~「ママ」と引退後に勝が15年振りに言ったこと。
それを聞いた光司が「兄ちゃんはずるい、僕も呼びたいがおかみさんをママと言ったら相撲が終わっちゃうんですよ」と言った話。泣けました。
数奇な運命のもとに生きた家族の驚きの日常が綴られていて興味深い。
相撲という伝統を守りながら現代社会に生きる苦しみ、今の皇室問題に通じるものも感じる。
~~だけどこれだけ続いてきた伝統を、私たちは大切に守っていくべきだろう。
面白おかしく、興味本位で貴乃花親方や関係者をとりあげる下世話なマスコミには嫌悪感を覚える。
これだけの努力を重ねて相撲界に24時間365日、何十年も貢献してきた方々に対し、私たち一般市民は敬意を払ってしかるべきだと思う。~
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凛として 単行本 – 2000/11/1
花田 憲子
(著)
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- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2000/11/1
- ISBN-104163571507
- ISBN-13978-4163571508
商品の説明
商品説明
花田憲子は、二子山親方の妻である。若乃花、貴乃花という2人の横綱を生み育てた母親でもある。また、祖母であり、姑であり、多くの弟子を抱える相撲部屋のおかみさんでもある。
本書には、著者と親方との出会いから始まって、2人の子どもの出産、成長、相撲とのかかわりから現在に至るまで、順を追って丁寧につづられている。それらを縦軸に、世間を騒がせたさまざまなできごとを横軸に織り込みながら、話は進められていく。振り返れば、彼女はいつもニュースの渦中にあった。空前の相撲ブームにのった、若・貴兄弟への報道の過熱。貴乃花と宮沢りえとの婚約発表と破棄。バッシング報道。貴乃花洗脳疑惑。相撲部屋の脱税疑惑。2人の子どもの結婚。若乃花関の引退。そして最近では、著者のM医師との不倫疑惑。
とかく世間とは、報道された内容を信じ込みがちである。ニュースには尾びれ背びれがつき、真実と全くかけ離れたものへと姿を変えてしまうこともある。こうした報道の姿に疑問を抱いていた著者は、本書の中でこうした疑惑、批判のひとつひとつに真正面から向き合い、自分の言葉で真実を語っている。「いつか、真実を語りたい――」「数年前から私は、間違った報道によって傷つけられた家族と私自身の名誉を守らなければならない、という強い思いを抱くようになりました」との言葉どおり、彼女は、それぞれの問題について、誠実に語りかけている。彼女の手記からは、これから彼女自らの生き方すらも変わっていくであろう将来が暗示されている。(中前秀美)
本書には、著者と親方との出会いから始まって、2人の子どもの出産、成長、相撲とのかかわりから現在に至るまで、順を追って丁寧につづられている。それらを縦軸に、世間を騒がせたさまざまなできごとを横軸に織り込みながら、話は進められていく。振り返れば、彼女はいつもニュースの渦中にあった。空前の相撲ブームにのった、若・貴兄弟への報道の過熱。貴乃花と宮沢りえとの婚約発表と破棄。バッシング報道。貴乃花洗脳疑惑。相撲部屋の脱税疑惑。2人の子どもの結婚。若乃花関の引退。そして最近では、著者のM医師との不倫疑惑。
とかく世間とは、報道された内容を信じ込みがちである。ニュースには尾びれ背びれがつき、真実と全くかけ離れたものへと姿を変えてしまうこともある。こうした報道の姿に疑問を抱いていた著者は、本書の中でこうした疑惑、批判のひとつひとつに真正面から向き合い、自分の言葉で真実を語っている。「いつか、真実を語りたい――」「数年前から私は、間違った報道によって傷つけられた家族と私自身の名誉を守らなければならない、という強い思いを抱くようになりました」との言葉どおり、彼女は、それぞれの問題について、誠実に語りかけている。彼女の手記からは、これから彼女自らの生き方すらも変わっていくであろう将来が暗示されている。(中前秀美)
内容(「MARC」データベースより)
結婚して30年、部屋を開いて18年余り、土俵に上がらなくとも毎日相撲を取っているかのような相撲漬けの生活。貴ノ花の妻として、部屋のおかみさんとして、兄弟横綱の母としての半生を自ら語る。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2000/11/1)
- 発売日 : 2000/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 254ページ
- ISBN-10 : 4163571507
- ISBN-13 : 978-4163571508
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,099,179位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年6月1日に日本でレビュー済み
憲子さんの忍耐強さ、冷静な判断力、物事に対する誠実さがとてもよく伝わって来ます。ふたりの子供を横綱にしただけあって、子育てに関する考え方についても、自らの子供を甘やかす昨今においては学ぶべき点が多いと思います。
また、マスコミの実態についても事細かに書かれているため、今後のワイドショーなどの見方が変わる人も少なくはないと思います。数々のバッシングにも耐え、これからの人生を「ひとりの女性として」生きていこうという姿に自分も頑張らなければと勇気づけられました。憲子さんには、これからの人生を自分らしく、幸せに生きて欲しいと心から思いました。
また、マスコミの実態についても事細かに書かれているため、今後のワイドショーなどの見方が変わる人も少なくはないと思います。数々のバッシングにも耐え、これからの人生を「ひとりの女性として」生きていこうという姿に自分も頑張らなければと勇気づけられました。憲子さんには、これからの人生を自分らしく、幸せに生きて欲しいと心から思いました。