学生時代のGOROを不純な動機で買ったのに、そこで出会った、彼の言葉に衝撃を受けてから、彼の言葉は、自分の生きる指針となってきました。このことは、今40代後半になる人生を振り返るとよくわかります。たぶん、彼の言葉に出会わなかったら、腑抜けで、不満ばかりを言って、人を批判するばかりの大人になっていたでしょう。今でも満足のいく自分ではないですが、もっとひどい人間になっていたと怖くなります。
さて、本のレビューですが、特に、「牙に蛍」が気に入っています。大の大人がバスの中で読んで、猪と少女の別れの場面で泣きそうになりました。猪の主人公で、もののけ姫を思い出しました。実写では難しいでしょうから、スタジオジブリ制作で、アニメに!と思いますが・・・どうでしょうか。
不景気だし、偽装ばかりだし、いい加減な世の中だし、いったいこの世の何がおもしろいっていうんだ?!という方に、ぜひおすすめしたい本です。
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落雷の旅路 単行本 – 2006/10/1
丸山 健二
(著)
- 本の長さ395ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/10/1
- ISBN-104163254102
- ISBN-13978-4163254104
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/10/1)
- 発売日 : 2006/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 395ページ
- ISBN-10 : 4163254102
- ISBN-13 : 978-4163254104
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,159,709位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 26,725位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1943 年 12 月 23 日生まれ。長野県飯山市出身
1964 年 国立仙台電波高等学校(現在の国立仙台電波工業高等専門学校の前身)を卒業後、
東京の商社に勤務
1966 年「夏の流れ」第 23 回文学界新人賞受賞
1967 年「夏の流れ」第 56 回芥川賞受賞
1968 年 長野県へ移住
1973 年「雨のドラゴン」第 9 回谷崎潤一郎賞候補作になるが辞退
1976 年「火山の歌」第 12 回谷崎潤一郎賞候補作になるが辞退
1987 年「月に泣く」第 14 回川端康成文学賞候補作となるが辞退
長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。長編小説のほか、メッセ
ージ性の高いエッセイや写真と散文による写文集などを刊行。著書多数。
最新刊として、2011 年 2 月エッセイ『さもなければ夕焼けがこんなに美しいはずはない』(求
龍堂)、2011 年3月写文集『草情花伝』(駿河台出版社)、2011 年 4 月小説『眠れ、悪し
き子よ』(上下巻/文藝春秋)を近年の集大成として 3 冊連続刊行。
2011 年 4 月 28 日から公式サイト「WEB 丸山健二」で Twitter(毎日更新)とブログ(週 1 回
更新)で強烈なメッセージを送り続けている。
カスタマーレビュー
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