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着ればわかる! 単行本 – 2010/9/1
酒井 順子
(著)
CA、宝塚、自衛隊、十二単……着てみたやってみた全18着。エッセイの名手が面白おかしく解き明かす「着るもの」と人の深~いつながり
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2010/9/1
- ISBN-104163729607
- ISBN-13978-4163729602
登録情報
- 出版社 : 文藝春秋 (2010/9/1)
- 発売日 : 2010/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 219ページ
- ISBN-10 : 4163729607
- ISBN-13 : 978-4163729602
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,637,202位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 385,607位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の酒井順子氏は以前、著書の中で「オタク男は気持ち悪いので付き合えない」と、オタク男を嫌悪していた。しかし最近は自分自身の鉄道趣味や、コスプレ趣味を堂々と公開している。オタクそのものではないか。一体何なんでしょうか?他人(男)がオタク趣味だと気持ち悪いけど、自分がやるのはそうじゃないのか?だいたいオタク男の外見をけなせるほどのルックスか?オタク女にしか見えないが。衣装とその必然性についての考察など、内容は面白いです。ただし、色々なコスプレ姿の写真が載せてある中、ビーチバレーの水着姿だけ載せてない点で、覚悟が中途半端なので、減点して3点。
2014年6月18日に日本でレビュー済み
「オール読物」連載で、色々な制服を着てみるという酒井氏らしい試みの記述です。制服といっても女子高のセーラー服・スチュワーデス・陸上自衛隊・バスガイドという「純正」なものから、タカラジェンヌ・ディスコファッション・キャバクラ嬢。永ちゃんファンというような「それらしき」とでも表現できる軟らかいものまで、多様にチャレンジしているのが愉快です。
しかし、単に話を制服とその着方等に範囲が狭くなったものは、著者の描写と単なる感想に終わってしまい退屈です。そこに微妙に「職業をからめての人間観察」と「からかうようなユーモアと自己卑下」が挿入された場合、本当にこの著者はうまい!(その最高作が「負け犬の遠吠え」でした。)
スチュワーデス・自衛隊・バスガイド・永ちゃんファンは特に愉快でしたが、著者の他の作品にも多くあるように、退屈なものも多かったように感じます。少し乱作気味なのではと心配です。
しかし、単に話を制服とその着方等に範囲が狭くなったものは、著者の描写と単なる感想に終わってしまい退屈です。そこに微妙に「職業をからめての人間観察」と「からかうようなユーモアと自己卑下」が挿入された場合、本当にこの著者はうまい!(その最高作が「負け犬の遠吠え」でした。)
スチュワーデス・自衛隊・バスガイド・永ちゃんファンは特に愉快でしたが、著者の他の作品にも多くあるように、退屈なものも多かったように感じます。少し乱作気味なのではと心配です。
2010年12月26日に日本でレビュー済み
変装するだけでなく、可能な限り実際にそのかっこうで実践してみるというチャレンジ企画。
例えば、「青森ねぶた」なら跳ね人のかっこうで祭りに参加、「ゴスロリ」では黒装束のまま街を歩くなど、
かなり面白そうなことをやって遊んでます。
着てみたコスチュームは次のとおり。
セーラー服/タカラジェンヌ/茶摘娘/スチュワーデス/カウガール/ディスコファッション
陸上自衛隊/青森ねぶた祭り/ビーチバレー/キャッツ/バスガイド/キャバクラ嬢
養蜂家/ゴスロリ/合唱団/巫女/永ちゃんファン/十二単
キャバ譲、タカラジェンヌなどは化粧により「原型」を全く留めないほどの「仕上がり」で、
メイク技術の奥義を見た気がします。(巻末に写真あり)
着ただけでキャーキャー言って終わりというだけでなく、そのコスチュームへの考察、
着てみて初めてわかったこと(十二単などは思わず「なるほど!」と膝を打ちました)を、
短いながらも書き添えている点が良いと思います。
文章が平易で、あっと言う間に読めます。
森伸之氏のかわいいイラストも楽しめます。
例えば、「青森ねぶた」なら跳ね人のかっこうで祭りに参加、「ゴスロリ」では黒装束のまま街を歩くなど、
かなり面白そうなことをやって遊んでます。
着てみたコスチュームは次のとおり。
セーラー服/タカラジェンヌ/茶摘娘/スチュワーデス/カウガール/ディスコファッション
陸上自衛隊/青森ねぶた祭り/ビーチバレー/キャッツ/バスガイド/キャバクラ嬢
養蜂家/ゴスロリ/合唱団/巫女/永ちゃんファン/十二単
キャバ譲、タカラジェンヌなどは化粧により「原型」を全く留めないほどの「仕上がり」で、
メイク技術の奥義を見た気がします。(巻末に写真あり)
着ただけでキャーキャー言って終わりというだけでなく、そのコスチュームへの考察、
着てみて初めてわかったこと(十二単などは思わず「なるほど!」と膝を打ちました)を、
短いながらも書き添えている点が良いと思います。
文章が平易で、あっと言う間に読めます。
森伸之氏のかわいいイラストも楽しめます。
2011年11月26日に日本でレビュー済み
酒井さんの趣味と実益を満たした(笑)、コスプレ体験記をまとめた一冊(これをオール読物で連載していた)。
コスプレとまでは行かなくても「この制服を着てみたい」という、或る種の変身願望は多くの方がお持ちでしょう。
それを「あなた(読者)に成り代わってやってきましたよ」感が詰まっています。タイトルが示す通り「*1)着れば
わかる」ことも多々あります。それを何時ものように啓蒙洒脱な筆遣いで記しているので、かる〜く読めます。
気分転換にも良いでしょう。
雑学のネタ元にも使えますし、変身願望の代償行為としても読める一冊です。
*1)例:キャビンアテンダントの制服は見た目よりずっと動きやすい、ビーチバレー用の水着はルールが細かい
ゴスの持つストイックさ等々…
コスプレとまでは行かなくても「この制服を着てみたい」という、或る種の変身願望は多くの方がお持ちでしょう。
それを「あなた(読者)に成り代わってやってきましたよ」感が詰まっています。タイトルが示す通り「*1)着れば
わかる」ことも多々あります。それを何時ものように啓蒙洒脱な筆遣いで記しているので、かる〜く読めます。
気分転換にも良いでしょう。
雑学のネタ元にも使えますし、変身願望の代償行為としても読める一冊です。
*1)例:キャビンアテンダントの制服は見た目よりずっと動きやすい、ビーチバレー用の水着はルールが細かい
ゴスの持つストイックさ等々…
2010年9月13日に日本でレビュー済み
酒井順子さんに制服願望があるとは思いませんでした。
ご本人はコスプレではなく扮装体験エッセイだとおっしゃってますが、セーラー服・ゴスロリ・キャバ嬢・スチュワーデス(CA)・・・コスプレじゃん!!
そこはただのコスプレ体験記ではなく酒井さんらしいウィットの効いたエッセイが楽しめます。
40代女性数人セーラー服を着てお互い誉めあっている姿を想像すると引いてしまう部分もありますが、変身願望は誰にもあるもの。
セーラー服や宝塚の男役衣装を着る勇気はなくとも体験記を読んでクスクスと笑うのはいかがでしょう?
本当に着ましたと巻末に白黒の小さな写真も載っています。
ご本人はコスプレではなく扮装体験エッセイだとおっしゃってますが、セーラー服・ゴスロリ・キャバ嬢・スチュワーデス(CA)・・・コスプレじゃん!!
そこはただのコスプレ体験記ではなく酒井さんらしいウィットの効いたエッセイが楽しめます。
40代女性数人セーラー服を着てお互い誉めあっている姿を想像すると引いてしまう部分もありますが、変身願望は誰にもあるもの。
セーラー服や宝塚の男役衣装を着る勇気はなくとも体験記を読んでクスクスと笑うのはいかがでしょう?
本当に着ましたと巻末に白黒の小さな写真も載っています。