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ショージ君の養生訓 単行本 – 2005/11/1
東海林 さだお
(著)
- 本の長さ349ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2005/11/1
- ISBN-104163676309
- ISBN-13978-4163676302
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2005/11/1)
- 発売日 : 2005/11/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 349ページ
- ISBN-10 : 4163676309
- ISBN-13 : 978-4163676302
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,403,213位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,760位健康法
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2006年1月20日に日本でレビュー済み
「天ハ二物をアタエズ。」と言うが、東海林さだおさんの場合、漫画の能力と文章能力の2つの能力を持っているからうらやましい限りである。あるライターから、文章を書く前には東海林さんの文章は絶対に読まない。と聞いた。なぜなら、読むと、自分の文章力のなさに嫌悪感を覚えるからだ。と言う。観察力のすごさ、文章力の高さは、B級グルメを語っても、超A級だ。この本も東海林さんの文章力、表現力に感心しつつ、一気に読んでしまった。(松本敏之)
2015年9月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一つのテーマのために新たに書き上げた本ではなく、長年書き綴ってきた東海林さんのエッセーから健康に関するものを選りすぐったコレクションであり、歌手ならばアルバムというやつである。
健康というとどうしても老いということから切り離せない。 「58歳の告白」では 「何か近頃世の中が変である。本の活字が昔より小さくなって例えば鬱という漢字などは中が何かぐちゃぐちゃした黒い塊にしか見えない。インクも節約しているせいか印刷もかすれていてろくに読めもしない」 と、世の中の衰退によって老人にとって不便ばかりが増えると嘆いてみせる。しかし良いこともあると東海林さんはひとつの事例をあげる。それは 「歳とって僕は顔の面積を広げることができた。とにかく増やすとか広げるとかできるのは喜ばしいことに違いない」という。喜ばしいかどうかはともかく、僕は最近ある法則を発見した。顔の大きい人は老人になると身体全体が縮んでゆく中で顔の比率が益々大きくなる傾向があるということだ。まさに東海林さんと意見の一致を見出した項目である。
「僕の実力公表」 は体育の日か何かに体力や運動能力を測定してもらい、その結果をロボットに診断してもらったときの報告である。東海林さん35歳、一緒に参加した編集部員 I 氏が36歳だった。東海林さんもまだ青年だったので1歳年上の I 氏には負けてはならじと激しい競争心を燃やしてこれにあたるのだが、どのテストにおいても奴 (もはや I 氏は憎しみの対象になっている) は東海林さんを上回る数字をたたき出しロボットからも20歳代後半の体力と評価され 「ステキナアナタハジョセイニモニンキガタカク・・・・」 などという嬉しいコメントまでいただいている。東海林さんは30歳代前半の体力と評価されたものの、「ステキナアナタ」 「ジョセイニモニンキ」 とかの言葉が一切もらえず、このことに関しては憤懣やるかたなしという結果になった。ともあれ30代に書かれたこのエッセーには「グヤジー」 「コノー、ニャロメー」 等ショージ君精神の原点があるといえるだろう。
「養護老人ホーム浴風館訪問記」 「人間ドック入院記」 はともに東海林さんが30~40歳代でまだまだ若い頃に果敢に挑んだルポルタージュで東海林さんらしいおふざけもありとても楽しい。その頃までの東海林さんは入院の経験がなく、入院という言葉には「高原のサナトリウムに燃える美しくもはかない恋」 のイメージしか描けず、何か浮ついた気持ちを抱いて入院を果たしたものの現実の入院生活でそうした甘い幻想は次々と砕かれてしまう。こういうルポを書かせたら東海林さんの右に出る者はいない。
健康というとどうしても老いということから切り離せない。 「58歳の告白」では 「何か近頃世の中が変である。本の活字が昔より小さくなって例えば鬱という漢字などは中が何かぐちゃぐちゃした黒い塊にしか見えない。インクも節約しているせいか印刷もかすれていてろくに読めもしない」 と、世の中の衰退によって老人にとって不便ばかりが増えると嘆いてみせる。しかし良いこともあると東海林さんはひとつの事例をあげる。それは 「歳とって僕は顔の面積を広げることができた。とにかく増やすとか広げるとかできるのは喜ばしいことに違いない」という。喜ばしいかどうかはともかく、僕は最近ある法則を発見した。顔の大きい人は老人になると身体全体が縮んでゆく中で顔の比率が益々大きくなる傾向があるということだ。まさに東海林さんと意見の一致を見出した項目である。
「僕の実力公表」 は体育の日か何かに体力や運動能力を測定してもらい、その結果をロボットに診断してもらったときの報告である。東海林さん35歳、一緒に参加した編集部員 I 氏が36歳だった。東海林さんもまだ青年だったので1歳年上の I 氏には負けてはならじと激しい競争心を燃やしてこれにあたるのだが、どのテストにおいても奴 (もはや I 氏は憎しみの対象になっている) は東海林さんを上回る数字をたたき出しロボットからも20歳代後半の体力と評価され 「ステキナアナタハジョセイニモニンキガタカク・・・・」 などという嬉しいコメントまでいただいている。東海林さんは30歳代前半の体力と評価されたものの、「ステキナアナタ」 「ジョセイニモニンキ」 とかの言葉が一切もらえず、このことに関しては憤懣やるかたなしという結果になった。ともあれ30代に書かれたこのエッセーには「グヤジー」 「コノー、ニャロメー」 等ショージ君精神の原点があるといえるだろう。
「養護老人ホーム浴風館訪問記」 「人間ドック入院記」 はともに東海林さんが30~40歳代でまだまだ若い頃に果敢に挑んだルポルタージュで東海林さんらしいおふざけもありとても楽しい。その頃までの東海林さんは入院の経験がなく、入院という言葉には「高原のサナトリウムに燃える美しくもはかない恋」 のイメージしか描けず、何か浮ついた気持ちを抱いて入院を果たしたものの現実の入院生活でそうした甘い幻想は次々と砕かれてしまう。こういうルポを書かせたら東海林さんの右に出る者はいない。
2010年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他の本の作品を集めた作品集なのですね。
読んでいく内に、あれ読んだことがあると思い、巻末を見ると他の著作からの出典一覧が載っていました。
まぁ、読んだことのないものもあったので良しとしますが、これから買う方はご注意を。
読んでいく内に、あれ読んだことがあると思い、巻末を見ると他の著作からの出典一覧が載っていました。
まぁ、読んだことのないものもあったので良しとしますが、これから買う方はご注意を。
2010年11月6日に日本でレビュー済み
ショージ君は私より11歳年長だから73歳か。後期高齢者に近い。ショージ君は早稲田一文ロシア文学だから漫画よりエッセーのほうが面白い。早大漫画研究会出だがもともとは文学青年だろ。ショウジ君は文学部だが戸山町のキャンパスはまだなかった。実家は八王子だから通学は大変だ。一文に民青の活動家で綺麗な人がいて西武池袋線で埼玉のどこだっけ所沢から通学している、偶然乗り合わせたらぎょっとして顔が青ざめた。暴行されると思ったらしい。「こんばんわ」と挨拶して次の駅で降りた。非常ベル押されると困る。話が逸れたがショージ君といえばB級グルメ。カツ丼は書いたからお蕎麦だろうね。蕎麦はなんぼ高くても1500円位だから安心して食える。お蕎麦が日本で一番美味しいのは山形だよ。そば粉が違う。東京神田のなんとかとかが美味いなどというが冗談ではない。あんなの蕎麦ではない。それに高い。行列してまで蕎麦食いたいと思わない。麻布十番温泉の向かいの更科蕎麦、なにあれ歯ごたえがない。東京で食えるのは早稲田大学周辺の蕎麦屋。学生相手だから安い。蕎麦屋で飲むビールや日本酒はどうして美味いんだろ。でも彼女とデートの時は蕎麦屋は侘びしい。やはりイタ飯だろうね。鎌倉小町通りの有名なイタリアンはピザが美味しい。ヨガの先生と行ったな。パスタもこれが本場のパスタという味。ミラノ系だというね。遅いのが難。先生いらいらしちゃった。食べ物とセックスの話題はきりがない。