だましゑ歌麿シリーズ(他の高橋克彦作品も含め)はとても面白い。歴史上の人物をふんだんに使いこなし、それが創作上の人物と自然に溶け合い違和感が無い。また他のSF的な作品も含め、荒唐無稽もここまで来るとまさにエンターテイメント。軽いノリで、もっとテレビドラマなどで取り上げれば良いのにと思う。
もちろん史実に基づいたかなりシリアスな作品もたくさんあり、作家としてのふところの深さというかひきだしの多さというか、尊敬しています。
ただ、このシリーズは作家の意図するところか出版社の方針か判りませんが、タイトルからは「一連のシリーズ」として認識しづらい。シリーズとはしたくないのかも知れませんが、全部読まないと人間関係が判らなかったりするので、他の方の書評を参考に、順番に読むことをお勧めします。
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蘭陽きらら舞 単行本 – 2009/2/26
高橋 克彦
(著)
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若衆髷を結い、女と見まごう美貌だが、役者仕込みの俊敏さで荒事もこなす蘭陽が、相棒の春朗(後の葛飾北斎)と江戸の難事件に挑む
- 本の長さ358ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2009/2/26
- ISBN-104163279504
- ISBN-13978-4163279503
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2009/2/26)
- 発売日 : 2009/2/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 358ページ
- ISBN-10 : 4163279504
- ISBN-13 : 978-4163279503
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,473,171位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1947年、岩手県に生まれる。早稲田大学商学部卒。
美術館勤務を経て、1983年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞。その後、1986年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、1987年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、1992年『緋い記憶』で直木賞を受賞。
著書に『広重殺人事件』『竜の柩』『炎立つ』など多数。また、浮世絵研究家としても知られ『浮世絵鑑賞事典』がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年10月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年3月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
楽しくてはまりました。
次々と読みたくなる内容ですし、
非常に分かり易く登場人物なども個性的です。
次々と読みたくなる内容ですし、
非常に分かり易く登場人物なども個性的です。
2013年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
蘭陽のファンです。
知人に勧められて高橋克彦の本を読むようになりました。
歴史背景もストーリーもとてもわかりやすく楽しめました。
知人に勧められて高橋克彦の本を読むようになりました。
歴史背景もストーリーもとてもわかりやすく楽しめました。
2010年6月27日に日本でレビュー済み
込み入った事情があって舞台に立てなくなっていた女形蘭陽と
まだ世に名を知られていなかった春朗(葛飾北斎)の二人が身近に起きた怪異や事件を探る短編集。
主役に夏舞台の話が持ち上がり大喜びしていた蘭陽でしたが、実は今まで舞台にたてなかった理由は深刻なもので……という表題作もいれて12の短編が載っています。
きりりとした美形の女形蘭陽が得意のとんぼをきって悪人をたたきのめしたり、
すいかをかぶった子どものスイカ泥棒を助けてやったり、
大活躍を見せてくれます。
なかでも面白かったのが「階段を逆立ちして降りてくる娘の幽霊」の掛け軸のお話『さかだち幽霊』
ぞっとする絵の描写から意外な展開そして涙の終わりまで、短編にするのが惜しい素材がギュッと詰まっていて読み応えがあります。
蘭陽のサバサバした性格が気持ちよい短編集です。
まだ世に名を知られていなかった春朗(葛飾北斎)の二人が身近に起きた怪異や事件を探る短編集。
主役に夏舞台の話が持ち上がり大喜びしていた蘭陽でしたが、実は今まで舞台にたてなかった理由は深刻なもので……という表題作もいれて12の短編が載っています。
きりりとした美形の女形蘭陽が得意のとんぼをきって悪人をたたきのめしたり、
すいかをかぶった子どものスイカ泥棒を助けてやったり、
大活躍を見せてくれます。
なかでも面白かったのが「階段を逆立ちして降りてくる娘の幽霊」の掛け軸のお話『さかだち幽霊』
ぞっとする絵の描写から意外な展開そして涙の終わりまで、短編にするのが惜しい素材がギュッと詰まっていて読み応えがあります。
蘭陽のサバサバした性格が気持ちよい短編集です。
2009年3月12日に日本でレビュー済み
「だましゑ」シリーズ第4弾の連作短編集です。
このシリーズもキャラクターがどんどん増え、時代も田沼意次の時代から松平定信の時代に移り、今回のメイン・キャラクターは、女形でとんぼを得意とする蘭陽が「きらら舞」を武器に春朗(葛飾北斎)と共同で大活躍をします。
全部で12編の短編からなっていますが、全体で一つのストーリーになっていて、中には母親が殺され残された遺児を養子にしようとする話や、かつて世話になった年上の女性(?)への想いを胸にしながら追い詰める話など、人情話が心を和ませてくれます。
その合間合間にお馴染みの幽霊譚が挟まれており、なかなか楽しめる作品になっています。
このシリーズもキャラクターがどんどん増え、時代も田沼意次の時代から松平定信の時代に移り、今回のメイン・キャラクターは、女形でとんぼを得意とする蘭陽が「きらら舞」を武器に春朗(葛飾北斎)と共同で大活躍をします。
全部で12編の短編からなっていますが、全体で一つのストーリーになっていて、中には母親が殺され残された遺児を養子にしようとする話や、かつて世話になった年上の女性(?)への想いを胸にしながら追い詰める話など、人情話が心を和ませてくれます。
その合間合間にお馴染みの幽霊譚が挟まれており、なかなか楽しめる作品になっています。
2010年5月23日に日本でレビュー済み
だましゑから離れてしまっている。
話としては面白いけれども、蘭陽ばかりに照明が当たりすぎた感じだ。
次で本流に戻って欲しい。
話としては面白いけれども、蘭陽ばかりに照明が当たりすぎた感じだ。
次で本流に戻って欲しい。
2009年5月18日に日本でレビュー済み
女形の蘭陽が主人公ですが、のちの葛飾北斎である春陽とコンビを組みます。でも、舞台っぽい仕掛けで事件を解決する短編は少なく、沢田ふじ子ばりの人情ものが中心です。その分、蘭陽による腕ずくで事件を解決しているところは、シリーズファンとしては残念です。