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先達の御意見 単行本 – 2005/4/26

4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2005/4/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/4/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 214ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163669906
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163669908
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 8個の評価

著者について

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酒井 順子
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上位レビュー、対象国: 日本

2015年3月9日に日本でレビュー済み
出ているので手にとりましたが、対談自体は以前読んだものでした(><)

先達・・最近、お遍路さんなどでより慣れていない信者さんを
集めたりする上級信者さんのことを意味すると知りました。

今読めば 都心出身・裕福な階層出身・才知に富んだ酒井さんは まさしく負け犬を代弁するオピニオンリーダー(笑)でありながら
もっとも数的に一般的な負け犬(地方で非正規で子育て時期を負担できる男性との接点もない・・)とかけ離れた人であることも明瞭。
これはマスコミ業界に生息することもさるながら、高偏差値女子高出身というのが
間違いなく原因でしょう。
「ブス」といきなり原始人のような男子に素面でいわれるあのショックを通過していない人特有の切迫感のなさですW

上坂さんとの対談がいちいち面白い。
負け犬など存在しえない時代に 道を貫いた 上坂さんの発言はいちいち肝が据わっていて
怖いW戦争ドキュメンタリーの人としか思っていませんでしたがこのような女子ウォッチャーの一面もあったとは知りませんでした。 

その見合い、死に花。
女の結婚は生まれ変わりですね。
2006年12月20日に日本でレビュー済み
この対談集はなかなか興味深かった。

エッセイストである酒井は、普段は「私はこう思う」とか「こんなことがあった」とか、常に一人称で語っているわけだ。

お仲間ではなく強面の面々と対談することによって、酒井側からの一方通行であったベクトルが、「お歴々」の側からはね返ってくる、という場を生み出した。

このことが、はからずも現実の酒井の姿を露呈することとなってしまった。

これまでは「下ネタ上等」などという姿勢にごまかされ、あまり日の当たらなかった酒井の「お嬢」な部分が、誰の目にもはっきりした。

特に上坂冬子に「高級負け犬」と呼ばれて否定しないというところに、大きなボロが出ている。

「高級負け犬」と言われて「ええ、まあ」なんて言える女性がどれだけ居るだろう。

酒井はそういう数少ない女性のひとりであったのだ。

「少子化検討委員会」への物見遊山的な参加といい、この対談といい、杉浦由美子が指摘したように酒井は庶民の女の代表なんかでは全くなかった。「酒井の言っている負け犬は、もともと高級犬」であったのだ。

林真理子のように成り上がった女性は、もともとの底辺がどういうものか、肌身で知っている。だから、中流の上〜上流社会の事象に言及するときには、「これって、普通の人はしないようなゼイタクでしょう。」とわかるような言い方をする。酒井にはそれができない。

今までの固定客にすら酒井順子の正体がバレた、という点では、重要な一冊である。「負け犬」とセットで読まなければいけない。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月20日に日本でレビュー済み
丁寧な語り口ですが、赤裸々な彼女が好きです。
徹子の部屋をそろそろ佐和子の部屋にしてほしい、インタビューアー
阿川さんに始まり、最後がお医者さん、香山リカ。
一番明快なのは元トヨタOLだった上坂さんとの対談です。少子化についても「男性に対する女たちの期待が薄れ、親になることの意味も不明になってる...もはや厚生労働省の分野じゃありません」とバッサリ。(91頁) 買う買わないは別として一読をすすめます。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年6月1日に日本でレビュー済み
「負け犬」で一躍時の人となった直後の酒井順子氏と人生の先輩たちとの対談集。
この期におよんで男にひっぱっていってもらいたい酒井氏の女心が哀れ。
美人女優だって35歳過ぎれば召使のような男を選ぶ時代だというのに…男を頼りたいって
女の側からの(男尊)ジョヒなんじゃないのかい?というのがひとつ。
もうひとついわせてもらうなら、紀宮さまは不倫や暴力男に青春を奪われて晩婚だったわけ
ではないのに、お仲間よばわりは失礼じゃないだろうか。
それに「ゴミ」なんてネタとしても言うなよ・・・「平田満程度で」等の表現も笑えない・・・
しゃべったのがよくなかったのかも。やはり書いてほしい。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年6月26日に日本でレビュー済み
唯一の男性である鹿島茂氏との対談が一番印象に残った。
他の人は女性に関して議論していたが、鹿島氏とは
男性について(特に性の問題について)あからさまに
語っていた点が面白かった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年5月4日に日本でレビュー済み
■『負け犬の遠吠え』風装幀。いくつかの雑誌の対談集です。でも寄せ集めじゃあありません。「先達」たちの珠玉の言葉があちこちに! 経験からくる言葉は重い■「月夜の狼」か『山月記』か、という風情をかもしだす著者の「反省」っぷり?も魅力です■『枕草子』や『源氏』についての話題が多く、さりげなーく古典への招待に 笑■2時間で読めてしまう本ではありますが熟読に値。個別に引用したいところです。本当は「男性」にこそ読んでいただきたい。ギャグとマジがビミョウに交錯。対談相手は表紙を拡大するとわかります。田辺聖子さんがとくに☆
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年4月21日に日本でレビュー済み
「負け犬」論争の著者の作品。この著者の作品は幾つか読んだのだが、この作品は対談集となっていた。私は、個人的には、最後の「香山リカ」との対談が印象に残った。香山さんも確か独身のはずだが、仕事をきちんと持っていて、とても活躍している方だ。私も独身で、「負け犬」なのだが、過去には一時、それを気にしたこともあるが、最近ではあまり気にしなくなってきた。最近では、独身とか、ひとりの人対象の生き方本のようなものが多く出ていて、私もそれらを読んだりするが、考えている事は殆ど同じで、大差なく、それらを読んで特別感銘を受けることもなく、事実として受け止めている。人生における幸せとは何だろう。「勝ち」「負け」とは何だろうか。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年5月16日に日本でレビュー済み
「負け犬の人」として定着した酒井順子さんが、その道の先輩方と「負け犬道」について語るという形です。「30代の負け犬なんてまだいいほう、生き物扱いだもの。40代の負け犬なんてゴミよ」という坂東氏の発言はすごいです。しかし、負け犬と勝ち犬(こんな言い方はないか)ある時点で、交差して、後ごちゃまぜになる、っていう気もしないではないです。つまり、50代になれば、勝ち犬だろうが、負け犬だろうがゴミ以下になるからっ!(酒井氏によれば墓場)ていうことですが、人生このゴミからの後半生が意外や楽しいかも~?と今まさにゴミである私は考えております。はっきり見えてくるんですよね、ビジョンが。えっ!それは何か?言えません・・・ だって良識ある主婦の考えから大きく逸脱しておるからです(笑)。勝ち犬必ずしも、健康的な哲学の持ち主というわけではないですぞ。ゴミも発酵しつついろんなことを考える、結婚とか子育てとかのテーマをクリアしている分、案外主婦の悩みは思索的な世界に向かっています。一昔前、独身貴族という言葉がありましたが、いまや子育て後の主婦こそ「おちぶれ貴族」なのです。
女の生き方を縦軸(勝ち組⇔負け組)、横軸(勝ち犬⇔負け犬)という座標内でしか決定できない、もしくは、その居場所をしることでひと安心というのは、なんだかずいぶん息苦しいような気がします。 その点、対談相手の先達たちの意見は骨があり、遊びがあり、面白かったです。若い人では、香山リカさんが面白かったです。負け犬の出発点=秀才キャラの女学生ていうのには思わず手を打ちました。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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