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沖で待つ 単行本 – 2006/2/23

3.8 5つ星のうち3.8 229個の評価

同期入社の太っちゃんが死んだ。約束を果たすべく、彼の部屋にしのびこむ私。仕事を通して結ばれた友情と信頼を描く芥川賞受賞作
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2006/2/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/2/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 108ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163248501
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163248509
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 229個の評価

著者について

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絲山 秋子
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1966年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。住宅設備機器メーカーに入社し、2001年まで営業職として勤務する。03年「イッツ・オンリー・ トーク」で文學界新人賞を受賞。04年『袋小路の男』で川端康成文学賞、05年『海の仙人』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、06年『沖で待つ』で芥川賞を 受賞する(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ダーティ・ワーク (ISBN-13: 978-4087465679 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
229グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気読みできるほど読みやすく面白い
2020年2月28日に日本でレビュー済み
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短編×3の作品。
全作品とも日常におきたちょっとした事件のことを淡々とつむぐもので、その中で何を伝えたいかわかりやすいものではない。
ただ共通して、事件によって主人公が深く落ち込んだ先に光となるものを見出し再生していく過程を表現しており、読後はほんわかした気持ちにさせられる作品。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書のタイトルである「沖で待つ」他2作品の合計3作品が収められている

正直これが芥川賞???という感想を持ったがそう感じた方も多いように思う

総合職として入社した女性が同期で同じ営業所に配属された男性の友人との関係を物語にしていく

でも読んでいて男性であれば主人公の女性に好感を持つだろうし、何となく自分の新人を思い出して懐かしさを感じるのではないだろうか・・

ページを先へ先へと進ませる力を著者は持っている

賞に相応しいかどうかの議論は別としても読者を楽しませる素晴らしい本だと思う
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年2月20日に日本でレビュー済み
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とても読みやすい。
人間の観察も見事だし、お料理の描写も美味しそうでよい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年3月2日に日本でレビュー済み
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物語そのものよりも、著者がどうして書きたいと思ったのかがすけて見えてくる本でした。
もう少し進むかと思ったところで終わってしまうので、却って余韻が残ります。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年1月24日に日本でレビュー済み
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「沖で待つ」
筋には触れないでおくけれど、この言葉を作中で読んだときの、なんとも言えない響きに、やられた。
意味もなく、泣きそうになった。不意打ちのように、深く揺られた。
決して恋愛にはならない男女を描くところは絲山さんらしいが、それだけではなく、大事な瞬間が過去になってしまっていく時間の経過を描くところも、絲山さんならではな気がする。

この本には「勤労感謝の日」「沖で待つ」「みなみのしまのぶんたろう」の3つが収録されている。
表題作と「勤労感謝の日」は、女性総合職という立場で働いてきた女性たちの、あの時とその後を描いている。
私より幾つか年上の先輩たちの体験談を聞いているような気分になった。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3作品ともに秀逸。
作家のメッセージがちゃんと伝わってきて清々しい。
かといって、かた苦しいわけではなく、
むしろ穏やかで柔らかい文体でさりげない。
別の作品も是非読んでみたいと思った。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年6月21日に日本でレビュー済み
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「勤労感謝の日」(『文學界』2004年5月号)
 無職者が不機嫌なのは当然だ。ブランドを鼻に書ける会社大好き人間が見合い相手なのは堪らないが、命の恩人の紹介だから断れない。人生は理不尽だ。元会社の後輩と憂さを晴らした後で寄った近所の飲み屋のマスターは「やれるとこまでやるだけだね」と男らしい。心を込めたマスターへのお愛想が、わたしなりの勤労感謝?
「沖で待つ」(『文學界』2005年9月号)
 理不尽な死に方をした同期入社の男性社員の幽霊はまだそのマンションに居残っていた。そんな彼と私とは(居ない)恋人にも言えやしない(恥ずかしい)秘密破棄の約束を取り決めていた。そして今、わたしは彼のしゃっくりが止まったことに気づくのだ。
「みなみのしまのぶんたろう」エソラ vol.3 2006/03講談社
 ぶんたろうは、ひとのおべんとうをぬすんたべてしまったために、ナガタチョーのみなみの、とおいとおいところにある、たいそうりっぱなげんしりょくはつでんしょがけんせつされた、おきのすずめじまにおいやられてしまいました。
 前半は皮肉になっているが、後半は結構良い話しになってきて、最後はどうするのだろうと思っていると、「ああ、そう来ましたか」と見事に終わる。この続きをどう読むかは、読者の気持ち次第だろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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