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山際淳司スポーツ・ノンフィクション傑作集成 単行本 – 1995/10/1
山際 淳司
(著)
汗と涙ばかりがスポーツの象徴ではない。知的で爽快なスポーツ・ノンフィクションの書き手として活躍、先日夭逝した著者の傑作選
- 本の長さ796ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1995/10/1
- ISBN-104163507205
- ISBN-13978-4163507200
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
江夏の21球/逃げろ、ボクサー/たった一人のオリンピック/スローカーブをもう一球…など、夭折した著者が生前に自ら選んだ、代表的スポーツ・ノンフィクション,エッセイの80篇を収録。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1995/10/1)
- 発売日 : 1995/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 796ページ
- ISBN-10 : 4163507205
- ISBN-13 : 978-4163507200
- Amazon 売れ筋ランキング: - 173,540位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,238位ノンフィクションのスポーツ
- - 7,659位スポーツ・アウトドア (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2024年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情景が目に浮かぶような文章表現です。亡くなられたのがとても残念です。
2024年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品に近かった。値段からすると、かなりお得。ありがとうございました
2009年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
故・山際淳司さんの傑作集選。
本書を語るのに、打って付けの言葉が、著書『グッドラック』(中公文庫) の中にある。
「星というのは不思議なもので、見れば見るほど、肉眼で見える星の数が増えていく。
初めのうちは、一等星、二等星、三等星あたりの光度の強い星が見える。
そのままじっと視線を変えずに夜空を見つづけると、
もっと弱い光の星が見えてきて、その数は徐々に増えていく。」
この本には、強くなくとも、しっかりと光る星が散りばめられている。
スターシステムと揶揄される、今のスポーツライティング・スポーツ界の現状に対して、
二宮清純さんのように、ジャーナリスティックなわけでもなく、
金子達仁さんのように、スキャンダラスなわけでもなく、
玉木正之さんのように、アカデミカルなわけでもない。
『こんなのがあってもいいんじゃないかな?』そんな風に、山際さんは優しく語りかける。
それは、『スポーツは批判するものではなく、楽しむもの。』という、
山際さんの生き方を投影しているようですらある。
日本における最高のスポーツライターであると、僕は自身をもって推薦したい。
本書を語るのに、打って付けの言葉が、著書『グッドラック』(中公文庫) の中にある。
「星というのは不思議なもので、見れば見るほど、肉眼で見える星の数が増えていく。
初めのうちは、一等星、二等星、三等星あたりの光度の強い星が見える。
そのままじっと視線を変えずに夜空を見つづけると、
もっと弱い光の星が見えてきて、その数は徐々に増えていく。」
この本には、強くなくとも、しっかりと光る星が散りばめられている。
スターシステムと揶揄される、今のスポーツライティング・スポーツ界の現状に対して、
二宮清純さんのように、ジャーナリスティックなわけでもなく、
金子達仁さんのように、スキャンダラスなわけでもなく、
玉木正之さんのように、アカデミカルなわけでもない。
『こんなのがあってもいいんじゃないかな?』そんな風に、山際さんは優しく語りかける。
それは、『スポーツは批判するものではなく、楽しむもの。』という、
山際さんの生き方を投影しているようですらある。
日本における最高のスポーツライターであると、僕は自身をもって推薦したい。
2014年5月7日に日本でレビュー済み
もう亡くなって20年近くなっているのだが、スポーツノンフィクション、エッセイの世界に彼を超える文章を見ない。
1・2作は、これはと思わせる若手が書くのだが、持続力や起きた出来事と時間をあけずにタイムリーな発信を続ける
能力になると追いついていない。
この連休中にまたこの本を開いて読んだ。過ぎた時代だが同じ時を共有した自分には書かれたシーンの一つひとつが目の
前に浮かんでくる。現役を退いた人たちが殆んどで、若い人たちになかなか共感を持ってはもらえないのだろうが、柔らかな
文章の中に山際さんの人となりが浮かぶし、スポーツを見る目の一つの形が納得されるのではないだろうか。
いろいろなところで本人が書いてもいるが、実際にスポーツを体験・実見したところから書き始めているので、頭で考えたもの
でない臨場感に包まれるよさがあるし、それが彼の本を何度も読み返せる理由でもある。この傑作集は彼が亡くなる前に自分で
取捨選択を始めていたものを死後に整理し出版されたもので、いくつか彼の選集はあるが、やはり一番のものだろう。
スポーツノンフィクションのお手本となる、何度も読み返せるいい本です。
1・2作は、これはと思わせる若手が書くのだが、持続力や起きた出来事と時間をあけずにタイムリーな発信を続ける
能力になると追いついていない。
この連休中にまたこの本を開いて読んだ。過ぎた時代だが同じ時を共有した自分には書かれたシーンの一つひとつが目の
前に浮かんでくる。現役を退いた人たちが殆んどで、若い人たちになかなか共感を持ってはもらえないのだろうが、柔らかな
文章の中に山際さんの人となりが浮かぶし、スポーツを見る目の一つの形が納得されるのではないだろうか。
いろいろなところで本人が書いてもいるが、実際にスポーツを体験・実見したところから書き始めているので、頭で考えたもの
でない臨場感に包まれるよさがあるし、それが彼の本を何度も読み返せる理由でもある。この傑作集は彼が亡くなる前に自分で
取捨選択を始めていたものを死後に整理し出版されたもので、いくつか彼の選集はあるが、やはり一番のものだろう。
スポーツノンフィクションのお手本となる、何度も読み返せるいい本です。
2005年12月3日に日本でレビュー済み
「江夏の21球」という(実質的)デビュー作以来、常に温かい視線でスポーツマンを観てきて、的確、冷静な説明をしてくれた山際さんの作品の「ベスト版」であろう。80編ものスポーツドキュメンタリー、エッセイなどは、どれもこれも、全て納得でき、しかも、不快感を一切残さない。
時として対戦相手のあるスポーツの論評の宿命として、贔屓の方をほめ、相手を責め、あるいは、贔屓の失態を罵倒するのがファンとしての義務であるなどというスポーツ評論に出くわすが、山際さんの作品にはこれがない。
この集大成というべき作品集は、どこから読んでも、どこでページを閉じても、不愉快な気持ちが残らないのは見事というしかない。
夭折の天才スポーツライターに合掌
時として対戦相手のあるスポーツの論評の宿命として、贔屓の方をほめ、相手を責め、あるいは、贔屓の失態を罵倒するのがファンとしての義務であるなどというスポーツ評論に出くわすが、山際さんの作品にはこれがない。
この集大成というべき作品集は、どこから読んでも、どこでページを閉じても、不愉快な気持ちが残らないのは見事というしかない。
夭折の天才スポーツライターに合掌