室井滋と宮部みゆきの対談集で、室井さんの作品に宮部が感想を入れているところなどは、なるほどと思ってしまう。
基本は2人の対談なので、正直、内輪で盛り上がっている感じがしてしまうところがある。でもでも、2人の仕事への思いや、態度は『へぇ~』と感心してしまうし、あの話はそんなことが基になっているのかぁ!といった驚きもあって、作家宮部みゆきを知りたい人にはオススメです。宮部作品とは関係ないので、対談が気になるひとは止めた方がいいです。
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チチンプイプイ 単行本 – 2000/4/1
ミステリとエッセイの人気作家二人が異色の顔合わせ。結婚、仕事、趣味、そして室井滋ミステリ執筆初挑戦まで抱腹エピソード満載!
- 本の長さ236ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2000/4/1
- ISBN-104163561404
- ISBN-13978-4163561400
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ミステリー作家と女優&エッセイスト、売れっ子の二人が語って食べて作って笑った美味しい対談集。宮部みゆきの書き下ろしエッセイと、室井滋の初のミステリーを収録。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2000/4/1)
- 発売日 : 2000/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 236ページ
- ISBN-10 : 4163561404
- ISBN-13 : 978-4163561400
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,588,477位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,656位論文集・講演集・対談集
- - 22,033位近現代日本のエッセー・随筆
- - 138,311位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年生まれ。東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
1992年 「龍は眠る」で第45回日本推理作家協会賞長編部門、 同年「本所深川ふしぎ草紙」で第13回吉川英治文学新人賞。1993年 「火車」で第6回山本周五郎賞。1997年 「蒲生邸事件」で第18回日本SF大賞。1999年 「理由」で第120回直木賞。2001年 「模倣犯」で毎日出版文化賞特別賞、第5回司馬遼太郎賞 、 第52回芸術選奨文部科学大臣賞文学部門をそれぞれ受賞。2007年 「名もなき毒」で第41回吉川英治文学賞受賞。2008年 英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Award 受賞。2022年 第70回菊池寛賞受賞。
カスタマーレビュー
星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2003年1月2日に日本でレビュー済み
ジャーナリスト的な作家と妄想的な作家の対談集。
作家宮部みゆきは、あの林真理子氏から松本清張の長女的な位置にいる人と賞讃されているミステリー作家。「20代で読みたい本」で松本清張の娘として紹介されていたので、真に受けていました。
しかし、ミステリー作品の生みの苦しみは本人の意識外でも起こっているらしいのです。室井滋氏も負けじと習作を公開しています。それにまつわる分析も、別の視点で描かれた作品も読み応えバッチリ。
この本で解説していてプロの目を感じることができました。
何より対談の回を増すごとに2人は打ち解けてくる様子が楽しいのです。
宮部みゆきも感心しているとおり、室井の女優としての才能と作家としての才女ぶりに驚かされる本です。
作家宮部みゆきは、あの林真理子氏から松本清張の長女的な位置にいる人と賞讃されているミステリー作家。「20代で読みたい本」で松本清張の娘として紹介されていたので、真に受けていました。
しかし、ミステリー作品の生みの苦しみは本人の意識外でも起こっているらしいのです。室井滋氏も負けじと習作を公開しています。それにまつわる分析も、別の視点で描かれた作品も読み応えバッチリ。
この本で解説していてプロの目を感じることができました。
何より対談の回を増すごとに2人は打ち解けてくる様子が楽しいのです。
宮部みゆきも感心しているとおり、室井の女優としての才能と作家としての才女ぶりに驚かされる本です。
2003年2月6日に日本でレビュー済み
宮部みゆきは私と同世代ということは知ってはいたが、室井滋も同世代だとは今回はじめて知った。ちょっと愉快。対談を始めた頃は30代後半、ともに独身。妙に気が合う二人ではある。
タクシー運転手の妙に怖いこぼれ話、宮部のかたくなな地元志向、室井のほろりとする父親の話、室井のミステリ初挑戦に宮部が添削(これが案外基本的なミステリ教室になっている)、美味しそうな対談料理の数々。ちょっと楽しい時間を共有できる対談集ではある。
タクシー運転手の妙に怖いこぼれ話、宮部のかたくなな地元志向、室井のほろりとする父親の話、室井のミステリ初挑戦に宮部が添削(これが案外基本的なミステリ教室になっている)、美味しそうな対談料理の数々。ちょっと楽しい時間を共有できる対談集ではある。
2002年1月23日に日本でレビュー済み
室井滋と宮部みゆき、私の好きな女優さんと作家さんがタッグを組んだ。一見ミスマッチのようだけど、実はとっても気の合う同士のようだ。おいしいものを食べながら(いいなー)話が盛り上がる盛り上がる。その場で一緒におしゃべりしているかのような気分になれる楽しい一冊。