無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
菜の花の沖(四) 単行本 – 1982/9/25
司馬 遼太郎
(著)
エトロフ島は好漁場であったが、すさまじい潮流が行く手を妨げ、未開のままだった。しかし幕府は北辺の防備を固めるため、ここに航路を確立する必要を痛感して、この重要で困難な仕事を嘉兵衛にゆだねた。彼の成功は蝦夷人にも幕府にも大きな利益をもたらすだろう。しかしすでに、ロシアがすぐ隣のウルップ島まで来ていた。
- 本の長さ341ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日1982/9/25
- ISBN-104163631402
- ISBN-13978-4163631400
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (1982/9/25)
- 発売日 : 1982/9/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 341ページ
- ISBN-10 : 4163631402
- ISBN-13 : 978-4163631400
- Amazon 売れ筋ランキング: - 879,451位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 221,189位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1923年大阪市生まれ。大阪外国語学校蒙古語部卒。「ペルシャの幻術師」で講談倶楽部賞、『梟の城』で直木賞を受賞。『竜馬がゆく』『国盗り物語』『坂 の上の雲』『空海の風景』『翔ぶが如く』など構想の雄大さ、自在で明晰な視座による作品を多数発表。この他『街道をゆく』『風塵抄』『この国のかたち』な どの紀行、エッセイも多数。’96年逝去(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 司馬遼太郎と寺社を歩く (ISBN-13: 978-4334747213)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年3月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
司馬遼太郎の名著の一つであり、一介の承認であるが日本を代表して、ロシアの船長と交渉する、高田屋嘉兵衛の精神の素晴らしさが表されている。
2016年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鎖国政策の下で、海洋資源を求めて北海道、北方海域へと経済圏を拡大していく様子が手に取るように描写されています。
2013年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今後も機会あり次第利用したいと思っています。新書を買う必要ないですね。
2015年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
全6巻のながい物語ですが
深くはまれます、あっという間に読み切ってしまいました。
お勧めです
深くはまれます、あっという間に読み切ってしまいました。
お勧めです
2022年5月14日に日本でレビュー済み
嘉兵衛が、挫折とまではいかないが、出鼻を挫かれ、苦難を味わう巻。彼の目指す道は、崇高なものに思えるが、身分社会の煩わしさや、さまざまな軋轢が、立ちはだかって、幕府の蝦夷地直轄経営は、頓挫する。だから言わんこっちゃない、と言う非難の声が聞こえるようだ。
嘉兵衛の味わう苦難がリアルで、読んでいてやり切れない気分になってしまった。今なお禍根の残る北方領土問題。ロシアが牙をむき、ますます解決からほど遠くなった今読むと、現実の厳しさを痛感させられる思いになった。
ロシアが絡むと、素直に楽しめない、と言うのが、正直な読後感。
嘉兵衛の味わう苦難がリアルで、読んでいてやり切れない気分になってしまった。今なお禍根の残る北方領土問題。ロシアが牙をむき、ますます解決からほど遠くなった今読むと、現実の厳しさを痛感させられる思いになった。
ロシアが絡むと、素直に楽しめない、と言うのが、正直な読後感。
2021年1月9日に日本でレビュー済み
人間は生まれた場所や民族で虐げられてはならない。
人の一生は、健康で息災に働くことにあるのだから。
この第4巻は少々学術的である。というよりか、
私がものを知らないため、新しく学ぶことが多かった。
北方四島についても知らなかったことばかり。
伊能忠敬と嘉兵衛は出会っていたのですね。そっけない感じの
出会いだが、「快男児」同志の出会いなんてそんなものかも。
嘉兵衛の武士に対する考えが良い方向に変わってくるところが
面白かった。嘉兵衛も「公」にめざめてくる。
人間は生まれた場所や民族で虐げられてはならない。
人の一生は、健康で息災に働くことにあるのだから。
この第4巻は少々学術的である。というよりか、
私がものを知らないため、新しく学ぶことが多かった。
北方四島についても知らなかったことばかり。
伊能忠敬と嘉兵衛は出会っていたのですね。そっけない感じの
出会いだが、「快男児」同志の出会いなんてそんなものかも。
嘉兵衛の武士に対する考えが良い方向に変わってくるところが
面白かった。嘉兵衛も「公」にめざめてくる。