私はかなり好きな作品。
主人公水原のコンサルト業も面白いし、他のサブキャラクターが東北の大物フィクサーだったり、
公安の刑事だったり、風俗ライターだったり、頭の切れるヤクザだったりとバラエティに富んでて、
それが連作短編という形で読みやすくまとまっている。サブキャラクターだけみるとジョーカーに
共通点がなくもない。
大沢ワールド全開。
水原には売春島を抜けた過去があるが、これが後半のテーマになってきてて、個人的には最後の
最後こそグダグダを感じなくもなかったが、割とすんなりまとまった作品だと思っている。
まさか続編が出るとは思わなかったので、続編の魔女の盟約は本屋で見た途端迷わず買った。
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魔女の笑窪 単行本 – 2006/1/13
大沢 在昌
(著)
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購入オプションとあわせ買い
掟破りの島抜けをした「私」に襲い掛かる数々の危機! 裏切りと騙し合いの東京裏社会を舞台に「女」の必死の逃亡劇がいま始まった!
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/1/13
- ISBN-104163245901
- ISBN-13978-4163245904
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/1/13)
- 発売日 : 2006/1/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 336ページ
- ISBN-10 : 4163245901
- ISBN-13 : 978-4163245904
- Amazon 売れ筋ランキング: - 285,753位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 26,502位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
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1956年名古屋市出身。慶應義塾大学中退。79年第1回小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞し、デビュー。
86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説大賞最優秀短編賞、91年「新宿鮫」で第12回吉川英治文学新人賞、第44回日本推理作家協会賞長編部門、94年「無間人形 新宿鮫4」で第110回直木賞、20001年「心では重すぎる」、02年「闇先案内人」で日本冒険小説大賞を連続受賞。04年「パンドラ・アイランド」で第17回柴田錬三郎賞を受賞。2006年「狼花 新宿鮫9」で日本冒険小説大賞。2010年第14回日本ミステリー文学大賞受賞。2012年「絆回廊 新宿鮫10」で日本冒険小説大賞。2014年「海と月の迷路」で第48回吉川英治文学賞受賞。2022年秋 紫綬褒章受章。
05年~09年社団法人日本推理作家協会理事長を務める。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年8月19日に日本でレビュー済み
面白かったです!
このテの本はほとんど読んだ事がないので、とても新鮮と、とてもドキドキしました。
主人公が女性だったから尚、良かったのかも…?
地獄島とか、地獄の番人とか、島抜けとか、一体いつの時代の話よ?!ってトコは
おいといて、とにかく、ドキドキして、夢中になって読めました。
ドキドキしすぎて夢にまで出てきてしまったくらいです(笑)。面白かったです。
他の大沢さんの本も読んでみたいと思いました。
このテの本はほとんど読んだ事がないので、とても新鮮と、とてもドキドキしました。
主人公が女性だったから尚、良かったのかも…?
地獄島とか、地獄の番人とか、島抜けとか、一体いつの時代の話よ?!ってトコは
おいといて、とにかく、ドキドキして、夢中になって読めました。
ドキドキしすぎて夢にまで出てきてしまったくらいです(笑)。面白かったです。
他の大沢さんの本も読んでみたいと思いました。
2014年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
週刊文春で「魔女の封印」の連載が始まりました。
以前文春で連載されていた「魔女の盟約」が面白かったので、
シリーズ第1作めのこちらを購入。
これは、東京で女ひとり闇のコンサルタントとして、裏社会を生き抜く女性・水原を
主人公にしたストーリーです。
水原は、売春業で成立する地獄島から島抜けをしたという過去を持つ女性。
とても美しいけれど、頭が切れ、時にものすごく冷徹。
「魔女の笑窪」は、水原シリーズの最初の本。
島抜けをして以来、自らの才覚で安定した生活を得た水原だが、
ある美容外科医との接触から、地獄島の番人にその存在を悟られて、
地獄島に連れ戻されそうになる。
そこから、水原の地獄島に対する闘いが始まる。
ストーリーはやや現実離れしているようにも思えるけど、他にもそれなりに
複雑な人間関係の事情もあり、陳腐とまでは言えないと思います。
何より、水原が女性ひとりであるにもかかわらず、巨大な裏組織や地獄島に
立ち向かっていっても負けないストーリー展開にスカッとします。
以前文春で連載されていた「魔女の盟約」が面白かったので、
シリーズ第1作めのこちらを購入。
これは、東京で女ひとり闇のコンサルタントとして、裏社会を生き抜く女性・水原を
主人公にしたストーリーです。
水原は、売春業で成立する地獄島から島抜けをしたという過去を持つ女性。
とても美しいけれど、頭が切れ、時にものすごく冷徹。
「魔女の笑窪」は、水原シリーズの最初の本。
島抜けをして以来、自らの才覚で安定した生活を得た水原だが、
ある美容外科医との接触から、地獄島の番人にその存在を悟られて、
地獄島に連れ戻されそうになる。
そこから、水原の地獄島に対する闘いが始まる。
ストーリーはやや現実離れしているようにも思えるけど、他にもそれなりに
複雑な人間関係の事情もあり、陳腐とまでは言えないと思います。
何より、水原が女性ひとりであるにもかかわらず、巨大な裏組織や地獄島に
立ち向かっていっても負けないストーリー展開にスカッとします。
2006年6月22日に日本でレビュー済み
私は大沢作品の大ファンである。
しかし、残念ながら本作は氏の作品としてはアベレージ以下だと思う。
裏社会で生きる水原という主人公の女性の造型は魅力的だと思うが、そもそも、「島ぬけ」をすると「地獄の番人」が追ってくるという設定自体が、あまりにも荒唐無稽、非現実的であり、「これだけのことで、そこまではしないだろう」と苦笑しながら読ませて頂いた。島に売られた少女が島を脱出したとして、何年もたってから「地獄の番人」が殺しに来ますかね?今の時代に「地獄の・・・」とは・・・。作品のおわり方からすると、続編がありそうだが、これ続編書くのでしょうか?
大沢作品を全作読んでいる人はともかく、そうでない人は、新宿鮫シリーズなど秀逸な作品がたくさんあるので、そちらをお薦めしたい。
しかし、残念ながら本作は氏の作品としてはアベレージ以下だと思う。
裏社会で生きる水原という主人公の女性の造型は魅力的だと思うが、そもそも、「島ぬけ」をすると「地獄の番人」が追ってくるという設定自体が、あまりにも荒唐無稽、非現実的であり、「これだけのことで、そこまではしないだろう」と苦笑しながら読ませて頂いた。島に売られた少女が島を脱出したとして、何年もたってから「地獄の番人」が殺しに来ますかね?今の時代に「地獄の・・・」とは・・・。作品のおわり方からすると、続編がありそうだが、これ続編書くのでしょうか?
大沢作品を全作読んでいる人はともかく、そうでない人は、新宿鮫シリーズなど秀逸な作品がたくさんあるので、そちらをお薦めしたい。
2006年1月22日に日本でレビュー済み
自称大沢フリークですが、この「魔女の笑窪」はどうかなぁ…
と、購入を躊躇っていました。
ハードボイルド系で女性が主人公だと、私個人的には結局最後『それ』を武器にするのか、パートナーとしての男性に頼るのか…みたいな、安易なストーリーだったりして。
でもまあ、表紙が綺麗だったので、とりあえず感覚で購入、まずは一読。と…思い読んでみると!
さすが、大沢小説!!はまる!!
なぜ、裏社会に生きる女性の気持ちがこんなにもせつなくタイトに書かれているのか。
大沢ファンはもちろん、大沢小説読み出しの方にもお勧め。
と、購入を躊躇っていました。
ハードボイルド系で女性が主人公だと、私個人的には結局最後『それ』を武器にするのか、パートナーとしての男性に頼るのか…みたいな、安易なストーリーだったりして。
でもまあ、表紙が綺麗だったので、とりあえず感覚で購入、まずは一読。と…思い読んでみると!
さすが、大沢小説!!はまる!!
なぜ、裏社会に生きる女性の気持ちがこんなにもせつなくタイトに書かれているのか。
大沢ファンはもちろん、大沢小説読み出しの方にもお勧め。
2023年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地獄島からの足抜けを赦さない裏組織。唯一、脱出に成功した水原女史に襲い掛る
番人の魔手。誰を信じ、誰に裏切られ、誰に頼り、誰を動かすか!この展開と
駆け引きが面白い。
ラスト60ページで一挙に物語が激流の如く流れるので、ついて行けない感もあり。
地獄島の羽織屋に乗り込んだ冬子が、その苦界の巣窟で、一発の銃弾も放たず、
同行者の朴、金、菅原のランボー的活躍で島全体を炎上破壊した点が残念。
もっと冬子の怒りの鉄拳が、是非とも見たかった。
ゆえに、ハードボイルドに成りきれない、半熟卵です。
番人の魔手。誰を信じ、誰に裏切られ、誰に頼り、誰を動かすか!この展開と
駆け引きが面白い。
ラスト60ページで一挙に物語が激流の如く流れるので、ついて行けない感もあり。
地獄島の羽織屋に乗り込んだ冬子が、その苦界の巣窟で、一発の銃弾も放たず、
同行者の朴、金、菅原のランボー的活躍で島全体を炎上破壊した点が残念。
もっと冬子の怒りの鉄拳が、是非とも見たかった。
ゆえに、ハードボイルドに成りきれない、半熟卵です。
2008年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は、「魔女の盟約」を読んでから、「笑窪」を読みました。
まったく問題なく、楽しめますね。
島の番人に追われる主人公の切迫感は、すごいものがあった。
水原みたいな女性が身近にいるものかと想像してみたが・。。。
なかなかいないですね(笑)。
島の存在って、非現実的なようで意外と現実的なような気がします。
つい最近まで、そういうエリアってありましたもんね。
まったく問題なく、楽しめますね。
島の番人に追われる主人公の切迫感は、すごいものがあった。
水原みたいな女性が身近にいるものかと想像してみたが・。。。
なかなかいないですね(笑)。
島の存在って、非現実的なようで意外と現実的なような気がします。
つい最近まで、そういうエリアってありましたもんね。