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悪の教典 下 ハードカバー – 2010/7/29
貴志 祐介
(著)
とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか──ピカレスクの輝きを秘めた戦慄のサイコ・ホラー。2010年度「このミステリーがすごい!」第1位、「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第1回山田風太郎賞。
- 本の長さ411ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2010/7/29
- ISBN-104163295208
- ISBN-13978-4163295206
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2010/7/29)
- 発売日 : 2010/7/29
- 言語 : 日本語
- ハードカバー : 411ページ
- ISBN-10 : 4163295208
- ISBN-13 : 978-4163295206
- Amazon 売れ筋ランキング: - 281,323位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 81,083位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
貴志祐介の「悪の教典」は、平穏な学園生活の裏に潜む狂気を描いた衝撃作です。教師の蓮見広臣は、表向きは生徒に慕われる優れた教師ですが、その裏には恐ろしい本性が隠されています。物語が進むにつれ、彼の真の姿が徐々に明らかになり、読者はその冷酷さに震え上がります。
特に印象に残ったのは、蓮見の二面性が巧妙に描かれている点です。彼の優しさと狂気が交錯する場面は、読んでいて息を呑むような緊張感を生み出します。また、物語の展開が予測不可能であり、最後まで目が離せません。次々と明かされる驚愕の事実とともに、緊張感が増していくのを感じました。
登場人物たちの描写も秀逸で、それぞれが抱える悩みや葛藤がリアルに伝わってきます。特に、生徒たちが蓮見に対する不信感を募らせていく過程は、共感と恐怖を同時に感じさせるものでした。
全体を通して、読者を引き込む力が強く、一気に読み進めてしまいました。結末に至るまでのサスペンスと緊張感は圧巻で、久しぶりに心拍数が上がるような読書体験を味わいました。
特に印象に残ったのは、蓮見の二面性が巧妙に描かれている点です。彼の優しさと狂気が交錯する場面は、読んでいて息を呑むような緊張感を生み出します。また、物語の展開が予測不可能であり、最後まで目が離せません。次々と明かされる驚愕の事実とともに、緊張感が増していくのを感じました。
登場人物たちの描写も秀逸で、それぞれが抱える悩みや葛藤がリアルに伝わってきます。特に、生徒たちが蓮見に対する不信感を募らせていく過程は、共感と恐怖を同時に感じさせるものでした。
全体を通して、読者を引き込む力が強く、一気に読み進めてしまいました。結末に至るまでのサスペンスと緊張感は圧巻で、久しぶりに心拍数が上がるような読書体験を味わいました。
2023年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容に触れているので未読者注意⚠️
「ぶっ飛んだ話だった。」が読み終えて最初に思った感想です。
ハスミンの人に対する思考は邪魔者の排除それだけです。
標的にされた人が職や学校を追われるくらいなら全然ラッキーで、同僚だろうが教え子だろうが男だろうが女だろうが容赦なく殺されます。あんまり簡単に殺人を行うのでこちらの感覚が麻痺してしまいます。
そんな悪の権化とも見えるハスミンですが、懇願されれば無理矢理借りたポルシェを元の持ち主に返してあげたり、人を昏倒させる為に使うブラックジャックも地球環境を考えて使い捨てしないで再利用したりするし、日本における猟銃の杜撰な保管の仕方を憂いて自分が猟銃で事件を起こす事で銃規制を巡る論議に一石を投じてくれたらと願ったりします。それにお気に入りだったスクールカウンセラーの水落聡子に至っては自分が大量殺人を犯す事により彼女の仕事を増やしてしまう事をすまなく思う心も持っています (笑
ハスミンは捕まってしまいますが、精神異常者を装っていたので上手くすれば刑を喰らう事なく病院に収容されるでしょう。そして病院関係者を皆殺しにして脱走してもらいたいものです。殺し損ねた3人の高校生はもう良いからアメリカに何とか潜入してジミー・モルゲンシュテルンを殺して欲しいです。ハスミンに敗北は似合わないですから (笑
貴志さん続編是非お願いします。
「ぶっ飛んだ話だった。」が読み終えて最初に思った感想です。
ハスミンの人に対する思考は邪魔者の排除それだけです。
標的にされた人が職や学校を追われるくらいなら全然ラッキーで、同僚だろうが教え子だろうが男だろうが女だろうが容赦なく殺されます。あんまり簡単に殺人を行うのでこちらの感覚が麻痺してしまいます。
そんな悪の権化とも見えるハスミンですが、懇願されれば無理矢理借りたポルシェを元の持ち主に返してあげたり、人を昏倒させる為に使うブラックジャックも地球環境を考えて使い捨てしないで再利用したりするし、日本における猟銃の杜撰な保管の仕方を憂いて自分が猟銃で事件を起こす事で銃規制を巡る論議に一石を投じてくれたらと願ったりします。それにお気に入りだったスクールカウンセラーの水落聡子に至っては自分が大量殺人を犯す事により彼女の仕事を増やしてしまう事をすまなく思う心も持っています (笑
ハスミンは捕まってしまいますが、精神異常者を装っていたので上手くすれば刑を喰らう事なく病院に収容されるでしょう。そして病院関係者を皆殺しにして脱走してもらいたいものです。殺し損ねた3人の高校生はもう良いからアメリカに何とか潜入してジミー・モルゲンシュテルンを殺して欲しいです。ハスミンに敗北は似合わないですから (笑
貴志さん続編是非お願いします。
2020年8月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ひたすら殺害しかなく、あまり楽しめなかった。下巻は必要だったかな。
2023年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大量の虐殺の場面なのですが
ハスミンはちゃんと先生でした。
描写も細かくとても面白かったです。
映画も観たくなりました。
ハスミンはちゃんと先生でした。
描写も細かくとても面白かったです。
映画も観たくなりました。
2021年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物語完結でなく読み終わって、この後どうなるのだろうと読んだ人に想像させる、感じ。
クリムゾンや黒い家のような判断に迫られる描写を期待していたけど、そのままの判断だったというか約40人ともなればページが多い割にハイペースで、殺人鬼主人公でサスペンスは薄いかな。
盗聴器を探してた学生が、宿直番を全く気にしていなかった、
東京の終電は他に誰も居ない車両もあるのか、
何故1番の強敵から仕留めないのか、
たくさん返り血浴びてる筈なのに拘束されてましたで済むと思ったのか、
集団で闘おうと思わなかったのか、
おかしい程の血が付いている筈なのに避難袋での偽装に気づかないのか、
ビニール手袋二枚で感電死防げるのか、
とかアレッと思う所もあるけど、こんなレビュー書くほど読んで満足はしました。
巻末の映画監督の社会復帰してほしい、と書くような職業人種にはなりたくないと思いましたね。それが1番心に残った。
クリムゾンや黒い家のような判断に迫られる描写を期待していたけど、そのままの判断だったというか約40人ともなればページが多い割にハイペースで、殺人鬼主人公でサスペンスは薄いかな。
盗聴器を探してた学生が、宿直番を全く気にしていなかった、
東京の終電は他に誰も居ない車両もあるのか、
何故1番の強敵から仕留めないのか、
たくさん返り血浴びてる筈なのに拘束されてましたで済むと思ったのか、
集団で闘おうと思わなかったのか、
おかしい程の血が付いている筈なのに避難袋での偽装に気づかないのか、
ビニール手袋二枚で感電死防げるのか、
とかアレッと思う所もあるけど、こんなレビュー書くほど読んで満足はしました。
巻末の映画監督の社会復帰してほしい、と書くような職業人種にはなりたくないと思いましたね。それが1番心に残った。