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もう誘拐なんてしない 単行本 – 2008/1/30

4.2 5つ星のうち4.2 13個の評価

北九州ヤクザの娘・絵里花が計画した狂言誘拐。そうとは知らず本気で妹を助けようと動くヤクザ顔負けの姉・皐月。そして殺人が!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2008/1/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/1/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 270ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163267107
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163267104
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 13個の評価

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東川 篤哉
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年2月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回の物語は、誘拐は誘拐…それも、誘拐されるほうも同意をしたうえでの狂言誘拐となっています。
しかし!
今回の物語は、それで終わりではありません。
誘拐が成立したあとに、劇的な展開が起こります。
誘拐をしかけた当人の運命やいかに!…というかんじになっております。
2009年2月18日に日本でレビュー済み
最初から最後まで笑わせていただきました。
と言ってもさりげないギャグが進みながらも中身はきちんと伏線が張られている立派な推理小説としても楽しめるという一冊で二度美味しい本です。
とにかく楽しみたいという人にはおススメ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年2月2日に日本でレビュー済み
ユーモアミステリ作家の贈る,ひさびさの書きおろし作品です.

特別におもしいろなにかがあったり,ギャグがあるわけではないのですが,
わざと『はずして』いるかのようなセンス,掛け合いに何度も笑わされます.
また,地方都市が舞台のため方言が多く,これも会話にいい味を与えています.
反面,この雰囲気が楽しめないようだと,「サムい」でおわってしまいそうです.

とはいえ,中盤以降はミステリの流れとなり,それまでのユーモアもしずかに.
決して派手さはなく,「やっぱりアレか」というところもあるにはあるのですが,
その『アレ』をはじめとし,何気ないところにあった伏線が拾われていくところは,
それまでのやり取りからはまるで想像もつかず,よい意味でまさかの展開になります.

ただ,『締め』がキレイ過ぎるというか,弱く感じてしまうのがなんとも残念で,
騒動のきっかけになったあることなど,いくつかが置かれたままの印象が残ります.
登場人物たちのその後など,エピローグ的なものが少しでもあればよかったような….

なお,単行本の扱いですがソフトカバーで,電車などでも読みやすくなっており,
また,ノンシリーズの作品なので,はじめての方にもおすすめの1冊だと思います.
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月11日に日本でレビュー済み
これも割りと面白かったかな。
なんていうか、
ところどころにギャグをちりばめ、
最後までクスリとさせることを忘れない作者のサービス精神に脱帽。
しかも時間のトリックも完璧で
なかなかの出来でした。

いたるところに張られた伏線も
しっかりと後で生きてくる。

サクサクっと読めるし、
肩も凝らないし、
エンターテイメント作品としてはいい作品でした。

が、が、
結局絵里香の妹の件はどうなったの?
そこが中途半端で
解決されてないし・・・。
警察にも追われていた翔太郎&絵里香はどうなるの?
事件の謎はしっかり解いているけど、
その背景が最後でぼやけてしまったのが残念でした。

何よりも皐月さん(絵里香の姉)のカッコよさが目立った作品でした。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月9日に日本でレビュー済み
「とにかく最初の30頁だけでも立ち読みしてみて!」みたいな帯文句があるが、それだとゆるめのユーモアミステリとしか判断されないのではないだろうか。話はここまでは類型的だし。もしそこで迷っている人がいたら、ここからもっともっと面白くなりますと言ってあげたい。
ぐっと盛り上がってくるのはまさに30頁以降、視点が花園組サイドとのカットバックになってからで、身代金受渡しのトリックはシンプルで豪快、その後のツイストも鮮やかだ。特徴的なのは珍しく背景を実在地名で固めていることもあって、ロマンティックな映像効果が効いていること。真夜中の海峡が眼前に浮かぶようだ。それもあって、二組の男女をもう一刷毛だけ描きこんでおいたら余情とユーモアを兼ね備えた理想のミステリになったのになあと残念に思う。エピローグ抜きでスッパリ断ち切ったラストも生きただろうに(しかし実際こりゃ事件の収拾つけるだけであと1冊分かかりそうだが。超人的に的はずれな警部とか登場させたりして)。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート