、
入れられた病院の中での、人とのふれあいをユーモラスに描いています。

人に頂いて読みましたが、松尾さんについての知識が皆無で、
最初は女性が作者だと思って読んでいたので、読み終えて違って
いたことに妙に感心した覚えがあります。
中村うさぎとか、西原理恵子のような感じで、自分を笑いにする
作風の人かと思いました。

本も薄く、内容もマンガのようにすらすらと読めるので、息抜きに
するにはいいですが、後には特に何も残りませんでした。

ただ、内容が薄い分、印象に残る部分がはっきりと残りました…。
下記に共感できた部分を抜粋します。

「私はKの中で、自分のちっぽけだがそれなりに大事な尊厳を
自分で守らなければならない。そのためには、この病棟のサイズに
はまってしまわないことだ。背筋を伸ばして廊下を歩こう。
そして月曜日に担当医に会ったらこう言わせるのだ。
『あなたがどうしてここにいるのか、私にはわからない』」

「どんなにここで名をあげても、娑婆に出てそれを糧に生きていけるか?」

「わたしはドアの近くに立ったまま、怖気をこらえつつ、
 何がこの場所の正解なのかをグルグル探し続けることで
 精一杯だった。」

病院だけではなく、どこにでもあり、誰もが所属している
「コミュニティ」の中に違和感を感じたり心地良さを感じるとき、
上のような感想を持つな、と思いました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゲロッた後に呑む、果汁100パーのジュースは、気配り上手。

このBONGも、ゲロまみれでセツねー。
ゲロッちまうこともあるよ、人間だもの。

日常は、ゲロみてーだ。

このBONGは、ゲロから産まれた、果汁100パーみてーなナイスなワクチンコ。

笑って、泣いて、次は何を望む。

クワイエットな部屋なら、カギは開いてる

ゲロゲーロ。

って、たしか……青空………
2008年11月16日に日本でレビュー済み
おんなじ人間なのに、いろんなものが影響してくると人は弱くはかなくなってしまうもの。それは、自分が望んだものでもないしだからといって誰かが治せるものでもない。
この物語の舞台となっている病院は精神病棟。
叫んだり泣いたりなんてあたりまえ。
きっと、外に出たら彼女たちはおかしいのかもしれない。
でも、そんなのいつ自分がなるかなんても分からない。
いろんなことがある世の中だからこそ、自分の心ひとつで受け入れられなくなることだってある。
でも、彼女たちは自分たちの方法で一生懸命生きている。

これを読んで、いろいろなことを感じてほしい。