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こんな上司が部下を追いつめる: 産業医のファイルから 単行本 – 2006/4/1

3.7 5つ星のうち3.7 53個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2006/4/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/4/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 223ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163681000
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163681009
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 53個の評価

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荒井 千暁
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
産業医という立場から鬱病になったりする社員と多く著者は接している。しかし、実際には部下の立場にある管理職ではない人に対する意見がほとんどで、管理職でも経営に近い方の人も大変だなあという感じにはなっていない。上級管理職は鬱病になることも許される状況ではないという過酷な現実があり、長期休養などは即降格かクビに繋がるというのが現実であろう。

そういった観点からは、「こんな上司が・・・」というキャッチーな書名に対して「上司」に関しての言及が相当あるとの期待があっただけに、中身の一部は物足りないと感じる部分があった。

一方で、参考になった記述は以下の通り、
→メリハリのある日常生活を送る、オンとオフの切り替え
 勧められるのは自分ひとりでできる趣味、没頭できて一心不乱になれるような趣味

→過労自殺
 体が変調を来たすには1年半の猶予があるが、脳は半年しかない
 極限的疲労から立ち直るには、
  まとまった休みを取ってひたすら休養
  悪しきサイクルを断ち切る
  何も考えず、何もしないで食べて寝るという休養
  脳を休めて抑制系回路の復活を促し、覚醒パルスの正しいリズムを取り戻す
  交感神経フル稼働状態からの解放

→PSTDにみられる記憶
 あるときふっと現れて不安を煽る
 その煽り方は尋常ではなく、日常生活を送れないまでに執拗である。人間には可塑性があり自己治癒力がある。それでも克服されにくいのが心的外傷PSTDの特徴
 過去の経験が「二度としたくないという強い負の思い出」となって、徐々に脳を支配し始める

→疲労した脳では、やりかけていた仕事など気になっていた記憶が、無意識のうちにゆらりと浮遊し始める
 何かが気になって仕方がない、あれも気になる、これも気になるという状態
 脳が極限まで疲労しても、仕事からは逃れられない
 より色合いが濃くなった負の記憶によって眠りは大きく妨げられる
 脳幹が生命維持装置であることを考えると、覚醒パルスの乱れは生命維持が危ういというサインである可能性がある
 過労自殺は「目処の立たない仕事の重圧によって、逃げ場のない追い込まれた状況」の果て、「死について、自由意思が入り込む余地も時間もない状況」の果てに起こっている
 系統立てて思考する力の低迷、もしくは破綻
 
19人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
こんな奴が上司、こんな奴でも上司…という思いが、客観視できるようになり、脱出のヒントが得られます。

上司自身が病んでいるのですから、こちらも、しかるべき7対処法を身に着け、堂々と渡り合えるようになるべきだということでしょう。

敵を知り、己を知ることが、解決の糸口になると思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
職場のメンタルヘルスを扱った本はとても多い。追い詰める側も追い詰められる側もどうしたら職場でメンタルヘルス問題を抱えずに済むか、それだけ真剣に考えているということなのだろう。
若者に限らず、ある意味、無責任に選択肢が多い世の中では、中高年の世代まで打たれ弱い人間が多い気がする。それに、社会全体が無関心になってきていることも相まって、人との深いかかわりを避けることにより
メンタルの問題は注目されるわりに、実際にはまだまだ奥深い闇に包まれて根本的解決の処方箋がないようにも思える。だからこそこの手の本は恒常的に読まれているのだろう。
タイトルにこんな上司が…とはいっているが結局のところ解説でも言っているように、こんな時代だから上司だって気を抜ける場所や時間が必要で、それがないと人のことを心配する余裕が出ないということが言いたいのか、だとしたらタイトルとはかみ合っていない。上司、部下とて人間でありたまたまそういう関係性で出会っただけで、お互いに人間として配慮、尊重しあえるならばメンタルヘルスの問題は起きるべくもないだろう。
入社はしたものの、メンタル不全が起こるというのも、今の学生の厳しい就職事情、早すぎる就活で燃え尽きてしまう、就職そのものの仕組みも影響している、むしろそういった社会的な要因も職場のメンタルヘルスの問題に大きく影響するという視点も忘れてはならないと思うのだが…
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年8月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ケーススタディーの例が豊富です。かなりリアルな説明がなされているので、イメージアップ
しやすい利点があります。ですから、今まで心理学を学んだ事がない。カウンセリング、
メンタリング、コーチング、傾聴、共感的受容等の言葉にピンと来ないならば、ハードルの
低さを評価して☆4つです。それに心理学系のスキルや考え方を学んでいなければ、今まで
と全く異なる角度の哲学に触れられるチャンスもあると思います。
ある程度の知識を持っている人なら、物足りないかもしれません。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初は、「職場で抱えている悩みはどのようなものかということを知りたい」という程度の目的で本書を購入したが、読み進めるうちに、疲弊した職場環境の再生のヒントが隠されていることに気づき、非常に興味深く読ませてもらった。

職場で個々人が抱えているメンタル的な悩みを取り除くことが、組織の活性化につながることに異論はないはずだが、「メンタルヘルス=個々人の問題」として捉えている企業がほとんどであり、両者間のフィードバックがなされている企業は、あまりないのではないか。

その意味では、本書のように、産業医に寄せられる悩みや相談から、職場環境や上司のあり方を考えることは、非常に有意義なことであり、大切だと思う。
「職場のメンタルヘルス対策とコーチングがビジネス心理学という視点からみれば極めて似ている。(P152〜)」という点も納得できる。

さらに、「過労問題のカギは、職場のモラルにあり、見えてきたのは、上司らとの人間関係に悩み、コミュニケーションがとれないまま、精神的に疲れ果てている従業員たちの姿である」と捉え、職場のコミュニケーションのあり方を幅広い視点から見つめている点も参考になる。

今の時代に求められる上司像(P152〜P153)は、(管理職でない自分でも)胸にグッとくるものがあった。上司のあり方がこの2ページに集約されているように思えた。大切なことは、部下や周りの人対する思いやりなのではないか。

一方、第2部の「倒れそうな部下をどう救う?」では、悩んでいる部下との接し方に触れており、産業医ならではの接し方に学ぶことも多いと思う。

企業の管理者層に下手なメンタルヘルスの研修を行うよりは、本書を一読してもらい、その内容を議論した方がずっと有意義かもしれない。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
休職して復帰しましたが、与えられる仕事は雑用や入力作業で、降格させられ給与はDOWN。
重箱の隅ばかりせめてくる上司にうんざりしています。人間的に一緒に仕事をしていても今後成長できるのか疑問に思いました。
似たような体験をされている方を知り、そして自分なりに改善し成長できるようにと認知行動療法を参考にして取り組んでいます。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年3月11日に日本でレビュー済み
 死人が出るほどの過労があるとき、結局、問題は組織に在るわけで、

(少なくとも組織に問題は在るわけで)「上司が」って問題を

個人の姿質に還元してしまうのも現実を覆い隠す役割しかしない

ことにもなります。

 副題に「産業医」とある割に、他の職種との差異が読み込めません

でしたが、もしかすると「上司」「部下」と個人に話を持っていくしか

しょうがないところに、“部外者”の悲哀が出ているのかもしれません。

 (現実はまぁ、ともかく)組織のマネジメントも含めた労働環境の

のケースワークまで医療専門職として踏み込んであったら読み応えの

あるものになったでしょう。

 職場のメンタルヘルス対策入門の読物、というレベルでしょうか。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年7月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この手の本は意外になかったのではないか。
読み進めるうちに同意することもあると思う。
職場環境はうつにとって重要。無理解な上司のせいで治る病気をこじらせることも
ある
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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