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成功する読書日記 単行本 – 2002/10/1
鹿島 茂
(著)
- 本の長さ228ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2002/10/1
- ISBN-104163590102
- ISBN-13978-4163590103
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
まずは引用、質より量、飛ばし読みOK…。カシマ流読書日記のすすめ。『週刊文春』連載「私の読書日記」1998~2001年掲載分をまとめたもの。巻末に書き込み式読書日記帳付き。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2002/10/1)
- 発売日 : 2002/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 228ページ
- ISBN-10 : 4163590102
- ISBN-13 : 978-4163590103
- Amazon 売れ筋ランキング: - 330,727位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月22日に日本でレビュー済み
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無理して、色々なことを読書日記に書こうとすると、最初だけで、息切れしてしまい、結局挫折することに。その点、この本は、読書日記には、最低限、日付と題名、著者、読了日、値段を書けばいい、とアドバイスしているので実践的。これなら、無理せず、続けられる。
2023年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
○先日のNHKの番組でも語っていたが、鹿島茂は文学全集を配本順にどんどん読み倒していったという。
○そういうことを10代のうちにできた人がどれくらいいるかは知らないが、あちらこちらに飛び移る心を一点に落ち着かせられなかった10代を過ごした身にとっては、ほろ苦い羨望を抱く。
○「量を軽んずるなかれ」
本を途中で読み捨てたり、積読状態で次から次に本を買ったり、興味のある本だけを繰り返し読む読み方を戒められるような気分。
○「読み飛ばしOK」しかし「読み終えようという確固たる意志を持て」
そして、読書日記については「無理をするな」という優しいエール。
○これまでもささやかな愉しみとして、本の気に入った箇所を書き写すことをやってきましたが、明日からも、また愉しみながら、やっていきましょう。
○鹿島氏のようなコレクター気質や網羅性への欲求は強くないけれど、とりあえず最後の頁をめくらない限り、一番愉しいところを食い逃しているという気になりました。
○そういうことを10代のうちにできた人がどれくらいいるかは知らないが、あちらこちらに飛び移る心を一点に落ち着かせられなかった10代を過ごした身にとっては、ほろ苦い羨望を抱く。
○「量を軽んずるなかれ」
本を途中で読み捨てたり、積読状態で次から次に本を買ったり、興味のある本だけを繰り返し読む読み方を戒められるような気分。
○「読み飛ばしOK」しかし「読み終えようという確固たる意志を持て」
そして、読書日記については「無理をするな」という優しいエール。
○これまでもささやかな愉しみとして、本の気に入った箇所を書き写すことをやってきましたが、明日からも、また愉しみながら、やっていきましょう。
○鹿島氏のようなコレクター気質や網羅性への欲求は強くないけれど、とりあえず最後の頁をめくらない限り、一番愉しいところを食い逃しているという気になりました。
2015年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の内容を自分のものにするには、引用と要約が大切らしい。その本の論旨を象徴する重要な文章を抜き出して(引用)その本を再構成する修行と、その本に書かれていない自分の言葉で要約する修行が必要とのこと。引用によって学識を得たフランス人の話が載っているが、これって大英博物館で膨大な読書ノート(引用)をつくっていた南方熊楠と同じではないかと思った。
2004年4月29日に日本でレビュー済み
成功する読書日記・入門編。まずはアトランダムな引用から初めて、次に引用だけからなるレジュメかコント・ランデュ(compte-rendu:物語や思想を自分の言葉で言い換えて要約)。それに簡単な感想かコメントをつけて、読書日記はここまで。そこから先は「批評という大それた行為」の領域だと書いてある。あとがきにかえて添えられた「理想の書斎について」がよかった。膨大な蔵書を誇る図書館を書庫代わりにつかう、書庫なし、書棚なしの「理想生活」を送るためにも、引用レジュメやコント・ランデュで読書日記をつける習慣が不可欠だと書いてある。成功する読書日記・実践編では、「オタクたちのバイブルとしての『嘔吐』」が面白かった。
2003年8月25日に日本でレビュー済み
文春の記事は読んでいたが、何となくとっつき難い感じで敬遠していた。かなりな蔵書家で博学な方というイメージのほかに、こっちの勝手な思いこみで申し訳ないのだが「変人」という気がしていた。しかし実際本を買ってみると、すっと読みやすい、変な誇張のない文章の中から、円満な好ましい感じがつたわってきます、、ものすごい量の本を読みそのためかなり犠牲を払っている部分があると想像できるのに、全くそんなことは問題にしていない、本を大量に読むことは自分の生活の一部であるといった筆者のライフスタイルに教えられることが多い。
2002年11月5日に日本でレビュー済み
週刊文春に掲載された読書日記と、読書日記をつけてみましょう、という文章との合わせ技。付録に読書日記帳が数ページついているが、鹿島茂の読者なら、無用の長物となりそうな数ページだ。それを削ったぶんだけ安くしろ、なんてヤボなことは申しませんが・・・。
専門のフランス文学はもとより、守備範囲もなかなかひろく、好奇心も旺盛。理想の書斎の作り方といった身辺雑記ふうな文章も、なかなか楽しめる。他人はどんな本を読んでいるのだろう、というのは本好きの人が誰でも考えることだが、読書日記を読んだのに、一冊もそそられる本がなかった、なんていうのは、他人の銀行通帳をのぞかせてもらったようなもの。まあその点は安心していい。読んでみたい、と思う本はかならず見つかるはずです!。!!逆に、あまりみごとに紹介されてしまうと、読んだ気になってしまいそうなところがこわい。トイレ本、書斎本、居間本、寝室本、電車本などの区分けにも、自分と同じことをしているなあとうなずく人も多いだろう。インターネットによる通販では、手に取ってみることができないという弱点を指摘している。これにも同感。しかし、ここに紹介されている本を、いざ買いたいと思っても、すんなりと手に入るとは思えない。そこでインターネットで、ということになるのだが、そのためにも、良質で、楽しいカスタマレビューが、もっと出てほしいと思う。
専門のフランス文学はもとより、守備範囲もなかなかひろく、好奇心も旺盛。理想の書斎の作り方といった身辺雑記ふうな文章も、なかなか楽しめる。他人はどんな本を読んでいるのだろう、というのは本好きの人が誰でも考えることだが、読書日記を読んだのに、一冊もそそられる本がなかった、なんていうのは、他人の銀行通帳をのぞかせてもらったようなもの。まあその点は安心していい。読んでみたい、と思う本はかならず見つかるはずです!。!!逆に、あまりみごとに紹介されてしまうと、読んだ気になってしまいそうなところがこわい。トイレ本、書斎本、居間本、寝室本、電車本などの区分けにも、自分と同じことをしているなあとうなずく人も多いだろう。インターネットによる通販では、手に取ってみることができないという弱点を指摘している。これにも同感。しかし、ここに紹介されている本を、いざ買いたいと思っても、すんなりと手に入るとは思えない。そこでインターネットで、ということになるのだが、そのためにも、良質で、楽しいカスタマレビューが、もっと出てほしいと思う。
2002年11月15日に日本でレビュー済み
読書という行為の記録の取り方、読書から得た知識の整理の仕方という観点からとても参考になる部分があった。引用、レジュメ、コント・ランデュなど類書にはないテクニックが興味深い事例とともに紹介されている。文章も大変読み易く、この手の読書術みたいなものを探している方にはお勧めしたい。