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世界クッキー 単行本 – 2009/11/13
川上 未映子
(著)
『乳と卵』『ヘヴン』で日本文学を刺激し続ける著者の昨今の頭の中身すべて。哲学あり、旅あり、日常あり、回想あり、意見あり、文学あり
- 本の長さ185ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2009/11/13
- ISBN-104163712909
- ISBN-13978-4163712901
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2009/11/13)
- 発売日 : 2009/11/13
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 185ページ
- ISBN-10 : 4163712909
- ISBN-13 : 978-4163712901
- Amazon 売れ筋ランキング: - 650,664位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 167,520位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン 歯ー、または世界』で第1回早稲田大学坪内逍遥大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第138回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で第14回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第20回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第43回高見順賞受賞。短編集『愛の夢とか』で第49回谷崎潤一郎賞受賞。2016年、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞受賞。「マリーの愛の証明」にてGranta Best of Young Japanese Novelists 2016に選出。村上春樹との共著『みみずくは黄昏に飛びたつ』、『すべて真夜中の恋人たち』など著書多数。
2019年、第73回毎日出版文化賞受賞した『夏物語』は、20年ニューヨーク・タイムズが選ぶ「今年読むべき100冊」やTIMEの「今年のベスト10冊」などにも選ばれ、現在40カ国以上で刊行が進められている。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2007-2009年に新聞の夕刊等に掲載されたエッセイ集。太宰の作品(太宰自身も)や桜を深く愛する姿や形式美と力・言葉・物語・本・読書体験・心と体等に対する赤裸々な深い想い(入れ)を通して、作家・川上未映子氏をより深く知悉出来ました。いくつかハッとさせられた言葉を紹介します。
・それが偶然でも必然でもどっちでもいいけれど、それらの出来事に、自分は実際のところちゃんとかかわることができているといえるのかどうか
・読む人と書いた人、そして真ん中にある文章の、このみっつにとって絶対的に美しい結ばれの場所が気の遠くなるようなこの運動の途上にはきっとあって、それが見える。どんなことがあってもそこに行きたい
・等しく限られた時間の中で、人と人がどうしようもなく影響しあうという残酷さと完璧さ
・人生の中で失われたものを見れば「たけくらべ」は悲しい。しかしその悲しさがあまりにあざやかであるためにこれは胸が折れるほどに美しい。この物語は生きながらにして見る夢そのものである
・見上げれば明日も生きていけるような、そんなものを作れたら。一生をかけてやってみたい
・それが偶然でも必然でもどっちでもいいけれど、それらの出来事に、自分は実際のところちゃんとかかわることができているといえるのかどうか
・読む人と書いた人、そして真ん中にある文章の、このみっつにとって絶対的に美しい結ばれの場所が気の遠くなるようなこの運動の途上にはきっとあって、それが見える。どんなことがあってもそこに行きたい
・等しく限られた時間の中で、人と人がどうしようもなく影響しあうという残酷さと完璧さ
・人生の中で失われたものを見れば「たけくらべ」は悲しい。しかしその悲しさがあまりにあざやかであるためにこれは胸が折れるほどに美しい。この物語は生きながらにして見る夢そのものである
・見上げれば明日も生きていけるような、そんなものを作れたら。一生をかけてやってみたい
2023年4月2日に日本でレビュー済み
決して押しつけがましくない軽やかな語り口ながら、生きることの不思議さを巧みに言葉にしているエッセイ集です。
一つ一つの文章が短いので、気軽に楽しめます。
個人的には、「ぐうぜん、うたがう、読書のススメ」がおすすめで、数ある読書論の中でも、屈指の傑作だと思います。
作者の文章が苦手な方でも、この文章だけは我慢して読んでみてください。
きっと、新たな発見があるはずです。
一つ一つの文章が短いので、気軽に楽しめます。
個人的には、「ぐうぜん、うたがう、読書のススメ」がおすすめで、数ある読書論の中でも、屈指の傑作だと思います。
作者の文章が苦手な方でも、この文章だけは我慢して読んでみてください。
きっと、新たな発見があるはずです。
2010年1月8日に日本でレビュー済み
この人の、ストーリーの締め方、語尾が最高にいい。センスいい。
1つのセンテンスは、場合によってはとても長々と書いて、途中意味がわからなくものも中にはあるのですが、
でも終わりは、なんとも歌いだしたくなるような、そんなスッキリとした文章で締める方。
1つのセンテンスは、場合によってはとても長々と書いて、途中意味がわからなくものも中にはあるのですが、
でも終わりは、なんとも歌いだしたくなるような、そんなスッキリとした文章で締める方。
2022年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小説やエッセイのレビューを見る人は、もうその作家さんのことをある程度知っていて興味を持っている人なのだろうから、改めて紹介する必要はないとは思うのですが、川上未映子さんは作家デビューの前に歌手としてデビューしていた経歴を持つ異色の作家さんで、2008年に「乳と卵」で芥川賞を受賞されています。一見すると整って冷たそうにも見える美人顔なので、硬派な文章を書く印象がありますが、出身の大阪の庶民的な感覚でとても読みやすく、楽しく、でも、彼女にしか書けない独特の表現力でエッセイを書いておられます。私は男性なので、女性が考える部分で「わかるー」とは言えない部分があるのはありますが、本質的に人間が感じるおかしみをある意味赤裸々に書いていらっしゃるので好感が持てます。
この本の内容ではないので何なのですが、ある時電車に乗っていて、前に座っていた学生さんが「俺は川上未映子だけは認めないと」目の前で高らかに宣言され、身バレしないよう焦ったなんてことを書いています。ちょっと元気がないとき読むといいです。お勧めです。
この本の内容ではないので何なのですが、ある時電車に乗っていて、前に座っていた学生さんが「俺は川上未映子だけは認めないと」目の前で高らかに宣言され、身バレしないよう焦ったなんてことを書いています。ちょっと元気がないとき読むといいです。お勧めです。