心に深く突き刺さる本でした。
2012年2月。ちょうど山口県光市の母子殺害事件の死刑判決が確定し、
何気なくアマゾンで本村さんの本を探してみたとき
この本に出会いました。
心にナイフをしのばせて、と題されるように
文庫版表紙は加害少年をモデルとしたようなイラストが
グレーを基調とした暗い色彩で描かれていました。
けれど、心にナイフをしのばせていたのは、
加害少年ではなかった。
加害少年は心にしのばせたのではなく、
実際その手にナイフをしのばせ、
被害者の少年に振りかざし、もっとも残酷な手段で
絶命させ未来を奪ったのです。
この本に、加害少年側の詳しい描写はありません。
そのことについて、
作者の方もふれていますが、
この本は加害者のことよりも
被害者の側に立って、
事件のその後を訴えたものです。
その必要性を感じました。
この本は守られてしかるべきの被害者家族が
なんの保護も援助も受けられず
好奇な目にさらされ
傷つき、悩み、悲しみ、絶望のふちで
必死に家族の形を保とうとあがいた記録です。
本当にぎりぎりのところで
残された家族は懸命に自分を保ち
家族を支え、薄氷の上を爪先立ちで震えながら歩いていました。
本当に涙が止まらなかった。
なくなった息子さんの腕時計についた血を洗いながら
寡黙なお父さんが声を上げて人知れず泣いたところや
被害者の妹さんが結婚し
その娘が、あるきっかけで伯父(被害者)の死の真相を知り
号泣するところ。
痛々しくて苦しくて胸が張り裂けそうになりました。
加害者がその後弁護士になり
一切の謝罪もなく
被害者の母親にひどい言葉を投げかけたときは
読みながらこみ上げてくる怒りに震えました。
被害者の無念は計り知れず、
遺族の傷は一生いえることはない。
やりきれない思いがする一冊ですが、
多くの人に読んでもらいたい。
そう思ってやみません。
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心にナイフをしのばせて 単行本 – 2006/8/28
奥野 修司
(著)
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高1の少年が同級生の首を切り落とした驚愕の事件。被害者の母はさながら廃人のように生き、犯人は弁護士として社会復帰していた!
- 本の長さ271ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2006/8/28
- ISBN-104163683607
- ISBN-13978-4163683607
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商品の説明
出版社からのコメント
9/17の読売テレビ系列「たかじんのそこまで言って委員会」の番
組内で絶賛紹介され、売れ行き絶好調。そのほかにも、讀賣新聞、日本経済新
聞、全国各地地方紙、週刊新潮、週刊現代などで称賛の嵐です。
組内で絶賛紹介され、売れ行き絶好調。そのほかにも、讀賣新聞、日本経済新
聞、全国各地地方紙、週刊新潮、週刊現代などで称賛の嵐です。
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2006/8/28)
- 発売日 : 2006/8/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 271ページ
- ISBN-10 : 4163683607
- ISBN-13 : 978-4163683607
- Amazon 売れ筋ランキング: - 646,862位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昔の酒鬼薔薇事件として何処かで知り
ググると加害者が弁護士になっていると知り
読んでみたくなり読みました。
簡単に説明するなら
被害者の妹さんの記述が大半の
被害者家族の壮絶な人生が書き記されています。
読んだ感想としては
若干いらない記述が多いのと
前章で書き記されていた事と同じ事が
何度も出てくるので
読んでいて「もう知ってるし」と
思ってしまう感じです。
妹さんの心情とかをリアルに伝えるために
妹さんの言葉をほぼそのまま使ってるんだと思いますが
作家さんとかではないので
イマイチ引っかかる所はあります。
前半夢中で読んだけど
全然加害者の情報が出てこない上に
途中どうでもいい記述ばかりが目立ち
読んでいて苛立ちました。
ただ、後半。
被害者のお父さんが亡くなる時から
私は涙が溢れて休み休み読みました。
そして加害者がどうしようもない奴だった衝撃。
私はこれを読んで
未成年での犯罪がこんなに法で守られていることにビックリしました。
加害者にばかり目を向けがちですが
被害者の気持ちが想像以上に壮絶であること。
もっと被害者は守られるべきであること。
考えさせられました。
加害者には地獄におちて欲しいと
被害者家族に代わって私が思いました。
ググると加害者が弁護士になっていると知り
読んでみたくなり読みました。
簡単に説明するなら
被害者の妹さんの記述が大半の
被害者家族の壮絶な人生が書き記されています。
読んだ感想としては
若干いらない記述が多いのと
前章で書き記されていた事と同じ事が
何度も出てくるので
読んでいて「もう知ってるし」と
思ってしまう感じです。
妹さんの心情とかをリアルに伝えるために
妹さんの言葉をほぼそのまま使ってるんだと思いますが
作家さんとかではないので
イマイチ引っかかる所はあります。
前半夢中で読んだけど
全然加害者の情報が出てこない上に
途中どうでもいい記述ばかりが目立ち
読んでいて苛立ちました。
ただ、後半。
被害者のお父さんが亡くなる時から
私は涙が溢れて休み休み読みました。
そして加害者がどうしようもない奴だった衝撃。
私はこれを読んで
未成年での犯罪がこんなに法で守られていることにビックリしました。
加害者にばかり目を向けがちですが
被害者の気持ちが想像以上に壮絶であること。
もっと被害者は守られるべきであること。
考えさせられました。
加害者には地獄におちて欲しいと
被害者家族に代わって私が思いました。
2013年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「かつての殺人を犯した少年が成人して弁護士となっていた」
という衝撃の事実を発掘したことが全てという感じの本で,
内容自体はあまり濃いものではない。
また本書の読了感も正直良くない。
この元少年Aは,本書出版後の後追い報道やネットでの実名流布で
弁護士を廃業したそうである。
それは,このAの被害者家族への対応に問題があったためであり,
致し方がないことだった,とすべきなのか。
それともそのような「私的制裁」こそが非難されるべきなのか・・・。
またこの事件は,少年法や心神喪失者への可罰問題,
さらにいじめ問題も絡んでいる。
少年の犯罪に対して我々は如何に対応すべきなのか。
刑罰を下すべきなのか,あるいは教育であるべきなのか。
少年法とは何なのか,
どうあるべきなのか・・・。
さらにAは犯行当時,
どうも精神疾患ないしそれに準ずる状態であったようだ。
つまりここでは刑罰なのか,あるいは治療なのかという問題が出てくる。
どちらが良いのか。
専門家はどう述べているのか・・・。
そして最後にいじめ問題である。
これは殺害直前にAは,
被害者Xさんから「お前の顔は豚に似ているな」と発言されたという
(ただしXさんが亡くなっているので当然裏は取れない)。
しかし本書は,なぜかいじめはなかったとし,
繰り返し被害者家族からXさんがいかに明るい良い子であったのかが
語られるのみである
(ただし同級生から,「からいかい」があったという証言の記述はある)。
ではその発言はなくAのウソだったのか。
あるいは,Xさんが明るい良い子だというのが一面的な記述なのか。
いじめはあったのか,なかったのか・・・。
本書と多くの読者の興味はどうも,
「加害者は反省しているのか(あるいは反省・謝罪すべきである)」
という点にあるようだが,
本書によれば賠償交渉の電話でAは暴言を吐いたとされ,
また本書(ハードカバー)の出版後,謝罪の手紙を被害者側に送ってきたという。
反省しているのか,していないのか・・・。
そもそも贖罪とは何なのか。
更生とは何なのか・・・。
何もかもが分からず,
そして未解決の難問(すなわち「・・・」)だけが読者に託されて残った
そんな印象である。
被害者家族の痛みに,
著者が心を寄り添わせた点については立派だとは思う。
しかし厳しいことを言えば,
著者は被害者の支援団体の人ではあるまい。
よもや正義の味方でもあるまい。
あるいは逆に単なる覗き見趣味の人でもあるまい。
筆者はジャーナリストなのである。
Aに対する取材が諸事情で十分に取れないとするならば,
上記の諸問題について何らかの突っ込んだ記述を行うことで,
記述の中立性・客観性を回復するという方法もあったのではないか。
少なくとも本事件に対する各分野の専門家の考えを
インタビューすることは難しくなかったはず。
その点について非常に残念に感じた。
という衝撃の事実を発掘したことが全てという感じの本で,
内容自体はあまり濃いものではない。
また本書の読了感も正直良くない。
この元少年Aは,本書出版後の後追い報道やネットでの実名流布で
弁護士を廃業したそうである。
それは,このAの被害者家族への対応に問題があったためであり,
致し方がないことだった,とすべきなのか。
それともそのような「私的制裁」こそが非難されるべきなのか・・・。
またこの事件は,少年法や心神喪失者への可罰問題,
さらにいじめ問題も絡んでいる。
少年の犯罪に対して我々は如何に対応すべきなのか。
刑罰を下すべきなのか,あるいは教育であるべきなのか。
少年法とは何なのか,
どうあるべきなのか・・・。
さらにAは犯行当時,
どうも精神疾患ないしそれに準ずる状態であったようだ。
つまりここでは刑罰なのか,あるいは治療なのかという問題が出てくる。
どちらが良いのか。
専門家はどう述べているのか・・・。
そして最後にいじめ問題である。
これは殺害直前にAは,
被害者Xさんから「お前の顔は豚に似ているな」と発言されたという
(ただしXさんが亡くなっているので当然裏は取れない)。
しかし本書は,なぜかいじめはなかったとし,
繰り返し被害者家族からXさんがいかに明るい良い子であったのかが
語られるのみである
(ただし同級生から,「からいかい」があったという証言の記述はある)。
ではその発言はなくAのウソだったのか。
あるいは,Xさんが明るい良い子だというのが一面的な記述なのか。
いじめはあったのか,なかったのか・・・。
本書と多くの読者の興味はどうも,
「加害者は反省しているのか(あるいは反省・謝罪すべきである)」
という点にあるようだが,
本書によれば賠償交渉の電話でAは暴言を吐いたとされ,
また本書(ハードカバー)の出版後,謝罪の手紙を被害者側に送ってきたという。
反省しているのか,していないのか・・・。
そもそも贖罪とは何なのか。
更生とは何なのか・・・。
何もかもが分からず,
そして未解決の難問(すなわち「・・・」)だけが読者に託されて残った
そんな印象である。
被害者家族の痛みに,
著者が心を寄り添わせた点については立派だとは思う。
しかし厳しいことを言えば,
著者は被害者の支援団体の人ではあるまい。
よもや正義の味方でもあるまい。
あるいは逆に単なる覗き見趣味の人でもあるまい。
筆者はジャーナリストなのである。
Aに対する取材が諸事情で十分に取れないとするならば,
上記の諸問題について何らかの突っ込んだ記述を行うことで,
記述の中立性・客観性を回復するという方法もあったのではないか。
少なくとも本事件に対する各分野の専門家の考えを
インタビューすることは難しくなかったはず。
その点について非常に残念に感じた。
2013年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビュ−を見て購入しました。
怒りがこみ上げるばかり
少年Aは今は弁護士を辞めているそうですが結婚をし子供にも恵まれ
犯罪者は一生の十字架を背負うべきではないのですか?
悪びれることもない弁護士になった少年A
洋くん(被害者)のお母さまが犯人を恨む言葉もなくただ生きる屍であったこと
父親は最後の最後まで家族を守ろうとする寡黙で優しい人
妹さんがの見解でこの本は成り立っている。冷静ですごく強い人という印象
実際はもろい部分を誰にも言えずただ冷静に生きた。
リストカットしていた時期の状況を考えても心が壊れる寸前だったでしょう
心を閉ざしてした生きてきた被害者ご家族
妹さんは全てを吐き出せたかはわかりませんがこの本で少しだけ一区切りはつけれたのでしょう。
加害者の元弁護士はニュ-スステ-ションでも久米さんとの対談で謝罪の気持ちがないと悪びれていないということをネットで知りました。
更正されたとは言えず、Aは自分を守るため自分の人生の為だけに家族と楽しく過ごしていたのでしょう
この著者が訪問するまでは・・・
著者が訪問したことで彼の実態が本質が分かったし、著者が被害者家族と深くかかわったことで分かることがたくさんありました。
この少年A元弁護士OOOOの子供、妻はどう思っているのでしょうか???
洋くんのお母さまにまるで、やくざのようにAは金か金がほしいのか?判子もってこいよと
お前いくつになったんだ?とも
人の心はAにはないのでしょうか・・・。
Aの子供はどう思うのでしょう。
Aの子供も被害者になるのでしょうか・・・?
凶悪事件を犯した人間には罪悪感など感じないのかもしれません
刑務所に入った人間から殺人事件を犯した人間はただただ早くシャバに出たいと
ただそれだけだったと、ご遺族に悪びれる様子なんてなかったと聞いたことがあります。
更正する場所の刑務所のはずなのに更正とは一体なんなのでしょう。
更正させる難しさ、更正できない人間もいる。
僕は悪くないと思う人間が多くいることが問題です
被害者家族に殴られても何をされてもまず謝罪する心を持たせることが更正なのではないでしょうか?
この著者はこの家族にとって一生涯忘れることのない、頭から離れない人間です。
事件を忘れようとしていたからその努力を自分達だけでしたから記憶喪失のようになり廃人のようになったこと
被害者のケアをもっともにするべきではないのか
国は誰を守ってるんだ
怒りがこみ上げます。
だれでも洋くんのご家族の立場になっていたらそうなっていたでしょう
私ならこの世にいないかもしれない
妹さんの強さを保っていたのは両親への愛情だったこと
死ぬこともできない、学校にも毎日通った、大変辛い中頑張られたことでしょう
それを理解できない人間がわからない!!
被害者の心理ケアはどうしていないのか・・・。
人はそんなに強くはない、優しい人間、情深い人ほど心が壊れるでしょう
それを国が守らないでいることは許されない。
この妹さんの心境の変化、お父様の最後まで守り続けた家族への愛、お母様が死なないで生きてくれたこと
それだけが唯一の救いだった。
少年Aの子供に罪はないのかもしれない
でも、どうか父親の犯罪を知り、せめて洋くんのお墓に手をあわせていてほしいと願います。
少しでも、お母さまや妹さんの生きてる間に人間らしい姿をみせるべきだと思います。
最後までこの犯人が憎いです
どうにかつきとめたい、どうにか・・・そう思うばかりでした。
著者への私の家族のことも書いて欲しいと言っていたご家族のこと
今一度真実の声を聞かせてほしいです
精魂尽きたとありましたがそれもよく分かりました。
読むだけで精魂尽きましたので、大変のご苦労があったことと思います
洋君のご冥福を心よりお祈りします。
怒りがこみ上げるばかり
少年Aは今は弁護士を辞めているそうですが結婚をし子供にも恵まれ
犯罪者は一生の十字架を背負うべきではないのですか?
悪びれることもない弁護士になった少年A
洋くん(被害者)のお母さまが犯人を恨む言葉もなくただ生きる屍であったこと
父親は最後の最後まで家族を守ろうとする寡黙で優しい人
妹さんがの見解でこの本は成り立っている。冷静ですごく強い人という印象
実際はもろい部分を誰にも言えずただ冷静に生きた。
リストカットしていた時期の状況を考えても心が壊れる寸前だったでしょう
心を閉ざしてした生きてきた被害者ご家族
妹さんは全てを吐き出せたかはわかりませんがこの本で少しだけ一区切りはつけれたのでしょう。
加害者の元弁護士はニュ-スステ-ションでも久米さんとの対談で謝罪の気持ちがないと悪びれていないということをネットで知りました。
更正されたとは言えず、Aは自分を守るため自分の人生の為だけに家族と楽しく過ごしていたのでしょう
この著者が訪問するまでは・・・
著者が訪問したことで彼の実態が本質が分かったし、著者が被害者家族と深くかかわったことで分かることがたくさんありました。
この少年A元弁護士OOOOの子供、妻はどう思っているのでしょうか???
洋くんのお母さまにまるで、やくざのようにAは金か金がほしいのか?判子もってこいよと
お前いくつになったんだ?とも
人の心はAにはないのでしょうか・・・。
Aの子供はどう思うのでしょう。
Aの子供も被害者になるのでしょうか・・・?
凶悪事件を犯した人間には罪悪感など感じないのかもしれません
刑務所に入った人間から殺人事件を犯した人間はただただ早くシャバに出たいと
ただそれだけだったと、ご遺族に悪びれる様子なんてなかったと聞いたことがあります。
更正する場所の刑務所のはずなのに更正とは一体なんなのでしょう。
更正させる難しさ、更正できない人間もいる。
僕は悪くないと思う人間が多くいることが問題です
被害者家族に殴られても何をされてもまず謝罪する心を持たせることが更正なのではないでしょうか?
この著者はこの家族にとって一生涯忘れることのない、頭から離れない人間です。
事件を忘れようとしていたからその努力を自分達だけでしたから記憶喪失のようになり廃人のようになったこと
被害者のケアをもっともにするべきではないのか
国は誰を守ってるんだ
怒りがこみ上げます。
だれでも洋くんのご家族の立場になっていたらそうなっていたでしょう
私ならこの世にいないかもしれない
妹さんの強さを保っていたのは両親への愛情だったこと
死ぬこともできない、学校にも毎日通った、大変辛い中頑張られたことでしょう
それを理解できない人間がわからない!!
被害者の心理ケアはどうしていないのか・・・。
人はそんなに強くはない、優しい人間、情深い人ほど心が壊れるでしょう
それを国が守らないでいることは許されない。
この妹さんの心境の変化、お父様の最後まで守り続けた家族への愛、お母様が死なないで生きてくれたこと
それだけが唯一の救いだった。
少年Aの子供に罪はないのかもしれない
でも、どうか父親の犯罪を知り、せめて洋くんのお墓に手をあわせていてほしいと願います。
少しでも、お母さまや妹さんの生きてる間に人間らしい姿をみせるべきだと思います。
最後までこの犯人が憎いです
どうにかつきとめたい、どうにか・・・そう思うばかりでした。
著者への私の家族のことも書いて欲しいと言っていたご家族のこと
今一度真実の声を聞かせてほしいです
精魂尽きたとありましたがそれもよく分かりました。
読むだけで精魂尽きましたので、大変のご苦労があったことと思います
洋君のご冥福を心よりお祈りします。