すばらしかった。一気に読んでしまいました。
超ノンストップジェットコースター的ミステリーといった感じでしょうか。
ドキドキハラハラ感を味わうにはお勧めの本です。
それから・・・。
今までも未来予測を扱った物語は他にもあったと思いますがちゃちな感じの話が多かったように思えます。
これは違う!
不思議なこと、ありえないこと、説明できないようなことも、実際に現実的なものなのかもと初めて思いました。
そういった感覚にしてくれる本です。
そして・・・。
題名に惹かれて呼んでみることにしましたが、この題名の付け方は上手すぎますね。
翻訳家が上手いと海外小説でもこんなに楽しめるんだとづくづく思いました。
数学や統計学や物理学関連の専門的なことが話のあちらこちらに出てくるので、そちらの方の知識も翻訳家の方は必要だからそれを解り易く翻訳でき、さらに物語の面白さも損なわないように出来るのはかなりすごいことなのではないかと思いました。
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数学的にありえない 下 単行本 – 2006/8/28
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巨大な陰謀に巻き込まれた天才数学者ケイン。窮地に追い込まれた彼の唯一最大の武器、
それは「確率的に絶対不可能な出来事」を実現させる能力だった----。
北朝鮮に追われるスパイ、謎の人体実験を続ける科学者、宝籤を当てた男、
難病の娘を持つ傭兵......随所に仕掛けられた伏線が次々に起爆、全ての物語は
驚愕の真相へと収束する----。
それは「確率的に絶対不可能な出来事」を実現させる能力だった----。
北朝鮮に追われるスパイ、謎の人体実験を続ける科学者、宝籤を当てた男、
難病の娘を持つ傭兵......随所に仕掛けられた伏線が次々に起爆、全ての物語は
驚愕の真相へと収束する----。
- 本の長さ319ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/8/28
- ISBN-104163253203
- ISBN-13978-4163253206
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商品の説明
出版社からのコメント
ダン・ブラウンの『ダ・ヴィンチ・コード』が切り拓いた知的サスペンスの分野に、それをはるかに凌駕する傑作が誕生しました。
超高速の追跡と逃亡のサスペンスに組み込まれた数学/物理学のトリビアと、前代未聞の物語アクロバット。
数字に弱くても心配ご無用。担当編集者もガチガチの文系で数学は落第寸前でしたが、本書をものすごい勢いで楽しみ
ましたから大丈夫です。著者の見事な語り口は、一瞬たりとも読者を退屈させず、結末まで引きずってゆきます。
一気読みしたくなる作品ですので、お買い求めの際は、下巻も是非いっしょにどうぞ。
細かな説明はいたしません。本書を楽しむうえで最上なのは、何の予備知識もなく読むことだと思うからです。
では最後に、本書に登場するトリビアをひとつ。答えはとても意外なのです。
●生徒58人のクラスに同じ誕生日の者が二人以上いる確立は?
(答えは本書上巻に!)
超高速の追跡と逃亡のサスペンスに組み込まれた数学/物理学のトリビアと、前代未聞の物語アクロバット。
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では最後に、本書に登場するトリビアをひとつ。答えはとても意外なのです。
●生徒58人のクラスに同じ誕生日の者が二人以上いる確立は?
(答えは本書上巻に!)
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/8/28)
- 発売日 : 2006/8/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 319ページ
- ISBN-10 : 4163253203
- ISBN-13 : 978-4163253206
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,074,162位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前半は伏線。中盤からスピードアップ。結構すんなり読んでいけました。
途中からは先が気になって徹夜で一気に読みました。
で、読み終えた後はうーーん・・・なんだかなぁ。確かに読ませるんですけどね。
MONSTER、20世紀少年を読み終えた時の気分と似ていました。
要はしりすぼみってことですね。
期待し過ぎたのかな・・・
途中からは先が気になって徹夜で一気に読みました。
で、読み終えた後はうーーん・・・なんだかなぁ。確かに読ませるんですけどね。
MONSTER、20世紀少年を読み終えた時の気分と似ていました。
要はしりすぼみってことですね。
期待し過ぎたのかな・・・
2016年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
翻訳がいまひとつではないだろうか。表現や言い回しが陳腐で、リーダビリティの高い物語の機動力が
落ちていると思うのです。それと処女作だからか、プロットの起伏がいささかあざとく粗削りで、作者
の思惑のようなものが透けてしまったんだよなあ。
落ちていると思うのです。それと処女作だからか、プロットの起伏がいささかあざとく粗削りで、作者
の思惑のようなものが透けてしまったんだよなあ。
2016年11月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まーず、あの上巻の終わり方からして、この先ケインとヴァナーのロマンス展開ある?と思いましたが
そんなもなはなくて一安心。あったら安易すぎるもんな。
そしてケインの能力にはまずまず磨きがかかり、上巻レビューで書いた『NEXT』どころではなく
『インターステラー』のあの場面の様な、多次元仕様で未来を見てこれる凄まじい域に。
映画化するとしたら、この辺映像屋の腕の見せどころになりますな。
佳境に差し掛かると、超越した存在は出て来るし(そんな気はしてた)、
まさかの落とし所が待っているしで・・・終始退屈することはないでしょう。
でもね・・・こんなに実現する確率が低そうな”流れ”に賭けないで、
クロウが宝くじ当選番号を知る夢みるようにしてれば、だーれも死なずに済んで無いかい?(笑)>声の人よ
(だから「数学的にありえない」ってタイトルになったのかな~?)
解説にて作者の経歴(彼の友人エピソード含め)を知ると、
なぜ能力の発揮に目を瞑る必要があるのか…や、
あの人物をそうやって退場させる?って場面に、別の感慨を抱くようになるでしょう。
なるほどねぇ・・・・。
面白くは読めましたが、他の作品が読んでみたいというよりは
この作品の映像化に、そこはかとなく期待します。
そんなもなはなくて一安心。あったら安易すぎるもんな。
そしてケインの能力にはまずまず磨きがかかり、上巻レビューで書いた『NEXT』どころではなく
『インターステラー』のあの場面の様な、多次元仕様で未来を見てこれる凄まじい域に。
映画化するとしたら、この辺映像屋の腕の見せどころになりますな。
佳境に差し掛かると、超越した存在は出て来るし(そんな気はしてた)、
まさかの落とし所が待っているしで・・・終始退屈することはないでしょう。
でもね・・・こんなに実現する確率が低そうな”流れ”に賭けないで、
クロウが宝くじ当選番号を知る夢みるようにしてれば、だーれも死なずに済んで無いかい?(笑)>声の人よ
(だから「数学的にありえない」ってタイトルになったのかな~?)
解説にて作者の経歴(彼の友人エピソード含め)を知ると、
なぜ能力の発揮に目を瞑る必要があるのか…や、
あの人物をそうやって退場させる?って場面に、別の感慨を抱くようになるでしょう。
なるほどねぇ・・・・。
面白くは読めましたが、他の作品が読んでみたいというよりは
この作品の映像化に、そこはかとなく期待します。
2011年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
久しぶりに心底面白いといえる小説に出会った。
上巻から続く謎な部分と、緊張感を維持したまま、
話はクライマックスへ突入。
後半は、もうどんでん返しというか、圧巻の自体がちりばめられていて、
ページをめくるたびに驚きのミルフィーユ状態に。
これは必読です。
上巻から続く謎な部分と、緊張感を維持したまま、
話はクライマックスへ突入。
後半は、もうどんでん返しというか、圧巻の自体がちりばめられていて、
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これは必読です。
2012年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
批評的には絶賛だがワタクシ的にはつまらなくはないが長かった。SF読みからすると、そんなわかりきったことをクドクド説明すんなよ、となるし、純粋エンタメ系は苦手なので評価できないし、落とし所も展開も予想がついて驚きがない。集合無意識と未来予知の関係説明が巧みだとは思いましたが…… 逆に言えば、こういうのを書けば売れるのだろうという理解でよろしいのだろうか?
2017年12月30日に日本でレビュー済み
3時間ほどで読めた。
上巻の1/2のスピード。
これは一気読みできる面白い本です。
数学的にありえない。
いい邦訳です。
ラプラスの魔が量子力学にて否定されたことを踏まえて、
主人公がラプラスの魔であることを否定しつつ、
徐々に自分の力を受け入れて困難を乗り越えていき
最後に場を支配をしていく様が厨二感あり面白いです。
これが映像化されたら面白いだろうなと思います。
最初の伏線が最後に繋がるところが
とても素晴らしく残酷でもあるのがストーリーとしての魅力を引き立てていると思います。
統計学と確率論に興味を持たせてくれる話でした。
上巻の1/2のスピード。
これは一気読みできる面白い本です。
数学的にありえない。
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ラプラスの魔が量子力学にて否定されたことを踏まえて、
主人公がラプラスの魔であることを否定しつつ、
徐々に自分の力を受け入れて困難を乗り越えていき
最後に場を支配をしていく様が厨二感あり面白いです。
これが映像化されたら面白いだろうなと思います。
最初の伏線が最後に繋がるところが
とても素晴らしく残酷でもあるのがストーリーとしての魅力を引き立てていると思います。
統計学と確率論に興味を持たせてくれる話でした。
2013年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻の説明部分を乗り越えさえすれば、ジェットコースター気分で読み進めます。
児玉清さんも書いていますが、“数学嫌い”でも大丈夫。
今後に期待です。
児玉清さんも書いていますが、“数学嫌い”でも大丈夫。
今後に期待です。