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ひとつ目女 単行本 – 2008/11/28
椎名 誠
(著)
ひとつ目女とともに誰も見たことがない世界へ。生物と機械の境界が曖昧な未来のアジアを幻視する、驚異のシーナ的SFワールド!
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2008/11/28
- ISBN-104163269509
- ISBN-13978-4163269504
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2008/11/28)
- 発売日 : 2008/11/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 244ページ
- ISBN-10 : 4163269509
- ISBN-13 : 978-4163269504
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,339,584位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 31,299位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1944(昭和19)年、東京生れ。東京写真大学中退。流通業界誌編集長を経て、作家、エッセイスト。「本の雑誌」編集長。『さらば国分寺書店のオババ』でデビューし、その後『アド・バード』(日本SF大賞)『武装島田倉庫』などのSF作品、『わしらは怪しい探検隊』シリーズなどの紀行エッセイ、『犬の系譜』(吉川英治文学新人賞)『哀愁の町に霧が降るのだ』『岳物語』『大きな約束』などの自伝的小説、『風のかなたのひみつ島』『全日本食えば食える図鑑』『海を見にいく』など旅と食の写真エッセイと著書多数。映画『白い馬』では、日本映画批評家大賞最優秀監督賞ほかを受賞している。
カスタマーレビュー
星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
3グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月13日に日本でレビュー済み
椎名誠のSFに執拗に繰り返されるモチーフが、中国(著者の知る現実の中国奥地を思い切りデフォルメしたものととらえてほしい)と生体改変およびそれによる異形の生物たちー内臓のイメージがキーワードかーである。この内臓のイメージは、環境汚染で変わってしまった世界イメージにも反映されている。これほど繰り返されると、ここに彼のオブセッションがあり、それが創作のエネルギーなのだろうと思える。筋としては、一応冒険譚であるが、世界観を楽しむ枠組み程度に考えて良いと思う。特に導入部である、ひとつ目女と出会うまでの情景の幻惑的なイメージがすばらしい。中間部での旅の情景には、叙情を感じる所すらある。
2009年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
SF3部作、特に一連の「武装島田倉庫」系作品に繋がるシーナSFです。
「砲艦銀鼠号」と同じく地名(国名)に実在の国名が使われており、シーナワールドと呼ばれるそれ以前の謎だらけで混沌とした世界観が薄まってしまったのが残念です。
主人公たちに「金儲けのためにここでもう一戦か?」と思わせておいて、結局はさっさと諦めて目的地に急ぐなど、SF三部作に比べるとあまりアドレナリンを出さずに読めるのんびりとしたシーナワールドともいえるでしょう。
そういう意味では厳密に武装島田倉庫系の連作かというとそうでもないともいえますが、シーナSFお得意の創作生物・テクノロジー・オールスターシステムともいう手法は健在です。
「砲艦銀鼠号」と同じく地名(国名)に実在の国名が使われており、シーナワールドと呼ばれるそれ以前の謎だらけで混沌とした世界観が薄まってしまったのが残念です。
主人公たちに「金儲けのためにここでもう一戦か?」と思わせておいて、結局はさっさと諦めて目的地に急ぐなど、SF三部作に比べるとあまりアドレナリンを出さずに読めるのんびりとしたシーナワールドともいえるでしょう。
そういう意味では厳密に武装島田倉庫系の連作かというとそうでもないともいえますが、シーナSFお得意の創作生物・テクノロジー・オールスターシステムともいう手法は健在です。