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炎のごとく: 写真家ダイアン・アーバス 単行本 – 1990/8/1

3.9 5つ星のうち3.9 7個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (1990/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1990/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 563ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163445803
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163445809
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 7個の評価

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パトリシア・ボズワ−ス
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
特に問題なく届きました。
素早い対応ありがとうございます
2022年9月29日に日本でレビュー済み
本書は公式には認められていない伝記だが、写真家の交流関係や生活状況、
人格や時代ごとの精神状態が、さまざまなエピソードと共に詰め込まれており、
読み進めていくうち眩暈の渦に巻き込まれていくような気分を覚えた。

今では世界中の美術館に作品が収蔵され、ヴィンテージプリントが破格の値で
取引されているダイアン・アーバスも、存命中は評価が定まっておらず、
経済的な安定を得られていなかった。

そして経済的な問題とは別に、鬱病(或いは双極性障害)を抱えており、
精神的に不安定な状態であることが多かったこの写真家の生きざまは、
それを読み解こうとする者を同時に混乱させるが、ロバート・フランク
(彼もまた当時は貧困に喘いでいた)やウォーカー・エヴァンスなど、
今では彼女と同様「超大物」になった写真家達との生々しい交流などもふんだんに
描かれていて、強烈な面白みを感じることも出来た。

死の直前に彼女が見せた「身辺整理」を思わせる行動や言動も、極めて
詳細に書き込まれていて、胸を打たれた。
そして、読み終えた後も、心の疼きが胸に残り続ける感じがした。

本書は彼女の作品と同様、強烈な魅力を持つと同時に、それに触れる
者を打ちのめすような、危険なものを孕んでいる。

付記

小説家・村上春樹の作品「ダンス・ダンス・ダンス」に、中年の女性写真家
が出てくる。この写真家は極めて魅力的な肖像写真を作り出すが、
周囲の者から精神面や物質面を問わず、色んなものをちょっとずつ奪い取っていく。
この伝記を読んで、村上春樹が描いたその写真家を思い出した。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
有名な事実だが、ダイアン・アーバスの“伝記”は存在しない。彼女の娘や親しい者たちが、“(アーバスの)作品がすべてを語っている”と、アーバスのあらゆる伝記を認めないからだ。 にしても、この本は、アーバスが生きた時代、その背景を知るには良い本だと思う。私としては卒業論文でアーバスを取り上げているため、“Diane Arbus Revelations”も同時に読み進めて行くと、さらに写真家、ダイアン・アーバスについて理解を深められるのではないかと思う。余談だが、かなりアーバスの人生がドラマティックに描かれているので、写真に興味がなくとも、ヒューマンドラマがお好きな方にもいいのではないかと思っております。 
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月25日に日本でレビュー済み
60年代という時代の波に感化され、ファッション・カメラマンから
誰も手をつけなかった領域の写真家へと変貌し、あっという間に消えて
しまった、まさに炎の女ダイアン・アーバスは、
アートマニアより、70年代後期のポストパンク音楽ファンなどに、
親しみの湧く存在ではないでしょうか?

もう少し待てば、評価と人気が追いついた矢先に
経済的な要素と作品がそれほど評価されない、
自分に意欲がなくなってきた、などの悩みを抱えて
自殺してしまったダイアンの、
無手勝流の創作と、パティ・スミスのように奔放な生活が、
丹念に描かれています。

高い本ですが、図書館にはけっこう所蔵されているので、
写真集はパルコの洋書コーナーなどで充実したものを買って、
とりあえず借りて読んでみてほしいです。

ウォーホルのように一家をなし、戦略に長けたアーチストで
なければ、ダイアンのみならず苦闘して死んでいった人たちが
他にもいた事実も描かれ、しんみりさせられます。

アートやアーチストをカッコいいふうに持ち上げたり、
悲惨な人生を美化して語るのはやめてほしい、
としみじみ考えさせられる一冊です!!
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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