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毛沢東の私生活 上 単行本 – 1994/10/1

4.5 5つ星のうち4.5 39個の評価

脂濃い料理を好み、歯を磨かず入浴せず、純朴な娘とベッドを共にし、権力への妄執に悩まされる。主治医が綴った"赤い皇帝"の素顔
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

毛沢東は大半の時間をベッドかプールサイドの寝椅子で過ごし、何日も着替えをしなかった。脂濃い料理を好み、歯磨きをせず、純朴な農村出の娘たちとベッドを共にした…22年間身辺を離れなかった主治医が語る裸の毛沢東。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (1994/10/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1994/10/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 433ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163494200
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163494203
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 39個の評価

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李 志綏
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2021年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毛沢東が如何に不潔で退廃した私生活を送り、権力闘争に勝ち残ったか、
中共創成期の友人、先輩、軍人等に濡れ衣を着せ粛清。
大躍進で大失敗したが、文化大革命でよみがえった。
この間江青、周恩来、劉少奇、鄧小平、林彪などをどう利用し、一方で裏工作を仕掛け右派レッテル張りを行い 恫喝、粛清したかよくわかる。
4000万人以上の犠牲者を出した。
ヒットラー、スターリンも毛の足元に及ばない。
共産党指導者の本性はこういうもの。

習近平は、文化大革命時期に下放を経験し、毛路線をよく理解してる筈
だから真似しているようだ。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後のチャイナ史を知り、その行動パターンを知るには、レッドチャイナを創った独裁者であるこの人の内面を知るのが最も近道でしょう。
アメリカで執筆後に暗殺された(らしい)著者は、毛沢東の侍医として側で観察する機会が豊富に有し、医師として冷静に(内面も含めて)分析しているので分かりやすい。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年11月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作者が出版後3ケ月に本当に殺されてしまった事に衝撃を受けた。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さすが主治医である。
毛沢東の実像を多面的に描いている。
それにしても女性好きには驚いた。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今年読んだ本のうちでは出色の出来である。
 医者には患者の秘密を守る義務がある。この点から著者の行為は褒められたものではない。しかし、その誹りを補って余りある面白さは、上下合わせて1,023ページのボリュームを問題とさせない。
 毛の実像と虚像との落差はもちろん驚きであるが、もっと意外だったのは当時の中華人民共和国が国家の体を成していなかった点である。国家主席でもない個人の思いつきによる独裁、ルールのない意思決定の過程、絶え間ない権力闘争、江青を代表とする訳の分からない連中の横暴など、枚挙に暇がないとはこのことである。こんな国や人物を無条件に崇めていたマスコミ、学者、作家等が、かつて日本に数多く居たことは事実である。大変恥ずかしい歴史である。
 これは作り話ではないと思う。関係者でなければ知りえない事実がたくさん紹介されているし、辻褄もあっている。作り話はどこかで破綻するものだ。数多くの写真も本の内容を裏付けている。
 それにしても鄧小平さんって、パンダ風の小父さんというイメージからは想像もできないような苦労人だったんですね。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年8月24日に日本でレビュー済み
この本(上下巻約千頁)は毛沢東の死まで22年間、主治医として仕えた李志綏博士がアメリカで書き下ろしたものなんです。在職中に書いた日記類は身の危険を感じすべて焼却してあったので記憶に基づいて書きあげたそうですが、それにしては克明にして迫力というか臨場感があり大変興味深く読みました。

毛沢東は中国人民共和国という国家の主席というより毛帝国の皇帝という感じですね。特製の木製の大型のベットで臥し好きな歴史書を読み耽りながら政敵の追放を画策し、気分転換にプールで水泳を楽しむのが日常のパターン。身の回りにはお気に入りの若い女性を侍らせ、豪勢な地方巡視旅行の際にはダンスパーティ会場から気に入った女性を予め用意していた部屋に連れ込むという漁色家。また権力者の常か頑固な不眠症の持ち主だった。毛沢東は歯も磨かず風呂も好まず無頓着で医者の助言を無視し治療を拒み著者を悩ますことが度々あった。

日本の新聞に「揚子江での水泳姿」が報道されたこともありますが水泳というよりも長時間川で浮いて流されているだけだったらしい。興味深いのは、毛沢東は殷の紂王、秦の始皇帝、唐の則天武后、隋の煬帝という中国史上暴君として有名な人物を評価し、著者に自分は聖人君子、坊主になるのはまっぴらだと普段から広言していたんですね。

著者は農民、労働者出身でなく医師と言ういわゆるプチブルジョワで妻の父親も国民党政府の高官だったのでいつ反革命主義者、右派として追放されるか緊張した生活を送らざるを得ず、事実、毛沢東の妻の江青から私を毒殺しようとしたとの言いがかりをつけられたり大変なんですね。
この江青は神経経衰弱の持ち主でお付きの看護婦には威張り散らし嫌われ者、猜疑心も強く文化革命の際には毛沢東に忠実な周恩来首相の追放まで画策するですね。面白いことに江青は毛沢東を和ますという名目でアメリカ映画を日夜上映していたんですね。
毛沢東も著者を全面的に信頼するのでなく、思想改造という名目で著者を幾度となく地方に下放し農民たちと一緒に働かさせテストしているんですね。そして身体の調子が悪くなると勝手に呼び寄せるんです。

さて、本の題名は『毛沢東の私生活』ですが、毛沢東が推進した強制的な農業集団化の人民公社推進とか農家の庭先での裏庭鋼炉設置とかの大躍進政策やのちのプロレタリア文化革命等の政治動向についても著者の知る範囲で詳述しています。性急な大躍進政策の失敗による膨大な餓死者やフルシチョフのスターリン批判を受けて政府幹部の中でも彭徳懐元帥や劉少奇、鄧小平らが大躍進政策を批判し毛沢東個人崇拝に代わる集団指導制や農民のやる気を起こさせる農業請負制の導入等が検討されるが、毛沢東がいわゆる紅衛兵を動員し江青らの四人組を指揮し文化革命を推進し清廉な彭徳懐元帥や実務能力のある劉少奇、鄧小平らを反革命主義者として糾弾していく過程を活写しています。

民主主義国家の日本の国民の一人の私としては、到底理解に苦しむイデオロギー闘争、というよりはイデオロギーに名を借りた権力闘争が行われ何千万人とか言われる多数の人々が処分処理されていったかを、知らされると唖然としたものを感じざるを得ませんね。
そして現代の中国で国民的人気のある周恩来については、著者は毛沢東に対する卑屈なまでの忠誠ぶりを皮肉をこめてコメントしています。

毛沢東の死後、二度の追放を受けた実権派の鄧小平がしぶとく復活し近代化路線を進め、現在の中国経済の成長をもたらしたのですが、まことに皮肉なもののように感じます。
著者が毛沢東に22年間も仕えたのは毛沢東に心酔していたのではなく、ブルジョワ出身というハンディのために何時反革命主義者と指弾され家族を路頭に迷わせるかも知れないという恐怖から頑張りとおしたということでしょうか。
著者はこの本が発売された3ケ月後にシカゴの自宅浴室で遺体となって発見されているんですね。 もちろん、中国では本書は発禁になっているそうです。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
予想通りの内容、とにかく私は毛沢東が嫌いだ・・・・と再認識しました
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年2月26日に日本でレビュー済み
出版された時は、著者の謎の死や政治的な思惑が絡んで一種の暴露本のように
思え、敬遠していた。今回改めて読んでみて、一人の人間が次第に裸の王様に
なっていく様子がよく描かれていると思いました。「紫禁城の黄昏」を書いた
ジョンストンを彷彿させますが、著者本人も多分意識していただろうと思う。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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