本の状態はまさに新品でした。
梱包も痛まないように丁寧でした。
まさに完璧。
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泣き虫弱虫 諸葛孔明 第弐部 単行本 – 2007/2/27
酒見 賢一
(著)
- 本の長さ479ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2007/2/27
- ISBN-104163251200
- ISBN-13978-4163251202
この商品を見た後にお客様が購入した商品
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2007/2/27)
- 発売日 : 2007/2/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 479ページ
- ISBN-10 : 4163251200
- ISBN-13 : 978-4163251202
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,222,006位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 217,947位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は以前この1巻を購入したことがあり、今回2巻を読むことにしました。
自分はまず出落ちの劉備陣営の宴会で笑ってしまいました。
そして、軍師になって曹操もとい早々に博望坡を焼き、民衆の怒りを買う孔明。しかも、孔明はさぼり症という度胆さ。
特に、個人的に面白かったのが劉王奇に対してのアドバイスのセリフの一連、あれは某有名アニソンの歌詞の引用じゃねーかと突っ込みましたwww
あと、三国志の注釈を書いた斐松之のエピソードもギャグ的要素を交えており、軽い笑いが生まれるでしょう。
まだ、全部読んでないので残りはまたの機会に書きたいと思う。
自分はまず出落ちの劉備陣営の宴会で笑ってしまいました。
そして、軍師になって曹操もとい早々に博望坡を焼き、民衆の怒りを買う孔明。しかも、孔明はさぼり症という度胆さ。
特に、個人的に面白かったのが劉王奇に対してのアドバイスのセリフの一連、あれは某有名アニソンの歌詞の引用じゃねーかと突っ込みましたwww
あと、三国志の注釈を書いた斐松之のエピソードもギャグ的要素を交えており、軽い笑いが生まれるでしょう。
まだ、全部読んでないので残りはまたの機会に書きたいと思う。
2015年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大いに楽しめました。硬派な「三国志」を1作でも読んでいないと笑えませんが、映画でも漫画でもいいので孔明を知っているならぜひ薦めたい作品です。劉備は意外な形で臥龍の正体を知ることになります。三顧の礼、長板坡の戦いのくだりなんかは最高でした。
2007年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
歴史を踏まえた小説を「創作」させたら右に出るものはいない、と誰もが認める?酒見賢一が描き出す新たな「諸葛孔明像」の第二部。
といっても、私は、初めて読んだ「後宮小説」でも、次に読んだ「墨攻」でも、その創作に簡単に騙されたほど中国史に疎いので(さすがに「陋巷に在り」は虚実が入り混じっていることにすぐ気付いたが、どこまでがそうなのかは分らずじまい)、どのくらい新たなのかはわからないのだが…。
同じ(超)長篇でも、物語自体が創作された「陋巷に在り」とは異なり、原典を読み込み、そこから導き出される著者の解釈によって性格付けされた孔明達のキャラクター勝負の小説(三国志のストーリを知らないので推測)だが、そのキャラクターが感動的にオカシイ。また騙されているような気もするが説得力は抜群。さらに、これもいつものように作中に登場する作者の舌(ペン?キーボード?)も滑らかで、第一部に引き続き、酒見ワールド全開だ。
いままで、著者の作品を読み終わって、他の作家が書いたものを読んでから読めばよかったと激しく思うことはなかったのだが、第一部を読み終わった後には、横山光輝の三国史(それしか思い浮かばない)を先に読めばよかったと激しく後悔。三国志を知っているのとそうでないのとでは、おもしろさが全然違うのだと感じた。
しかし、そう思いつつ、そのままこの第二部を読んでしまったのは、早く続きが読みたかったということに他ならないのだが、読み終わってみると、まだ完結していない(三国志がどのような話か知らないので完結すると思い込んでいた)。
何年か先になるであろう第三部の発売に備えて横山光輝作品くらい読んでおいた方がいいような気もするが、新しい未知の物語として読むという楽しさも捨てがたいような気もしてきて、なんとも迷ってしまう。
といっても、私は、初めて読んだ「後宮小説」でも、次に読んだ「墨攻」でも、その創作に簡単に騙されたほど中国史に疎いので(さすがに「陋巷に在り」は虚実が入り混じっていることにすぐ気付いたが、どこまでがそうなのかは分らずじまい)、どのくらい新たなのかはわからないのだが…。
同じ(超)長篇でも、物語自体が創作された「陋巷に在り」とは異なり、原典を読み込み、そこから導き出される著者の解釈によって性格付けされた孔明達のキャラクター勝負の小説(三国志のストーリを知らないので推測)だが、そのキャラクターが感動的にオカシイ。また騙されているような気もするが説得力は抜群。さらに、これもいつものように作中に登場する作者の舌(ペン?キーボード?)も滑らかで、第一部に引き続き、酒見ワールド全開だ。
いままで、著者の作品を読み終わって、他の作家が書いたものを読んでから読めばよかったと激しく思うことはなかったのだが、第一部を読み終わった後には、横山光輝の三国史(それしか思い浮かばない)を先に読めばよかったと激しく後悔。三国志を知っているのとそうでないのとでは、おもしろさが全然違うのだと感じた。
しかし、そう思いつつ、そのままこの第二部を読んでしまったのは、早く続きが読みたかったということに他ならないのだが、読み終わってみると、まだ完結していない(三国志がどのような話か知らないので完結すると思い込んでいた)。
何年か先になるであろう第三部の発売に備えて横山光輝作品くらい読んでおいた方がいいような気もするが、新しい未知の物語として読むという楽しさも捨てがたいような気もしてきて、なんとも迷ってしまう。
2017年4月7日に日本でレビュー済み
三顧の礼後、長坂の戦いまでです。この部分がこんなに長い三国志ってほかにあるんでしょうか。それでもあっという間に読んでしまいました。相変わらず面白いです。
この小説の劉備像は考えなしで猥雑・元気、しかし魔性の魅力があるというめちゃくちゃな人物になっていますが、妙な説得力があります。実際、こんな感じの人だったのかも…とすら思い始めてきました。他の作品の、ただ優等生の劉備だと物足りなく感じる始末。とにかくこの第二部は劉備が濃くて孔明が薄く感じるほどでした。
この小説の劉備像は考えなしで猥雑・元気、しかし魔性の魅力があるというめちゃくちゃな人物になっていますが、妙な説得力があります。実際、こんな感じの人だったのかも…とすら思い始めてきました。他の作品の、ただ優等生の劉備だと物足りなく感じる始末。とにかくこの第二部は劉備が濃くて孔明が薄く感じるほどでした。
2007年3月27日に日本でレビュー済み
ファン待望の第2巻。
待たされじらされた分のボリュームはあります。
三国志演義を何の疑いもなく、無抵抗に受け入れたてきた人間にとっては
最良の特効薬。
それが、『泣き虫弱虫 諸葛孔明』
演義というパラレルワールドでは、魔術的な活躍をしたり
何もしなかったりという孔明。
三顧の礼から長坂の戦いまでは、謎が多い。
酒見賢一の絶妙のツッコミが、この多次元宇宙の真実を解き明かしていく!
酒見小説に特有のエッセイ調の説明部分が、
歴史小説創作過程の一端を見せてくれる。
史料の読み込みと取捨選択は小説家の裏であるのだから
それを全部見せてくれるなんて、太っ腹!
いずれは古くなってしまう時事ネタなども計算ずくなのだろう。
面白いネタが相変わらずちりばめられているが、
それは読んでのお楽しみ。
孔明よ残酷な天使のように神話になれ!
注)三国志の初心者にはかなり刺激が強い薬かもしれません。
服用には十分注意してください。
待たされじらされた分のボリュームはあります。
三国志演義を何の疑いもなく、無抵抗に受け入れたてきた人間にとっては
最良の特効薬。
それが、『泣き虫弱虫 諸葛孔明』
演義というパラレルワールドでは、魔術的な活躍をしたり
何もしなかったりという孔明。
三顧の礼から長坂の戦いまでは、謎が多い。
酒見賢一の絶妙のツッコミが、この多次元宇宙の真実を解き明かしていく!
酒見小説に特有のエッセイ調の説明部分が、
歴史小説創作過程の一端を見せてくれる。
史料の読み込みと取捨選択は小説家の裏であるのだから
それを全部見せてくれるなんて、太っ腹!
いずれは古くなってしまう時事ネタなども計算ずくなのだろう。
面白いネタが相変わらずちりばめられているが、
それは読んでのお楽しみ。
孔明よ残酷な天使のように神話になれ!
注)三国志の初心者にはかなり刺激が強い薬かもしれません。
服用には十分注意してください。
2009年8月11日に日本でレビュー済み
これまでの人生で受けたことのある、一番面白かった歴史の授業を想像してください。
それより面白い。
タッチはかなりコミカルに書かれていますが、三国志の世界に蠢く群雄への容赦ない
ツッコミは、「墨攻」も書き上げた作者の極めて精緻で、そしてマニアックな歴史考証に
裏打ちされているため、全く飽きない。
「関羽が上司だったら」「張飛が部下だったら」という類いの現代のセンスから、
この世界を見つめる視点の生き生きしていることといったら。
今まであまた出ている、亜流三国志モノとは、明らかに一線を画す、軽いのに重厚、
莫迦やってるのに知的な、逆説の魅力に富んだ一冊。イチオシです。
それより面白い。
タッチはかなりコミカルに書かれていますが、三国志の世界に蠢く群雄への容赦ない
ツッコミは、「墨攻」も書き上げた作者の極めて精緻で、そしてマニアックな歴史考証に
裏打ちされているため、全く飽きない。
「関羽が上司だったら」「張飛が部下だったら」という類いの現代のセンスから、
この世界を見つめる視点の生き生きしていることといったら。
今まであまた出ている、亜流三国志モノとは、明らかに一線を画す、軽いのに重厚、
莫迦やってるのに知的な、逆説の魅力に富んだ一冊。イチオシです。
2007年3月6日に日本でレビュー済み
さてさて第2部の頭からいきなり酒見節が炸裂し、あっという間に500ページを
読みきりました。
今回は赤壁に至るまでのお話となります(このペースで行けば、一体どれぐらい時間のかかるのかな?) 「ぐんしー」として呼ばれた諸葛亮ですが、あの面子のなかで一体どれほどの
存在感を出せるのか? また天下三分の一の基本構成となる荊州はどうなるのか?
一体どこで泣くのか?(とにかくみんな泣きます)果たして伝説を作れるのは誰なのか?
ついに登場した呉のみなさま(広島弁を予習してください)の活躍は?
劉備の人たらしが究極を迎える中、ついに曹軍の騎馬軍団がやってくる!
絶体絶命の魯粛は、無事呉に帰れるのか?
鳳雛&おじいの運命は?
そしてあの男は・・・・
いよいよ第二部の発売です! 張り切って読みましょう
読みきりました。
今回は赤壁に至るまでのお話となります(このペースで行けば、一体どれぐらい時間のかかるのかな?) 「ぐんしー」として呼ばれた諸葛亮ですが、あの面子のなかで一体どれほどの
存在感を出せるのか? また天下三分の一の基本構成となる荊州はどうなるのか?
一体どこで泣くのか?(とにかくみんな泣きます)果たして伝説を作れるのは誰なのか?
ついに登場した呉のみなさま(広島弁を予習してください)の活躍は?
劉備の人たらしが究極を迎える中、ついに曹軍の騎馬軍団がやってくる!
絶体絶命の魯粛は、無事呉に帰れるのか?
鳳雛&おじいの運命は?
そしてあの男は・・・・
いよいよ第二部の発売です! 張り切って読みましょう