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暴走する「地球温暖化」論―洗脳・煽動・歪曲の数々 単行本 – 2007/12/12
- 本の長さ278ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2007/12/12
- ISBN-104163698906
- ISBN-13978-4163698908
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2007/12/12)
- 発売日 : 2007/12/12
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 278ページ
- ISBN-10 : 4163698906
- ISBN-13 : 978-4163698908
- Amazon 売れ筋ランキング: - 769,805位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1947年、東京生まれ。生物学者。東京教育大学理学部生物学科卒、東京都立大学大学院理学研究科博士課程生物学専攻単位取得満期退学、理学博士。山梨大学教育人間科学部教授を経て、現在、早稲田大学国際教養学部教授、山梨大学名誉教授。専門の生物学分野のみならず、科学哲学、環境問題、生き方論など、幅広い分野に関する60冊以上の著書を持ち、フジテレビ系「ホンマでっか! ?TV」にも出演する等、テレビ、新聞、雑誌等でも活躍している。(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『人間、このタガの外れた生き物 (ISBN-10: 458412406X)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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本書の末尾には、「編集部」による、関連図書ガイドが付されている。それ自体は、様々な書籍を網羅して、大変参考になったのだが、その中の一冊、アラ・ヤロシンスカヤ『チェルノブイリ極秘』紹介の下りに、疑念を生じさせる箇所がある。
その本の訳者が、ソ連以外の国で起ったときも、情報が国民に公開されるのか、と疑念を表明している点に触れ、自由世界も共産世界も五十歩百歩とみなし、共産主義世界の公害や言論統制を軽視しようとする、日本の進歩的知識人によく見られる兆候を示している、などと決めつけている。
ブックガイドとして、それこそ、余計な言及であろう。そんなことは、その本を読んだ個々の読者が自分で判断すればいいことなのだ。
また、自由世界なら当局以外の物でも放射能探知機を持っている、などと書いているが、自由世界でも、ごく限られた者しか、そんな機械を所持していないだろう。
さらに、環境問題に何の関係もない、佐藤栄作の日記まで持ち出してきている。
本書に収録されている論考や対談は、ほとんど「諸君」に掲載された物だが、「編集部」の姿勢を見ていると、例えば、天皇の戦争責任や南京大虐殺を巡っての、岩波/朝日文化との政治的対立を彷彿とさせ、はなはだ気色が悪い。
もし、岩波/朝日勢が、地球温暖化に疑義を表明する立場を鮮明に取ったら、文芸春秋は、逆に、本書に収めれた著者たちを反動呼ばわりするのだろうか?
なお、本書では、著者の一番上に武田邦彦氏の名前が冠せられていて、武田氏が主要著作者のような印象を受けるが、、武田氏が関わっている論考/対談は、9編のうち、2編にしか過ぎない。最近の武田氏の著作の売れ行きに便乗した商法だろうか?
武田氏の愛読者は、要注意だ。
まず、薬師院氏は、「温暖化が本当に異常気象を引き起こすのか?」「地球温暖化が人為的なものであるという証拠はあるのか?」「人為的活動がなかった十世紀から十三世紀頃にかけて、地球の気温が現在よりもかなり高かった時期があることをどう説明するのか?」「1970年代には寒冷化の危機が叫ばれていたのにいつの間にか温暖化に変わった。氷河期接近の危機はどこに行ったのか?」といった疑問を投げかける。しかし、地球温暖化論者は誰一人、この疑問に答えなかったと言う。
現在の地球温暖化論議は、科学を越えて「モラルの問題」(アル・ゴア氏)となっており、この理論が科学的に正しいかの検証を行なう気が全くないように見えるところに胡散臭さを感じるという。それは全くそのとおりであろう。
山形氏の「効果のほとんど期待できない二酸化炭素の削減に多大な費用を費やすなら、温暖化で被害を受けるであろう発展途上国への直接的援助に使った方がいいのではないかという議論があってしかるべき」という視点も新鮮だ。
一度、環境対策を業務とする組織が立ち上がると、仕事を確保するために環境ビジネスを維持しようとする力学が働くという指摘も納得させられた。
科学的裏付けなしに世界中が対策に突っ走っている地球温暖化問題を立ち止まって考え直すのには最適な1冊であろう。
しかし、そう考える人にも、そう考えない人にも、立論の土台として本書は
踏まえるべきかと。
薬師院仁志氏の『地球温暖化論への挑戦』は、データの検証過程が、ちと辛い。
ビョルン・ロンボルグの『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実
態』は、分厚すぎるし網羅的すぎて、敷居が高い。
そういう場合は、簡便に論点が整理されているのでお奨めです。
対談の中で、一部不穏当な発言が「(笑)」付きで記載されているのは、やや本来
の主張を損ねるものかと思いますが、提示されている立論は非常に重要なものだと
考えています。
追記:引用されている原文を確認のうえで・・・、橋爪大三郎氏は、本当に社会学者
なのか非常に訝しみます。
この本に書いてあるような考え方も否定はしない。
けどね…、って具合。
私的感情を入れて書いてしまえば、
「あいつら、簡単に踊らされちゃって馬鹿だよね。」
『そうですよねw何時まで無意味な事やってんすかねww』
みたいな具合。
特に「渡辺正 & 山形浩生」「渡辺正 & 池田清彦」
この対談が素敵なほど読んでて不愉快になる。
一応、環境問題の話してるのだろ。
考え違えど、一応環境の事を書いてるのだろ。
そんな本の対談なのに、文章中に沢山(笑)とか付けられてしまうと。
2ちゃんねるでも見てる気分になった。
自分の考えが一番でその他はクソ、的な考え。
他の著者はともかく、上記三人の本だけはもう読まないと思う。
この本読んでて何度も名前のあがってきた
「ビョルン・ロンボルグ著『環境危機をあおってはいけない』」
は読みたいと思った。
けど、これの和訳が山形浩生なのだよな。
どうしたものか。
とりあえず、これを読むぐらいならば
他の現環境問題アンチ本を読んだほうが有意義。
薬師院 仁志 帝塚山学院大学教授 社会学
地球は本当に温暖化しているのか、(20年ほど前は冷却化と言っていた。)
温暖化しているとすれば、人為的現象か、自然現象か(太陽活動との関係はどうなんだ)
二酸化炭素のせいなのか。(温暖化したから二酸化炭素が増えたという考えもある)
武田 邦彦 中部大学教授 日本アカデミー工学理事
ゴア氏の「不都合な真実」では、地球が温暖化するとメキシコ湾流が止まり、ヨーロッパが
寒帯になってしまう。と主張しているだけ、海面の水位が上昇するとは言っていない。
ゴミは燃やすに限る。リサイクルには余分なエネルギーが必要で意味がない。
伊藤 公紀 横浜国立大教授 環境回復科学
人類とコンピューターは正確な気候モデルを持っていないので、未来の予測は不能である。
ゴア氏があげている地球温暖化の証拠、事例には、吟味や補足が必要なものが多い。
(キリマンジャロの雪の消失、ハリケーンの増加、チャド湖の消失は自然が原因)
渡辺 正 東京大学教授 環境論
山形 浩生 評論家、翻訳家
池田 清彦 早稲田大学教授 構造主義生物学者
地球破滅論はエセ科学だ。ダイオキシンも、環境ホルモンも空騒ぎに終わった。
アスベストは危険だが、BSE(狂牛病)になる確率は少ない。
遺伝子組換食品の危険度は普通の食品と同程度。
岩瀬正則 京都大学教授 鉄鋼精錬プロセスの熱科学とセンサー
中国による地球破壊はありうる。
中国は資源を高値で買いあさり、技術も低いため無駄に浪費している。
中国は温暖化ガスを抑制する義務もなく、今後も資源の無駄使いを続ける。
以上、七人の侍の、主張を要約してみました。
(なお、職業、専門については、単なる市民団体ではなく、個別に活動していた知識人である
ことを示すため載せました。)
本書は合作であるため、バランスの悪さ、矛盾もある。
しかし、個別に言論を行っていた人たちが、ゴア氏のノーベル賞受賞で、日本の環境問題が
ますますおかしな方向に進む事を危惧し、結集した意義は大きい。
今後のこの人たちの動きが、それこそ「台風の目」となるだろう。