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がん 生と死の謎に挑む 単行本 – 2010/12/17

4.4 5つ星のうち4.4 158個の評価

自らもがんの手術を受けた筆者が、がん研究の最前線を世界中で長期取材。がんの正体に迫り大反響を呼んだ番組を収録したDVD付き
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商品の説明

著者からのコメント

調べれば調べるほど、取材を重ねれば重ねるほど、がんとはそもそも何なのかといういちばん肝腎のところがこんなにもわかっていなかったのかと不思議に思うほど、われわれはまだがんという病気の正体を知らないのだということがかわってきました。

著者について

たちばな・たかし 1940年長崎県生まれ。64年東大仏文科卒業。同年、文藝春秋入社。66年退社し、67年に東大哲学科に学士入学。在学中から評論活動に入る。74年の「田中角栄研究----その金脈と人脈」(「文藝春秋」11月号)は首相の犯罪をあばいて社会に大きな衝撃を与えた。人文、社会、科学など、その活動範囲は広い。2007年に膀胱がん手術。著書に『宇宙からの帰還』『脳死』『精神と物質』『サル学の現在』『巨悪VS言論』『臨死体験』『21世紀 知の挑戦』『天皇と東大』『小林・益川理論の証明』ほか多数。菊池寛賞、司馬遼太郎賞などを受賞。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 文藝春秋 (2010/12/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/12/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 290ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4163725709
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4163725703
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 158個の評価

著者について

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立花 隆
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1940年長崎県生まれ。64年東京大学仏文科卒業。(株)文藝春秋を経て東大哲学科に学士入学。74年「田中角栄研究」を「文藝春秋」誌上に発表。著書多数(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 ぼくらの頭脳の鍛え方  (ISBN-13: 978-4166607198 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近藤誠「抗がん剤は効かない」

医者の大御所「そんなことはみなさんすでに知っている」

知らないのは立花だけという笑い話
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月22日に日本でレビュー済み
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ガンとはどういう病気で、2007年時点での研究進展の説明だけではなく、立花隆氏が死を意識した時、何を思ったかという内面まで描かれており、死とどう向き合うか参考になった。

私は死ぬことが時折無性に怖くなるのだが、この本の中でも紹介されているガンで亡くなった物理学者の戸塚先生の死への恐怖に対するコメントが、まさに自分の思っている事に近かった。以下、抜粋。『「自己の死」が思い浮かんだら他の考えに強制的に変える。死は自分だけに来るのではない。すべての人間に来る。(中略)いずれ万物も死に絶えるのだから、恐れることはない」

人は皆死ぬし、宇宙スケールで考えたら、人間の死も宇宙の進化の中に組み込まれていると思えば、多少は死への準備ができるのだろうか。がんという病気は、生命の進化の中で遺伝子に組み込まれたものであり、ガンを克服することは困難だなと思った。だからこそ、どういう気持ちで向き合い、どういう選択をするかも重要だと思った。日本人の2人に1人が癌になり、3人に1人がガンで命を無くすからこそ特に。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年7月26日に日本でレビュー済み
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ips細胞がなかなか実用されないのは、がんの危険があるからだったのか。知らなかった。

本書は、がんの教科書として、とても誠実に作られています。

これを読むと、「〇〇を食べればがんが治る」的なインチキ理論に引っかからずに済むかもしれない。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年5月27日に日本でレビュー済み
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早速お送りいただきありがとうございました。とてもきれいでびっくりしました。感謝しています。
2013年8月16日に日本でレビュー済み
 2010年末に出た単行本との違いは、著者自身が「文庫本のためのまえがき」で断っている通り、NHKの特番を収録した付録のDVDが付いていない、ということのようだ。当時の放映またはオンデマンド、あるいはDVDそのもので映像とナレーション・インタビューを確かめながら、といったコラボを意識した編集ということかもしれない。ともあれ、この文庫だけを(特番の助けを借りずに)単体で読んでいった場合、著者の口語体の記述はいささかくどいだけでなく、NHK特番の取材・編集の内輪の苦労話・自慢話が前面に出過ぎているように思えた。

 また、がん治療・研究のリポートという角度からみると、記述内容は類書の中でも抜きん出て新しく、先鋭的、とまでは言えないように思う。著者自身の「自負」から離れていえば、文体のくどさと相まって、似たようなところをぐるぐる回っている感じ。近藤誠さんの「抗がん剤猛毒論(無益有害論)」を評価するなど、客観的で「医学界の主流の常識」にとらわれていない視点も随所にあり、著者自身の膀胱がんの発見と手術・治療をリポートした第2部「僕はがんを手術した」はさすがに臨場感に溢れていて読ませどころも多い。しかし、全体としては「がん研究の最先端を鳥瞰」しようとしたものとはいえ、抽象的・思弁的な箇所が多く、がんに関わるノンフィクションでは柳田邦男さんをはじめとする「虫瞰的」なリポート群の方が余程具体的でタメになるように思った。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年6月23日に日本でレビュー済み
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がんの根幹について米国にわたり、最先端の研究機関で研究を続ける専門家たちの発見した事実や意見を取り上げているのが、きわめて興味深い。

結果、最新鋭の米研究機関ですらがんの発生原因と対処方法についてはよく分かっていないということが分かった。

このDVDは、日本の医療は発展途上であり、当たり前のようにいわれる「早期発見+早期治療」と現行の「手術と抗癌剤」治療に大いに疑問を抱き、探究するきっかけを作ってくれた貴重な存在。

2021年4月他界された立花隆氏のご冥福を。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年7月8日に日本でレビュー済み
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NHKのドキュメンタリー番組を作成して一部しか放送されなかったから本書を執筆したとのことであるが、後半の自分の膀胱がんが見つかってから手術で切除するまでの記録は迫真力に満ちていて一気に読んだ。立花さんは自らの死に臨んでもそれを記録しようとしていたに違いない。つくづくその死が悼まれる。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年5月15日に日本でレビュー済み
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私は放射線科医です。
この本を読んだのは2017年。NHK放送されたのは2009年。
古いので、どうしようか散々迷ったあげくに購入しました。

内容は今でも通用します。随一違うのは、2016年にオプジーボなどの免疫治療薬がでていること。
オプジーボも最初はすごく期待されたのですが、有効なのは30%くらいであり、しかも効く癌の
種類が限られていることがわかってきました。副作用もあります。再発もあります。期待はでき
るでしょうが、夢の治療とまではいかないようです。

免疫治療を除くと、2009年頃と癌の発生メカニズムの解明、治療法はほとんど変化ありません。
あきれるばかりです。というか、老化がからんでいることがわかったので、そう簡単には治療は
できないでしょう。癌が目に見えるようになるまでには、10年や20年が経過しているので、
これをひっくり返すのは容易なことではありません。

また、細胞変異は人によって全く違うので、同じ名前の癌でも、経過や治療効果は全く違います。
素人の ”こうしたら治った” は、全く役にたたないと断言しています。それは、その人にとって
だけ正しかったということにすぎない、ということです。

癌を根治させることはできない。癌と共存すべし、というのは今でも通用する大切な言葉だと
思います。根治させようと、QOLを無視して頑張って、かえって命を短くしてしまう人は少な
くないのです。欧米と比較して、新しい薬が遅れている、というのが問題になっていますが、
実際は、体格に劣る日本人に欧米人と同じ治療をすると、ダメージが大きいことも知られて
います。立花さんは、新薬の早期採用には否定的です。

近藤理論(化学療法否定)についても、かなり述べられています。近藤先生が全く間違って
いるわけではないと述べています。このあたりは選択の問題と述べています。

繰り返しになりますが、2017年でも十分通用する本です。家族が癌になったら、ぜひお読み
になることをおすすめします。
103人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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