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粗茶を一服 損料屋喜八郎始末控え 単行本 – 2008/10/31
山本 一力
(著)
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- 本の長さ261ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2008/10/31
- ISBN-104163275401
- ISBN-13978-4163275406
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2008/10/31)
- 発売日 : 2008/10/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 261ページ
- ISBN-10 : 4163275401
- ISBN-13 : 978-4163275406
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,059,766位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947年高知県生まれ。小説家。会社員を経て、97年に「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年には『あかね空』で第126回直木賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 江戸は心意気 (ISBN-13: 978-4022645456)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
イメージ付きのレビュー
3 星
読む順序を間違えた
1巻に比べ内容もよくなりつつある。2巻の前に3巻を読んでしまった。場面場面で喜八郎の所作が輝きだした。2巻に期待したい。一般文学通算2770作品目の感想。通算3578冊目の作品。2023/09/15 13:45
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年9月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
早く、このシリーズの続きを読みたいと感じさせます。秀弥との恋の成就は?
2015年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
損料屋喜八郎始末控えシリーズの3作目が、やっと世に出て来た。
相変わらずスカッとする内容である。これからも4作目・5作目と続けて欲しいシリーズものです。
相変わらずスカッとする内容である。これからも4作目・5作目と続けて欲しいシリーズものです。
2023年9月15日に日本でレビュー済み
1巻に比べ内容もよくなりつつある。2巻の前に3巻を読んでしまった。場面場面で喜八郎の所作が輝きだした。2巻に期待したい。
一般文学通算2770作品目の感想。通算3578冊目の作品。2023/09/15 13:45
一般文学通算2770作品目の感想。通算3578冊目の作品。2023/09/15 13:45
1巻に比べ内容もよくなりつつある。2巻の前に3巻を読んでしまった。場面場面で喜八郎の所作が輝きだした。2巻に期待したい。
一般文学通算2770作品目の感想。通算3578冊目の作品。2023/09/15 13:45
一般文学通算2770作品目の感想。通算3578冊目の作品。2023/09/15 13:45
このレビューの画像
2011年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作者は尻切れとんぼのような作品が最近多いが、このシリーズは安定していて、人に勧めることができる。 とはいえ「粗茶を一服」と「十三夜のにゅうめん」はやや消化不良。 「粗茶を一服」はご都合主義が強すぎないか。 言外の意をこれほどちりばめ、また隈無くそれを汲み取る悪党という図にそれを感じた。 それほど勘働きがよい連中が考えたにしては、悪事の図面が稚拙に過ぎる。 「十三夜のにゅうめん」は次回作への布石かもしれないが、一冊に収録された作品として見るには蛇足に感じる。 全体としては、伊勢屋という人間の強さと弱さを表現するのに、猫札の仕置きはよかったが、祟り話は不似合い過ぎないか。 祟りなんぞ恐れて商いができるかと言ってこそ、さすが伊勢屋というものではないか。 この本では、伊勢屋四郎左衛門という男の人物像の掘り下げが全体にあって、そのどれもが峻烈であった分だけ、祟り話は下世話で残念だった。
2011年8月26日に日本でレビュー済み
ストーリーの構成は三部式。
一部と二部は札差関連もので喜八郎よりも伊勢屋主人自らの
活躍に読み応えがあります。
特に表題の【粗茶を一服】の伊勢屋四郎左衛門の頭の良さと
粋な解決法になるほど!と感嘆しました。
最終話の【十三夜のにゅうめん】でやっと本来の喜八郎の
男ぶりとかっこ良さが見られます。
期待していた江戸屋女将・秀弥との恋の進展(シーン)はあまりというか
ほとんどなく女性ファンの私としてはガッカリ感が否めません。
こちらは是非とも次作に期待します!
一部と二部は札差関連もので喜八郎よりも伊勢屋主人自らの
活躍に読み応えがあります。
特に表題の【粗茶を一服】の伊勢屋四郎左衛門の頭の良さと
粋な解決法になるほど!と感嘆しました。
最終話の【十三夜のにゅうめん】でやっと本来の喜八郎の
男ぶりとかっこ良さが見られます。
期待していた江戸屋女将・秀弥との恋の進展(シーン)はあまりというか
ほとんどなく女性ファンの私としてはガッカリ感が否めません。
こちらは是非とも次作に期待します!
2011年8月14日に日本でレビュー済み
一力ワールドでは真っ正直で一途な思いを持つ主人公が活躍する作品が多いのだが、本作品では幾重にも人物設定に工夫が凝らされている。テレビの長寿番組「水戸黄門」が終わってしまうように、今日では単純な勧善懲悪の物語はもう流行らないのかも知れない。
現代で言えばリサイクルショップの損料屋という看板の裏で、いわば私立探偵でそのうえ正義のためには“始末”さえもためらわない特殊工作員である喜三郎のグループが本来の主人公。本作では、これまでの敵役であった札差伊勢屋四郎左衛門と互いに度胸と才能を認め合う不可思議な関係を基にひそかに手を携えて事件に立ち向かうことになる。
三話仕立てで、富くじ発行権をめぐる詐欺に絡む一話では“猫”が、二話目では“茶”がキーワードになり、札差仲間の主導権争いに絡む悪事をあばく。最終章の三話は陰影の深い“にゅうめん”にまつわる話だが、これだけで終わらずに次の物語の始まりを暗示しているようだ。
本当のワルはまだ明らかにされていないと思うが、時代は寛政の改革のとき。徳川8代将軍吉宗の孫、11代将軍と目されていた松平定信が大繁栄の田沼時代の後に、倹約を説き武士の借金を棒引きにする棄捐令をはじめとする緊縮政策により大不況に陥ったとき。
今後話がどのように広がるか、見逃せない。
現代で言えばリサイクルショップの損料屋という看板の裏で、いわば私立探偵でそのうえ正義のためには“始末”さえもためらわない特殊工作員である喜三郎のグループが本来の主人公。本作では、これまでの敵役であった札差伊勢屋四郎左衛門と互いに度胸と才能を認め合う不可思議な関係を基にひそかに手を携えて事件に立ち向かうことになる。
三話仕立てで、富くじ発行権をめぐる詐欺に絡む一話では“猫”が、二話目では“茶”がキーワードになり、札差仲間の主導権争いに絡む悪事をあばく。最終章の三話は陰影の深い“にゅうめん”にまつわる話だが、これだけで終わらずに次の物語の始まりを暗示しているようだ。
本当のワルはまだ明らかにされていないと思うが、時代は寛政の改革のとき。徳川8代将軍吉宗の孫、11代将軍と目されていた松平定信が大繁栄の田沼時代の後に、倹約を説き武士の借金を棒引きにする棄捐令をはじめとする緊縮政策により大不況に陥ったとき。
今後話がどのように広がるか、見逃せない。
2014年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前回呼んだ本につられて新しく購入したが、期待に反する内容に途中で投げ出した。